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ケープタウン旅行記 13期金子智美

こんにちは!13期の金子智美です!
今回は、2023/9/5~9/11に行ったケープタウン旅行の体験記を書いていきたいと思います…!

ケープタウン旅行を決めた理由

私は、大学2年生の履修登録時に、友人の勧めで溝辺先生の「世界の中のアフリカ」を受講を決め、これがこの旅の原点となりました。

講義の中で、アフリカはライオンキングの舞台のような「草原や砂漠が全土に広がっている」というイメージ、「暑い」「怖い」というイメージ、「全土が貧困で苦しんでいる」というイメージは一部のメディアから得た情報によって抱いた偏見であると気付きました。

自分の知らなかったアフリカの姿に興味を持ち、
いつか「自分の目」で見て体験したい…!
と思うようになりました。

しかし、なかなか勇気を出せずにいました。
その中で、大学3年時に1学年上の先輩がケープタウンに渡航している様子をInstagramで見て、背中を押され、「大学4年生最後の夏に念願を果たそう」と決意しました!


滞在したのは5日と短い時間ではありますが、
貴重な経験をこのNoteに残していきたいと思います…!!


移動日(9/5)

シンガポール経由で、シンガポール航空(SQ478)に搭乗し、ヨハネスブルグ・ケープタウンへと向かいました。搭乗時間は全部で21時間でした!!

ヨハネスブルグ付近の上空
機内スクリーンのマップでケープタウンが近くなったのを喜んで撮った写真

ケープタウンに近づくにつれて、どんな景色や街が広がっているのだろうとワクワク感が増してきたのを今でも覚えています!!

また、シンガポール航空の機内食はどれもとても美味しかったです!

豪華な機内食!食べるのに夢中で袖にケチャップが…

そして、、、、無事到着!!!!!

ちなみに、移動の中で一番辛かったのは
21時間の搭乗時間よりも、トランジットの17時~深夜の1時の耐久でした💦


1日目(9/6)V&A Waterfront散策

到着後、まず向かったのは「V&A Waterfront」です!

かつて交易の中間地点として栄えた港を再開発し、
複合型の商業施設に!

ホテルから歩いて約5分ほどの道のりを、緊張しながら歩きました。
信号の渡り方が難しかったり、初めは道に迷ったり、少し怖さがありましたが、警察官の方が所々に立っているため、安心して移動できました!!

無事、ウォーターフロントに着くと、観光客で賑わっていました!
私たちが訪れたのは次の3か所!

1.スーパー散策

焼きたてのパンやデリ、スイーツ、お菓子、ワインなどなど品ぞろえ豊富!

2.MUGG&BEAN

ほっと一息つこうと、ショッピングモールの内のカフェへ。

店頭の様子
(左)Caffe latte、(右奥)Caribbean Mocha

3.KARIBU(オーストリッチのステーキ)

渡航前にオーストリッチのステーキが有名であることを聞き、1日目の夜ご飯に。
臭みは全くなく、さっぱりして美味しかったです!

焼き加減も選べて、私たちはミディアムレアに

発見と事件

発見
港は音楽で溢れていて、見物している人も自由に参加できます。

重奏なコーラス隊
私も参戦してみました(笑)

事件
スーパーで水を12本買ったつもりが、、、

プシュッt全てキャップを開け終わったとき

炭酸水であることに気付き、炭酸抜き大会になりました…。


2日目(9/7)喜望峰・Boulders Beach

この旅でとても楽しみにしていた喜望峰。
世界史の資料集に乗っている地に自分が行くとは思ってもいませんでした…。
効率よく回れるように、この日は現地ツアーを利用しました。

ナミビア、ブラジル、フランス、イギリスから来た人たちと楽しみました!

1.喜望峰

念願の喜望峰!観光客が多く、順番に高速撮影
でも風がとても強かった(フィルムカメラで撮影)

2.最南端の地

喜望峰は最南端ではなく、こちらが本当の最南端の地
(フィルムカメラで撮影)

3.Boulders Beach

入り口の看板
野生のアフリカペンギンがたくさん!
柵に囲まれて保護されていました。

など、その他にもCamps Bay BeachやMuizenberg Beachにも立ち寄りました。
また、移動の車内では、アフリカの歴史について議論が交わされるときもあり、世界の各国に関する知識を身につけたり、意見を持つことの大切さも感じました。

夜ごはん:MAMA AFRICA(フフとシチュー)

この日の夜ご飯は、アフリカの家庭料理が楽しめることで有名なMAMA AFRCAへ。

Mama Africa Stew (beef)とAfrican fufu

シチューの塩味が少し強く、フフを付けて食べると丁度良かったです。
フフは、これまで食べたことなく、蒸しパンをとても凝縮したような食感でした。
現地の食べ物に挑戦することが、旅の楽しみのひとつであるので、達成できて嬉しかったです。


3日目(9/8)Table Mountain登り・市内散策

1.Table Moutain登り

街から見たTable Mountain

この日は、朝6:30に集合しTable Mountainに登りました。
ガイドさんとともに山頂を目指しました。

スタート地点でみた朝焼け

しかし!高尾山のように舗装された道をハイキングすると思っていたら全く違く。。。
鎖を掴んで上に登ったり、岩にかける手を間違えたり、足を踏み外したら、転落するのではないかというスリル満点な登山でした。

