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インド国内線移動の話し

你好

出張でデリーに行くための飛行機の中でこの記事を書いています。

混雑が嫌だったので搭乗案内開始後少し遅めに搭乗。
私は3列席の通路側。
私が自分の席に着いた時には既に窓側と中央のシートは座られていました。
私もそそくさと席に着きシートベルトを締めました。
そこで気づいたのですが、隣の方との間にある肘おきが上げられていました。
隣との仕切りがないのは落ち着かないですし、シンプルに肘おきを使いたかったので隣のインド人おじさんに「肘おき使っていい?」と聞きました。
すんなり「どうぞ」と返事をくれたのでパタッと肘おきを下ろした瞬間、おじさんの肘が肘おきにドンッ。
「ん???私が使いたくて下ろしたのに秒で占領された…」
さぁ始まりました、インド国内線肘おき争奪戦。
おじさんが右手で座席前にある雑誌に手を伸ばした隙を見て、私の左肘で瞬時に肘おきを確保。
しかし、インドおじも負けません。
雑誌をパサッと広げた勢いを使って私の肘を肘おきから滑り落としました。
「…クッ…こいつ…楽しませてくれるじゃねぇか…」
こうなったら駆け引きは不要。
フィジカルの強さが勝敗を分けます。
腹筋に力を入れ、足を踏ん張り、でもさり気なく押し返していきます。
………
動かない。全く動かない。
動かざるごと山の如し。ヒマラヤの如し。
「こいつ…化け物フィジカル…」
肘の消耗も考え、ここは一時退却。
その瞬間、インドおじは股を広げ、膝が私の領空、いや領膝に侵入してきました。
私も瞬時に左膝をスクランブル発進させるも時既に遅し。
化け物フィジカルインドおじによる侵略に耐えられず、私の身体は完全に通路側へ追いやられました。
完全に敗北です。
残りフライト1.5時間をエコノミーシートの2/3で過ごすことが決まりました。

これから先、もしインド国内線に乗ることがありましたら肘おきにご注意ください。
一度許すと容赦なく占領されます。
経済的に余裕があればビジネスクラスをお勧めします。

さて、機内食カレー食べて頑張るか。

またね。

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