見出し画像

【結婚相談所の人こそ見てほしい】婚活戦士はなぜお見合いを断るのか


結婚相談所に一番言われること

結婚相談所で活動してしている男女問わず、結婚相談所から一番言われる
台詞だと思います
「高望みせず、同世代や年上にお見合い希望しましょう」
「申し込まれてるお見合いはもっとうけましょう」
「お見合いしてみたら、素敵な人で好きになるかもしれませんよ」
多くの婚活戦士(私含む)はきっとこう思っています。
「わかってるわ!だが断る!」
そして今日も来るお見合い申し込みの約9割をお断りし、
自分からの申し込みは約9割却下される。
そんな婚活を今日も続けているわけです。
(ちなみにお見合い成立確立はマジで低くて6%ぐらいです)

なぜこんな不毛な戦いを続けているのか?
それは現代のお見合いのシステムに問題があります。

そもそも現代のお見合いってなんぞや

多くの人が浮かべる「お見合い」はどういうものでしょうか?
なんかどっかのオバチャンが仲人として色々動いて、オバチャン
ネットワークから未婚の男女を探して、どっかの料亭みたいな場所で
お見合いして「あとは若い人だけで~」とか言っちゃうのを思い浮かべるかもしれません。
現代のお見合いはそんなシステム全くありません!
いや、あるのかもしれませんが、最低でも私は見たこともやってるのを聞いたこともありません。

では、どんなシステムなのか?
一言でいえばマッチングアプリと同じです。
1、アプリから、お見合いをしたい異性を検索し、お見合い申し込みをする
2、一定期間内にOKを貰えれば日程調整してお見合い日を決める
3、お見合い場所(ホテルのカフェ)で1時間お見合い(おしゃべり)
4、お互いが仮交際を希望すれば仮交際開始
メッセージやり取りの有無を除けばマジでマッチングアプリですね、これ。

アラフォーのオッサンのお見合い申込み、申込まれ状況

システムがわかったところで、次に気になるのはどれぐらいお見合いがくるのか?お見合いができるのか?ですよね。
お見合いができなきゃ婚活のスタートラインにも立てない状態ですからね。

上記によると、だいたいアラフォー男性で平均9人、女性で11人といったところでしょうか?
この数は本当か?と言われると一般平均アラフォー婚活男性の私が断言します。
「入会直後は平均以上、一定期間後でも中央値ぐらいは来る!」
ありがたい話でこんなオッサンにも入会月は30人ぐらい、それ以降も月4人ぐらいは申し込みがあります。
ですが、申込みの8~9割はお断りしています。
断り理由の8割は年齢です。
自分の年齢以上の人は受けたことは1度もありません。
残り2割は趣味が違いすぎる、住んでる場所が距離が遠すぎる、
流石に写真が…といった感じですかね。
はい、結婚相談所の職員の声が聞こえそうですね
「お見合いしてみたら、素敵な人で好きになるかもしれませんよ」
言ってることはごもっともです。恋愛はスペックじゃありませんからね。
そして私はこう答えます。
「だが断る」

なぜ人はお見合いを断るのか

どうして人はここまでお見合いを断り続けるのか。
理由は簡単です。
「お見合いは金銭、肉体、精神のダメージがでかすぎる」
順番に見ていきましょう

結婚相談所のお見合いは鉄の掟があります。
「ホテルのドリンク代は全て男性が払う」
はい出ました!男女差別の権化、結婚相談所がやりそうなルールです。
それの反論の多くが
「女性は準備にお金も時間もかかるんだ、だから男が払え」
といった内容です。これは実際問題そうだと思うので、異論はありません。
ですが、だからこそ男女ともに自分が納得できないスペックのお見合いは受けないのです。だってそんな人にお金払うのいやじゃないですか?

そしてお見合いは当たり前ですがほとんどの場合お互いがお休みの日に実施します。
ここで思い出してください。結婚相談所で活動する婚活戦士は
社会で平均以上の成功している人がほとんどです。
ぶっちゃけ仕事が忙しい!だからこそ休みは自分の趣味でストレス発散
したり、ゆっくり寝たりしたいのです。
それを我慢してお見合いするの、思っている以上にしんどいのです。

そして精神的にもしんどいです。というかこれが一番大きいです
・初対面と1時間しゃべらないといけない
・初対面の人を選別しないといけない
・初対面の人に気に入られようと接待しないといけない
・周りの目を感じる
このあたりですね。
上3つはいうまでもないですが、最後のも地味にけっこーしんどいです。
婚活してない人は、一度土日にホテルのカフェに言ってみてください。
30代以上の男女が正装でなんかやってます。
外から見てるとマジで滑稽です。

やってる側はマジで精神的にかなりきます。
隣でホテルに泊まっている家族やカップルを横目に、俺はなんでこんなこと
してんだよ…って気持ちになったのは複数回あります。
これに追及してくれている結婚相談所のWebサイトは今のところ、
私は1度も見たことがありません。

お見合いという行動は上記の通り肉体精神金銭全てに負担が大きすぎるのです。だからこそ、無駄なお見合いはしたくない。
そして今日も婚活戦士は結婚相談所を無視してお見合いを申し込み、申込まれを断り続けていきます。
結婚相談所がこんなクソシステムを強制しておきながら、よう
「お見合いしてみたら、素敵な人で好きになるかもしれませんよ」
なんてほざけるよな、と思います。

【余談】成婚までお見合いは何回しないといけないのか

ここの数字を参考にしてみましょう。
お見合い→仮交際が約35%、仮交際→本交際が約10%、本交際→成婚が約50%
以上を踏まえるとお見合い→成婚は約1.8%。
期待値で言えばお見合い回数は56回必要です。
お見合いを厳選しがちなこのシステムでさえ、この数字です。
マジで婚活という戦場は地獄ですね。
なお、申込み→成婚は約0.1%。つまり期待値は1000人です。
ますます絶望的ですね。
ただ、この理屈を知っていれば結婚相談所という戦場で戦う場合、
どこの結婚相談所に所属すべきかで大きなアドバンテージを
得ることができます。
そのあたりの話はいつかやれたらやります。

【さらに余談】お見合いお断りのダメージ

お見合いなので、当然こちらはOKだけど相手側はNGだった、
ということはよくあることです。
これが自分が納得しているスペックの相手なら納得できるんですよね。
もっと選ばれれるような自分磨きしなきゃね、とすら思える。
これが妥協した人に断られた場合、これがマジで大ダメージ!
「自分、こんなスペックにも断られるのか…(鬱)」
これを体感した人はますますお見合いのハードルを高くするか、そもそも婚活をやめることを考えるかのどちらかだと思います。
というか前者は私です。

結論

結婚相談所がシステム変更しない限り、これ以上は無理じゃね?
お見合いそのものの負担をどうにか減らすか、それがダメでもせてめ
受ける側の負担を減らさないとどうにもならんと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?