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簡易企業分析(株式会社Re-al)

【目次】
1,対象企業、事業内容など
2,簡易知財分析
3,アート思考/デザイン思考

1,対象企業
株式会社Re-al

(事業内容)
力触覚技術を活用したロボティクス事業

(注目製品)
『TeleAngler』
海や渓流での「釣り」を、現場から離れた遠隔地からでも、そして仮想空間からでも、臨場感を感じながら体験できるシステム

2,簡易知財分析
(特許)
①ハプティクス+釣り=22件
ハプティクスで検索したことで「振動」関連が上位に表示され、またそのようなデータの処理し、動かすための「インターフェース装置」も表示されている

②株式会社Re-al=1件(※学校法人慶應義塾大学との共同出願)
「詳細な説明」(特願2020-511040)を見ると、アバター等は視聴覚技術に特化していることから、更に「振動」を加えて疑似体験の感度を高めるべく発明であることがわかる

(商標)
TeleAngler=2件
指定商品が重複しているが、2件目は商品が減少している。おそらく、収益性が高い場所に限定したと思われる。

(考察)
現在、コロナの終息が見えない中、旅行代理店がzoomなどを用いて「疑似旅行」を実施しているが、「疑似体験」関連技術を衣服に結集した技術が生まれたり、メタバースの組み合わせることで、手触りなどもっとクリアな「疑似体験」が出来ると予想される

3,アート思考/デザイン思考
両思考の要素が窺える
「デザイン」とはユーザーの深層課題を解決する関係性構築ツールである。
「アート」とは、技術を用いた表現/社会的問い/コミュニティ(世界観)の構築、である
ユーザーの「自然と触れ合う」「ストレス解消」を解決すると共に、そのような釣り好きな人の仮想コミュニティにあたると考えられるためである

以上

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