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6月のグラグリッド〜さあ、大海原へ出発だ!〜

日本全国が続々と梅雨入りになり、晴れた日はすっかり夏日和。
日に日に夏の気配が近づいていますね。

4月から和田が復帰し、一段とパワーアップしたグラグリッドは、お問い合わせいただく内容の傾向が変わってきました。6月のグラグリッドではこれから始まる活動について触れて行きたいと思います!

6月のお仕事紹介

・はたらきかたに関する研究会 人事戦略に関する研究会のテーブルファシリテーションおよびグラフィックレコーディング
・大手家電メーカー様 未来洞察 社会変化仮説のビジュアライズ
・化学品の製造・販売会社様 企業のブランディングジャーニーのグラフィックデザイン
・新宿区立落合第六小学校 様 教員向けグラレコの技術を使って、ノートを変え、学びを変えるWS
・LINE 様 ニュース用グラフィックデザイン(動画制作)
・福島県浪江町 様 町のイメージアップに向けたポスターデザイン

大きな変化を前提に、ビジョンを描いて、事業を動かす

4月以降、グラグリッドにお問い合わせいただく内容に変化が起きていました。
社会で大きな変化があることを前提に、ビジョンを考えて、事業を動かしていこうという動きが活発になってきたのです。

例えば、以下のようなお問い合わせ

社会が大きく変わる今だからこそ、自分たちの企業のビジョンがどうあるべきかを一緒に考えてもらいたい
・企業のこれからの歩みを社員に知ってほしい。効果的に進めるにはどうしたらいい?
想定してなかった未来を捉えて、自分たちが何をしていくかを考えたい。それも、オンラインでメンバーを巻き込むには…?

コロナ禍から1年以上経ち、働き方や生活が大きく変化したことで、「思ってもいなかった、非連続な未来が起こり得る」という共通認識が社会の中で共有されつつあるのかもしれません。
企業のビジョンを描いたり、未来洞察を活用してといったこれからの企業を考えるための活動が活発的になってきたように感じています。

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(例:大手家電メーカー様のプロジェクトでは、想定外の未来を描いて、そこから事業へのインスピレーションを得ようとするプロジェクトが行われています)

わたしたちは一緒に探索し、つくりながら調整しまた探索する、伴走するデザインで皆さんと未来を描いていきます。
お困りのことがありましたら、ぜひお声がけください。

新宿区立 落合第六小学校 4年目の挑戦が始まります

2018年から始まった、落合第六小学校での「おえかきシンキング」授業。
昨年は、学び方や考え方を子どもたち自ら発明しちゃう「ノート学」へと、取り組みが飛躍していきました。

4年目となる今年は、子どもたちの想像力・思考力を育むために、グラレコを活用し教育現場で継続できる土壌づくりを目指します!

具体的に取り組むのは、下記の3つです。

1.先生方が子どもたちと一緒にグラレコにチャレンジし、活用できる環境づくり
2.板書からの解放を促し、学び方や考え方を発明する「ノート学」の実施
3.子どもたちが互いのノートを見ながら学びあえる「ノートグランプリ」の実施

一歩目となる環境づくりでは、グラレコをやってみて良さを発見、効果を納得し、適切な場で取り入れる方法を知ることからはじめました。

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3秒で描けるアイコンや、かんたんな人の描き方、4つのビジュアル思考の型など体験しながら、これからどのように学びやノートを変えてゆくかを導入のきっかけを掴んでいきました。

体験後のディスカッションでは気づきや、学年ごとの効果的な活用の仕方など発見が!

・低学年の子どもたちにも3秒で描けるアイコンを活用すると、内容に注目してくれたり、興味をもって授業に取り組んだりくれそう!
絵を活用した考え方の型があると、子どもたちも取り組みやすくなりそう!
・低学年は型を使って考えるのは難しい。学年によって使い分ける必要がありそうだ

今年度は、先生方に伴走しながら子どもたちの学びやノートを変える実践的な授業づくりにも挑戦していきます。
どうぞよろしくお願いいたします!

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「遠野物語」の地で世界観の体験デザインを目指す
遠野市3施設コンセプト再設計のプロジェクト事例を公開

岩手県遠野市にある観光施設(伝承園、ふるさと村、水光園)のコンセプト再設計プロジェクトの事例を公開しました。

3施設すべてに曲り家(まがりや:母屋と馬屋が一体となったL字型の住宅)があり、どの施設も曲り家を売りにしてしまうという課題を抱えていました。
このプロジェクトでは、フィールドワークを通して各施設の魅力、資源を探し、隠れていた特徴を際立たせていきました。

遠野物語の地となった、自然豊かな遠野市3施設の新たなコンセプトをご覧ください。

様々な実践者による事例を紹介する書籍
「描いて場をつくる」に寄稿しました

「描いて場をつくる」様々な実践者による生きた事例を紹介する書籍、「描いて場をつくるグラフィック・レコーディング: 2人から100人までの対話実践(学芸出版社)」が7月7日に発売されます。
グラグリッドから、三澤・和田による事業構想の現場での可視化の事例を紹介しております。チェックしてみてくださいね!

描いて場をつくるグラフィック・レコーディング: 2人から100人までの対話実践
有廣悠乃 編著 学芸出版社

2021年も半分を過ぎようとしています。
これから夏に向けてたくさん楽しいことが待っていると思うとワクワクしますね!みなさん、また来月お会いしましょう〜!

(小野)

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