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glance:ファースト(知事)ペンギン(5月21日分)

おはよう、毛布が再登場したよ。

◽️筋道
緊急事態宣言が残すところ首都圏と北海道になり、知事とその決断や能力が注目された数ヶ月だった。
 
◽️何が起きた?
今回のパンデミックにおいて、緊急事態宣言の発令前後で各都道府県知事によるそれぞれの決断に違いがあり、特色や方針の違いが出た数か月であった。
 
◽️例えば?

緊急事態宣言の自粛詳細判断は知事に権限があったので、まず自粛内容に
都道府県によって違いがでた。また、特に目立つのは先んじて独自の緊急事態宣言を出した北海道の鈴木直道知事ではないだろうか。43都道府県のうち、一番最初にいくつかの大きな独自判断をした「ファーストペンギン」になり、知事権限が強いことの再認識や小学校の開始延期の是非などに影響を与えた。
 
◽️それは良かったのか?
早く独自であれば自動的に良い判断という訳ではないが、その後の感染拡大を見るに、早急な判断は必要なものだったと感じる。
 
◽️でも北海道はまだ緊急事態宣言中では

その通り。2月下旬に東京よりも累計感染者数が多くなった際に自粛宣言をかけたが、他国がロックダウンを解除し、今まさに第二波に襲われているのと同様、北海道にも第二波が到来した。独自宣言は、解除が早かったかもしれない。
 
◾️glance:知事というもの
出身地の知事、大都市の知事でさえ、あまり個人の功績、方針や活動、名前は知られていない(43人もいるし)。今回、知事の判断が我々の生活に直結するイメージが強くなり、関心が高まり、施策の違いへの注目や、次回知事選の投票率の上昇を期待したい。

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