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じっちゃま(広瀬隆雄)議事録「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」2022/8/31 YouTube Liveまとめ【米国株投資】

【速報まとめ】2022/8/31 じっちゃまLive 北野誠のトコトン投資やりまっせ

👴「パウエル議長はインフレを退治するために政策金利をずっ~と高いまんまで維持するとコメントしました。つまり、米国経済がソフトランディングする可能性…0%…ということ。だから、この発表後に連日相場が下げてる。」


ソフトランディングとは?

👴「ソフトランディングとは、経済成長を維持しながらインフレを抑えることです。毎回、ソフトランディングの話でてくるんですけど、実は成功例は非常に少ない。私の記憶では1990年代の半ばにグリーンスパン議長が1回成功してるだけ…。あとは、ぜんぶ失敗してると思うんですね。」

👴「だから、今回もインフレ率8.5%と極めて高いので、ソフトランディングに成功する可能性は…0%だろうと覚悟しています。」


なぜパウエル議長のインタビューは短時間だった?

北野誠さん「パウエル議長…8分30秒しかインタビューも」質疑応答もしなかったってことは…ほんとに”抑え込むためにやるんだよ”ってこと?]

👴「そうです。『おまえら〇んどけ!!』っていうメッセージですよ。」


北野誠さん「一部アメリカで来年、利下げじゃないんか?っていう感じやったんでしょう?雰囲気が…それ勝手に打ち消したってこと?」

👴「はい…打ち消しました。『来年ひょっとしたら利下げかもしれんね』という雰囲気を醸し出した張本人は…パウエルなんですよ笑。」

👴「パウエル議長は2回前のFOMCで、『トレンドとしてインフレが鎮静化に向かった場合、政策金利の手綱さばきに関して考え直す。』と…そういうことが本人の口から出てる。『よし!もし、インフレが鎮静化して来たら緩和してくれるんだな』という期待がでたのは、もともとパウエルの答弁が原因です。」


何で投資家がリセッション(景気後退)にビクビクしてるのか?

👴「何で投資家がリセッション(景気後退)にビクビクしてるのか?と言えば、1970年代以降、過去6回リセッションありました。そして、株の平均下げ幅-39%です。」


投資家が抑えておかなければいけない重要なポイント

👴「もう一つ、投資家が抑えておかなければいけない重要なポイントは、ものごとの順番として、『株安が先に来るのか?リセッション(景気後退)が先にくるのか?』ということを見てみると、株安の方が速いんですよ。だから、気がつかないうちに死んじゃってる…という…株安で〇されるリスクがある。」


S&P500の下値ターゲットは?

👴「リセッションの声をちょっとでも聞いたら、急いで株を処分しなきゃいけない。株安の理由はそこにあります。じゃあ、直近の高値から平均して‐39%をS&P500指数に当てはめると、下値ターゲットは「2939.35」です。…つまり、いまの水準からさらに1000ポイント近くあります。」


👴「僕…おもしろおかしく誇張して話してますけど、今つらつら述べてるのは、ただのデータです。だから、私の個人的な考えは一切はいってない。平均して物事を言ってる。だから、ビクビクしてる。」


いま買うべきではない?

大橋ひろこさん「じゃあ、そこまで株価の終生がみられないうちは、あわてて買うこともないよね…ということですよね?」

👴「そうです。あと、季節的に9月は鬼門で…とくに9月6日のレイバーデー明けが相場の地合いが変わるケースがある。毎年ではないですが、あれよあれよという間に景色が変わる。」

👴「印象に残ってるのは、例のリーマンショックのときですね。あのときはもう…ほんっとにもう縮み上がるような恐ろしい9月だった。今年がそうなるか分かりませんけど、9月はややこしい月なので能天気な強気になってる場合じゃない。」


大橋ひろこさん「米株やりたい人は、今はまだ様子見…買いたい人もやらない方がいいですよね?」

👴「やらないほうがいいですね。みんなが『ギャーッ』と絶叫して、『やめてくださーい』という感じになったら、スッと買いにいこうと思ってます。まだ値幅的に全然ダメ!こんなの下げのうちに入らない

👴「年初来ダラダラ下がってきてる…この下げ幅と、下げの期間…感覚的にはリーマンショックの時の年前半のダラダラ安と似ています。だけれども、リーマンショックのときは9月からが地獄だった。そして、アメリカの株式市場は、いまそれと同じようなセットアップになっている。」

👴「金利もグイグイ…ぎゅうぎゅう上げていくときに…FRBが宣言しているときに、どんなことがあっても政策金利を緩めないと言ってる。さらに、企業業績もぜんぜん良くない。EPS成長率は6%ぐらいしか成長してない。ということなんで、当分は株式は買いに行けない。

👴「しばらくは休む。休むも相場。


買えるシグナルは?

大橋ひろこさん「腰を据えて買えるシグナルはありますか?」

👴「センチメントですね。いまセンチメントインジケーターは…プットコールレシオVIX指数…とか見ても全然ダメな水準。僕がいつも言ってるのは、VIX40になったら買うこと考えますよ。」

大橋ひろこさん「VIX指数は、いま25ですね」

👴「VIXが40超えた時は、戦闘意欲も完全に失われてるし、お金もすってんてんになってるし、買い余力も何もないし、指くわえてマーケットながめてるしかないっていう…ぺんぺん草も生えないような状況になったら株は買いですよ。でも、それは今じゃない。」


利下げはいつごろ?

大橋ひろこさん「利上げから利下げになるのは、だいぶ後になりますかね?」

👴「そうとは限らない。いまFRBがやってることは、トークの力によってマーケット参加者の期待を力強く、ある一転にアンカーすることをやってる。」

👴「だから、パウエル議長とか…ウィリアムズNY連銀総裁とかが、『今年は一切利下げしない』とかいうと、市場参加者は『ダメなんですか?もう利下げないんですね』という意見形成をするわけです。それが『来年は利下げなしやな』と期待が決定されてしまえば、そこで仕事は終わる。」

👴「トークによる効果を今だしてるわけで、あと3~4カ月して実際にアメリカが不景気になったら、当然、利下げしますよ。今、我々がやってるのはexpectation game です。だから、人々の期待にどういう風にトークの力で働きかけるか?っていう勝負をしてる。」

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