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月桂冠大倉記念館での対面試飲リポート

Gekkeikan Studioの研究開発担当です。
今回は京都・伏見にある「月桂冠大倉記念館」にて行った、対面試飲の様子をリポートします。

月桂冠大倉記念館では、およそ10種類の中からお好きなお酒を選んで試飲することができます。
「Gekkeikan Studio no.1」もその中のひとつに入っています。
本プロジェクトのコンセプトは、リアルタイムにお客様の声を商品開発に取り込んでいくこと。
月桂冠大倉記念館での試飲は、お客様の生の声を聞く絶好の機会!ということで、「Gekkeikan Studio no.1」の開発に関わった研究員も参加してきました。

▼月桂冠 大倉記念館

お客様の声

商品の説明に“メロンのような味わい”と書いてあったので、「メロンの果汁か香料を入れているの?」と質問されるお客様が多くいらっしゃいました。
日本酒業界の研究者にとっては、お米と水だけを原料に味や香りを出すことが常識、という先入観がありましたが(注)、お客様にとっての認識はまた違うものだと実感することができました。
「メロンのような香りを生む酵母を新しく育てました。酵母の働きで、お米からフルーツのようなアロマが出てくるんですよ。」と説明すると、とても驚いて頂けました。
(注釈:法律上、果汁や香料は日本酒の原料として使うことができません。)

また、日本酒通のお客様からは、「料理と合わせて飲みたいけど、難しいタイプのお酒かな?」というご意見も頂きました。
日本酒には和食というイメージが一般的かと思いますが、「Gekkeikan Studio no.1」はジューシーな味わいが、洋食やスイーツとも合わせやすいことをフードペアリング試験で確認しています。

▼フードペアリング試験の様子

そうお伝えすると、家で試してみたい、とご購入頂くこともありました。
お客様に満足して頂くことができ、試飲に立ち会って良かったと感じた瞬間です。

●記念館試飲 (1)

次の商品開発に向けて

普段は研究員がお客様に直接お会いする機会は多くありません。
今回、商品へのコメントをたくさん頂けてとても嬉しく刺激的でした。
初めは少し緊張しながらのサーブとなり、こぼさない様に注意して注ぐと手がプルプルふるえました。
慣れてくると、お客様の表情を見ながら雑談的にお話しを伺うこともできました。
上で紹介した内容はごく一部で、他にも色々なご意見を頂戴できましたので、第二弾以降の商品に反映できるよう開発を進めてまいります。
月桂冠大倉記念館での「Gekkeikan Studio no.1」の試飲はまだまだ続けておりますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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