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「Gekkeikan Studio no.1.1」 進化のポイント

Gekkeikan Studioの研究開発担当です。
皆様の声を受けて、「Gekkeikan Studio no.1」の改良版として開発した、「Gekkeikan Studio no.1.1」。7月の発売から、早速たくさんの方に手に取っていただいており、うれしい限りです!
noteをお読みの皆様もすでにお楽しみいただけましたでしょうか。まだの方は、よりリッチになった果肉感と、パワーアップしたメロンの香りをぜひ、体験してみてください。
さて、今回は、「no.1」から「no.1.1」への進化のポイントについてお話しします。

①にごり成分アップで、果肉感を再現

アッサンブラージュという、異なる清酒を組み合わせて新しい味わいを作る手法でメロンの果肉感を再現しているのですが、このバランスが難しいんです!にごり酒が多いとメロンの風味を感じにくく、逆ににごり酒が少ないと、テクスチャが物足りなくなります。最適な割合を見つけ出すまでに検討を重ねた結果、メロンの果肉が口の中でジュワっと広がるような感覚がアップしたテイストを作ることができました。

② 味わいをスッキリと

甘味があることによって、メロンのジューシーなテイストを表現しています。評価してくださったお客様も多かった一方、「甘味が強すぎる」とのご意見もいただきました。飲料としてのバランスを考え、先味の甘味は残しつつ、余韻はスッキリしたテイストになるよう設計しました。

③ メロンの香りアップ

仕込み方法の改良により、好評だったメロンの香りがさらにアップしました!通常の酵母と比べ、発酵にクセがあります。初めは醸造担当の方も「この酵母は扱いが難しい」とおっしゃっていましたが、今回は酵母の特徴を掴み、うまく発酵をコントロールすることで、たくさんの香りを生み出すことができました。

「no.1」のアンケートでは、甘味が強めなこともあり、食前酒によかったとのご意見が多かったです。パワーアップした「no.1.1」は甘味が抑えられたことによって、食中酒としてもご活用いただけると感じています。
ぜひ、いろいろな食事と合わせてみてください。

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