崖を手で支えながら登る様子
山頂付近の様子

約3時間の登山はとてもハードで、友人は途中で体調を崩したりもしました。
その過酷さを乗り越えて登頂についた時には、達成感とともに感動的な景色を見ることができました。
諦めず最後までやり遂げることの大切さを改めて感じた登山でした…。

2.市内散策

Bo-Kaap Museum

建物のカラフルな色は、奴隷から解放され自由を手に入れた喜びを表している

Greenmarket Square

街中の一画で開かれているマーケット
恐る恐る値段交渉をし、約半分の値段に!
お土産に買ったお皿!



4日目(9/9)Kirstenbosch National Botanical Garden・The Old Biscuit Mill

この日は、ホテルから車で約15分ほどの国立植物園へ。
総敷地面積は、東京ドーム約100個分の広さです。
ガイドマップをもらい忘れたため、目的地を自力で探しながらお散歩を楽しみました!

1.Kirstenbosch National Botanical Garden

これは、2013年に創立100周年を記念してつくられた空地歩行者通路!

2.The Old Biscuit Mill

入り口付近の様子

The Old Biscuit Millという週末限定の市場へ行きました。
その中で印象的な出会いがありました!

それは、アフリカ布を現代風にアレンジしているデザイナーさんとの出会いです。気さくに話しかけてくれ、アフリカ布をより身近に感じてもらうことを目標に活動しているとお聞きしました。

アレンジを加えて着れるようにデザインされている洋服

実際に、私はシュシュ3つを購入しました。
そして、別れ際にご厚意でシュシュを友人と1つずつ頂きました!



5日目(9/10)市内散策

最終日であるこの日に、ロベン島に行く予定でしたが、あいにくの雨であったため、予定を変更しました!
気になっていた喫茶店を訪れて、まったりと過ごしました。

1.Truth Coffee Roasting

店内の様子
Cafe Latte, (右奥)Caramel Cheese Cake, (右手前)Carrot Cake

店内はスチームパンクをテーマとしているそうで…
パイプが張り巡らされていたり、ソファはレザーであったり、
店員の方も店内の雰囲気に溶け込むようなユニフォームであったり、
全てにこだわりがあるカフェであると感じました。

ミルクの量や豆の種類を選択でき、自分の好みのコーヒーを注文できる!

私は、深煎りのLatteを注文しました!
スチームミルクの口当たりが柔らかく、コーヒーの香りも楽しめ、美味しく飲むことができました。
また、店員の方も優しく、注文するお菓子を迷っていた時にどのようなお菓子か詳しく教えてくださいました。
ケープタウンに行く際は、ぜひ訪れてみて欲しいカフェです…!!


ケープタウン旅行を経て…

一番印象的な風景

今回のケープタウンへの旅行を通して、感じたことや学んだことは沢山ありました。ここでは2点あげたいと思います!

1つ目は、「自分の目で見て、肌で感じる大切さ」です。
私は「世界の中のアフリカ」を受講して、自分の抱いていたアフリカへのイメージは一部のメディアから得た情報で形成されたものだと気付かされました。
ケープタウンの港町は、観光客で賑わっていたり、Starbucksやクリスピークリームドーナツをはじめ、日本でも人気なお店が多々あり、「ここは横浜?!」と感じる時もありました。
一方で、空港から港までのタクシーの移動中に、空港付近にはアパルト政権の名残りで、トタン屋根の掘っ立て小屋が集まる居住区もあったり、少し港から離れ、現地の方が住む街に足を踏み入れると、仕事がなく、道端で通行人に訴えかける人も目にしました。
ここから、ケープタウンは歴史的な背景により、場所によって街の雰囲気がガラっと変わる場所であると思いました。自分の目と肌で感じて、自分のアフリカへの印象は、「日本とすべてがかけ離れた国ではない」とアップデートされました。

2つ目は、「興味をもったことに恐れず挑戦する大切さ」です。
ケープタウンに行くことは、私にとって大冒険でしたが、溝辺先生や先輩の存在により、背中を押され、現地の人と交流したりと貴重な経験ができたからです。
滞在中に、現地の人と話す機会が多く、その中で「アフリカ=殺人事件が多い、危険、怖いというイメージを持たれているのが悲しい。日本でも他の国でも起きているのに…。」と登山ガイドの方から言われたことが今でも鮮明に覚えています。
世界のどの国にも、気を付けるべきエリアはあると考えられ、情報を集めて、身の回りの安全を確かめ・気をつけることは、アフリカに限ったことではないと思いました。
私は、ケープタウンでテーブルマウンテンで感じた自然の雄大さや人々の温かさ、食や文化の多様さといった魅力を、まずは周りの人へ発信していきたいです。

私は、この旅でアフリカが「遠いどこかの国」ではなく、「心理的距離が近づいた国」となりました。
この先、アフリカ大陸の他の国にも訪れてみたいです……!

とても長くなってしまいましたが、ここでケープタウン旅行記を締めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!!!



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