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上手くいく人に共通する『やり抜く力』

成功した人を見て「あいつには才能があるから」って考えたことありますか?
正直、僕にはあります。
じゃあ才能のある人達、その中でも成功を収めている才能のある成功者に共通する能力とは何なのか?
今回はこの話題を中心に話させてもらいます。

参考文献「GRIT やり抜く力

いきなり結論、結果を出す人ってどんな人?

参考にさせてもらいました「GRIT やり抜く力」では多くの成功した人物の共通点について多くは「幸運と才能に恵まれていた」と記していました。
これだけを見れば、生まれた時点での才能が重要であるように感じますが、その他にもこんなことを記していました。

結果を出す人は才能があろうがなかろうが
1.並外れて粘り強く努力家である。
2.自分が何を求めているかを理解している。

つまり、成功者になる人になるために重要なポイントは「才能・運・粘り強さ・意思(情熱)」で、詳細は省きますがその中でも「才能・運」ではなく「粘り強さ・意思(情熱)」が絶対条件だということです。
そして、その2つを強く持った人を「GRITが強い」と言うのだそうです。

やり抜く力『GRIT』とは

じゃあGRITって何なの?って話なんですが、僕は「情熱を持って粘り強く継続できる力」と解釈しています。
GRITを「やり抜く力」と簡単にまとめてしまうのも良いのですが、ただ続ければ大丈夫と言うものではありません。
遠くの目標を視野に入れ、気まぐれにやめず、情熱を持って、諦めることなく続ける」と言うことが重要なのです。

そして面白いことに「GRIT やり抜く力」の筆者で、ペンシルバニア大学心理学教授であるアンジェラ・ダックタース氏の研究では、元々優秀であると判断されていた人全員にこの能力が備わっているわけではないと語っていることです。

つまり

「才能・知性のある人=GRITが強い」では決してない

この人が紹介している研究内容では、「周囲から才能を認められ、評価されながらも途中で諦めてしまい成功には至らなかった人」と「才能が無く、周囲と比べて特別際立っていたわけではないにも関わらずGRITが強かったがために成功に至った人」がいたことをまとめていました。
これは才能は関係ないと言うことではなく、才能があったとしても成功できるかどうかは別問題であるということを表しています。

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ペンシルバニア大学心理学教授.アンジェラ・ダックタース氏

GRITを伸ばすには

ここまでGRITの重要性を簡単に書いてきましたが「結局それも才能であって特別なものじゃないの?」という意見もあるかと思います。
しかしそこはご安心。
「GRIT やり抜く力」の本文内にはこの能力を伸ばす方法も書かれていました。
それをまとめて紹介させてもらいます。

1.情熱を傾けられるものを見つけ打ち込むこと
趣味でも部活でも仕事でも何でも構いません、情熱を持って続けられるものを見つけ必死に打ち込んでください。この時大事なことは気まぐれに止めないことです。
この時に身につけた続ける力が意思力となって他のことにも活かされます。

2.意図的なトレーニングを意識して続けること
ただ闇雲に行えば良いというものではありません。失敗しても諦めずに改善方法を考える習慣を心掛け、常に前向きに続けることが重要です。
聞き飽きた言葉ですが「失敗は成功の母」です。
GRITが強いとされている成功者も数限りない失敗のもと成功に至っています。
失敗を理由に諦めることは辞めましょう。

3.「成長できている」という実感を持つこと
人は「自分がこういう行動をすれば、きっとこういう結果が出るはず」と思えなければ向上心を持って続けるのは困難です。
どう足掻いても成功する可能性のない目標を見るのではなく、まずは可能な範囲内での目標を設定し努力することが重要です。

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4.GRITの強い集団に所属すること
よく「人生を変えたければ周囲の環境を変えろ」と言いますが、まさしくそれです。怠け者だらけの集団内で自分1人が根気強く努力するのは難しいものです。
自分の成長を求めて格上のチーム移籍することはスポーツではよくあることです。それは、GRITを成長させるうえでも有効な手です。

5.ハードな目標に挑戦する
3項目目で「可能な範囲内の目標設定をする」と書きましたが、矛盾する内容ではありません。1人でも家族でも会社でも、懸命に取り組まなければ達成できないチャレンジを行うことです。
常にイージーな問題ばかりに取り組んできた子どもは難しい問題に出くわしたとき知恵を絞って答えを出すことを放棄しやすいことが分かっています。 
大人になっても一緒です。 
自分のGRIT を強くしたいと思うのならハードなチャレンジに取り組んでみてください。 

まとめ

天才の定義は様々ですが、ここでは「全存在をかけ、弛まぬ努力によって卓越性を極めた人」としておきましょう。
これは限られた人間にしか到達できない領域ではありません。

自分の全存在を懸けられる目的を見つけ、

長期に渡り決して途絶えぬ努力を続け、

多くの人が諦めてしまう道のりを歩ききる。

そんな人にきっと僕はなれるし、あなただってなれます。

ここで書いた内容に目新しいものはありません。
当たり前のことを意識し、情熱と意図を持って長期的に継続することが重要だということです。

それさえ分かって実践出来れば、誰でも天才にはなれます。

今からでも遅くはありません。

今日からでも1歩ずつ進んでいきましょう。

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細かなエビデンスや説明は省いております。
気になった方は是非本を手に取ってみてください。

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