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Growth領域における3つのトレンド 2023

Gartner社が主催する「CSO & Sales Leader Conference」に参加するため、久しぶりにアメリカに行ってきました。コロナ以降、海外に行ってなかったので3年ぶりのアメリカでした(ラスベガスは初めて)。
まずは、カンファレンスを通して感じた大きな3つのトレンドを共有したいと思います。

1. 顧客志向

  • 情報の普及(情報格差の縮小)

  • サブスクリプション(継続購入)の浸透

  • モノ消費からコト消費、トキ消費、イミ消費へ

といった変化を踏まえて、営業組織(マーケティング、インサイドセールス、営業、カスタマーサクセス、セールスオペレーションなど)において「顧客志向」「顧客視点」が今まで以上に重要視されるようになった。

カンファレンスを通じて、「Customer」「Buyer」「User」という言葉がとても多く使われていたことが印象的でした。

2. オーケストレーション

顧客志向が重要視されるようになり、カスタマージャーニーにおいて分断や障害が発生しないように、顧客視点でマーケティング、インサイドセールス、営業、カスタマーサクセスをオーケストレーションする必要が出てきた。このため、これまで以上にチーム間の連携が求められる。

このような背景からか、「Sales」ではなく、「Revenue」という言葉を肩書きに使用している企業が多くなっていました。
例:Chief Revenue Officer, Revenue Operations, etc.

私が在籍していた会社では「Sales」ではなく「Growth」を使用しており、個人的にはそれが好きなので使用しています。

3. テクノロジーはチームメイト

などの新たなテクノロジーの台頭による影響から、テクノロジーは単なる道具にとどまらず、チームメイトとして位置づけられるようになった。これによって、営業組織内の担当者を大量の情報やツールから解放し、人はもっと人間らしい役割を担うようになるとのこと。

Deliver MORE with doing LESS with technologies.


今後は、カンファレンスで話された内容の詳細を複数回にわたって共有する予定です。