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【日本ゴリラ化計画】名古屋編2024秋①東山動植物園は秋まつり


私たちがゴリラから学ばねばならぬことは無数にある。学ぼう、ゴリラから。


この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースな
ゴリラの国にするために立ち上げた野望―――
それが「日本ゴリラ化計画」。


日本ゴリラ化計画の具現化に向け、日本に住む20人のゴリラ(G20)との面会を果たしたい―――。

前回、愛知県犬山市にある日本モンキーセンターを訪れ、日本ゴリラ界の社長ともいうべき、タロウさんと初対面。
憧れのタロウさんと念願の面会を果たし、興奮冷めやらぬ日本ゴリラ化計画実行委員・え。その勢いで一気に浜松に向かいたいところだが、名古屋に来たからにはあのファミリーに会わぬわけにはいかない。

というわけで、今回は日本ゴリラ化計画・名古屋編2024秋である。



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イルミネーション輝く名古屋駅前


犬山から名古屋に戻って一泊。
泊まるのは5月に名古屋に来た時と同じホテル。

私はホテルにひとりで泊まるのが大好きだ。

日常から離れ、ホテルの部屋で自由な自分の時間を持てるのは、とてもいい気分転換になる。
このホテル、リーズナブルなビジネスホテルなのだが、大浴場があり、サウナ、ジェットバスもある。歩き回った一日の終わりに大浴場でゆったりお湯につかれば、みるみる疲れが取れていく。そして漫画読み放題、新聞も無料、マッサージ器も無料で使えるという、至れり尽くせりのサービス。
朝食はパン、ドリンク、スープ、ヨーグルト、ゆで卵が食べ放題。品数は少ないが、パンとスープがとてもおいしいし、コーヒーも飲める。私にはベストな朝食だ。さらに、名古屋駅まで送迎ありとくれば、もう迷わずリピートしたくなるホテルなのだ。

しかし、ひとつだけ気になることがあった。
5月にこのホテルを予約した時のこと。
いいホテルだなと思い予約した後、ホテル名を検索しようとすると、候補の一番最初に「〇〇〇ホテル 幽霊」の文字が。

これはちょっと気味が悪い……。

あわてていろいろ調べてみるも、具体的にこのホテルに幽霊が出るという話は何もない。
自分は霊感的なものはゼロの人間で、もちろん今まで幽霊を見たことなど一度もない(UFOはある)。だ、大丈夫さ、私が幽霊見るわけないじゃん、と言い聞かせて名古屋に向かったわけだ。

少しビクビクしたけれども、結果、幽霊は現れなかった。
名古屋の同業ライバルホテルが妨害工作をしているのかもしれない。

私はこれからも名古屋に泊まる時はこのホテルを選ぶだろう。


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翌日。

がんばって早起きして開園時間10分前の東山動植物園に到着。
もうチケット売り場と門の前に列ができている。
東山動植物園は全国有数の人気動植物園だなあと来るたびに思う。


東山動植物園は秋まつり真っ最中。
コアラって来園40周年にもなるんだねぇ。


秋めいた景色が広がっています。
動物園の動物たち、今年の夏は暑くて大変だったよね。
乗り越えてくれてありがとう。


ゴリラ舎到着。まずはシャバーニファミリーおさらい。

シルバーバックゴリラのシャバーニと、ふたりの奥さんネネとアイ。
ネネの息子キヨマサと、アイの娘アニーの5人家族。


メインルームとサブルームの間にアニーがいました。
アニー、お久しぶり!


メインルームにはシャバーニとアイ。
シャバーニはアイのそばにいたそう。


アイ、ちょっと痩せたかな?
でも元気そうでよかった。


サブルームではキヨマサがゴロゴロ。
目の前で見られるサブルームで見学させてもらいます。


12歳、大人ゴリラへの仲間入りが近いキヨマサ。
思春期なのでね、どうしても股間に手がいっちゃうお年頃っていうかね。


キヨマサとアニーが遊び始めます。


空間を立体的に使い激しく遊ぶキヨアニ。
目の前で繰り広げられるゴリラのわっちゃわちゃは迫力満点です。


そんな二人に割って入るようにシャバーニが飛んできました。
「コラー、うちのアニーになにするー!」
(ピント消失)


「やべっ」シャバーニから逃げるように地下へ消えるキヨマサ。
思春期のキヨマサと父親シャバーニの間には
ちょっとした緊張感があります。


地下の非公開エリアには日本最高齢ゴリラのネネさんがいます。



シャバーニの奥さんであり、キヨマサとアイのお母さんでもあるネネは、現在非公開エリアで療養している。

私が5月にシャバーニファミリーに会いに来たとき、キヨマサにちょっかいかけられ、怒ってものすごい勢いで追いかけるネネを見て、まだまだ若いもんには負けてないなぁとニヤリとしたものだった。

ところが。
動画や東山動植物園公式のSNSなどでみた限りなのだが、9月初め、ネネは食欲がなくなり、足を引きずるようになった。若いゴリラからちょっかい出されることも増えてしまったようだ。
ネネは52歳の高齢ゴリラ。体調が悪そうなのはとても心配なのだ。
動揺は他のゴリラにも波及。ネネが群れから離れて療養するようになると、皆ごはんを食べなくなって痩せてしまった。

ゴリラの仲間を思う気持ちの強さにはいつも驚かされるし、その繊細さがとても心配でもある。

シャバーニファミリーは展示中止の期間を経て徐々に食欲も戻り、10/16よりネネ以外の4人の展示を再開。ネネは食欲に波はあるものの、動きは増えているとのこと。どうかゆっくりでいいから元気になって、また家族で暮らす姿が見られることを祈るばかりである。

ネネさん、次に名古屋に来たとき、きっときっとまた会いましょう!


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10:00、飼育員さんたちがゴリラのお部屋を掃除し始めたので、園内お散歩。


紅葉とスカイタワー


学校の部室のような飼育部屋の裏側。


サーバル。漢字だと「藪猫」。
優れた聴力で獲物に忍び寄り、大ジャンプでとびかかる!
かわいい顔ですが肉食なのです。


カリフォルニアアシカ。
北アメリカ大陸の西側沿岸に生息。
一頭のオスと多数のメスのハーレムを作るんですね。


このひれが足なんですね。
オスの体重はメスの2倍以上!
体格差がすごい。


だれもいない展示場。
ここは……前のゴリラ舎だよね。動画で観た覚えがあります。
キヨマサやアニーはここで生まれたんだね。


旧ゴリラ舎の横の壁にゴリラがいます。
顔が怖い笑


現在旧ゴリラ舎室内にいるのは……
7月に東山にやってきたコモドオオトカゲのタロウくんだ!


えらく混雑しています。
いました。コモドオオトカゲのタロウくんです。
とにかくでかーーーい!!ほぼ恐竜ですね。


世界最大にして最強のトカゲ、コモドオオトカゲ。
大きいだけでなく、毒を持っています。
毒注入されるのは怖いな~~~


コモドオオトカゲはインドネシアの島に住んでいるそうです。
野生では3500頭くらいしかおらず絶滅の危機にあります。


大きいけど、つぶらな瞳がかわいいですね。
あと爪がするどくてすごいな~~~
脱皮するときを見てみたいです。


カラフルな壁画があります。
あれ、上の方に……


まじかる☆タルるートくんじゃないですか!
ほうほう、江川達也さんは名古屋のご出身なんですね。


休憩。
イケメンシャバーニを眺めながらソフトクリームをいただきます。



続く。



#日本ゴリラ化計画