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人間を『記録』しよう 解説

第一章 人間を『記録』しよう

はじめに

 あなたは生きる上で「納得いかない」「理不尽だ」と感じたことはありませんか?
 それだって”人権課題”です。

 ”人権課題”という問題は500万年以上前にヒトという種が生まれてから現代まで、消えずに続いてきました。

 しかし人間を『記録』することで解決に至ると結論付けます。

 という訳でいじめや虐待、差別、犯罪、戦争etc…といったあらゆる”人権課題”を終わらせるために、人間を『記録』しよう。
 その主張について解説してお伝えします。

「……なんかいじめとか虐待とか、重そうなテーマだぁ」と思われるかもしれませんが、これ未来を明るくするための話なので、みんなには楽しんでほしいと思っています(´,,・ω・,,`)

 言ってしまえば世界を救うためのルール説明になります。
 これを知ってどうか世界を救ってください!

※人間を『記録』しよう 結論

 人間を『記録』することで人権課題が解決する理由。結論から言えば、問題の原因は”人間”だからです。

 まず人権課題には『共通する2つの事実』があります。
①人が起こしていて人が受けている
②発生する原因は分かっていない

 というもの。

 ただこれだけだと「戦争は人間がなぜか起こしている。つまり人間である”あなた”が戦争を始めた」と言えます。これは正しくありませんよね。

 だってぼくもみんなもそんなことしてないし、やりたいとも思わない。

 ということは人間の中には問題を『起こす(起こした)人』と『起こさない人』、また被害を『受ける人』と『受けない(解決できる)人』がいて、それぞれ違いがある。つまり人には”個人差”があるということ。

 その”個人差”こそ問題の根本的な原因だと考えられます。

 では人権課題を解決するためには、『どんな人』が問題を受けて起こすのか、その”個人差”を調べるためにはデータを集めて統計的に分析する必要がある。

 だから人間を『記録』しよう。という話です。(『記録』の具体的なやり方は第三章でお伝えします!)

 ちなみに『記録』をするだけで問題が解決するのか? と聞かれると解決はしません……ううー。゚(゚´ω`゚)゜。!

※人間を『記録』しよう 解説

 人権課題を解決できるのは『記録』をすることで”個人差”が分かってからです。

 どういうことか分かりやすく言えば、”人権課題”なんてペストや結核なんかの昔で言う『不治の病』と同じなんですよね(´^ω^`)

 19世紀末まで人類はペストの原因を”瘴気(悪い空気)”だと考えていました。そのため当時の医師は香辛料・香水で予防をします。

 でも今は違いますよね。消毒剤で予防し、抗生物質(抗菌薬)で治療だってできる。
 なんでかって人は調べることで、ペストの原因は”細菌”だと分かったから。

 ちなみに1894年にペスト菌を世界で初めて見つけたのが日本人の北里柴三郎です(´,,・ω・,,`)すごいよね
 でも北里は国内で(的外れなものも含む)反論をされまくったのと、論文の誤りに自分で気付いたりして、そのうちに自分が見つけたとは主張しなくなりました。
 そのため少し遅れて同時期に論文を発表していたフランス人のアレクサンドル・エルサンさんが最初の発見者となっていましたが、カルフォルニアにいた2人の研究者が「は? 最初にペスト菌を発見して論文出したのは間違いなく北里なんだし、彼の功績は認めて残すべきでしょ……(ドン引き)」って感じで頑張ってくれて、1976年になんとかペスト菌の発見者は北里と認められました。ヒューマンあったけぇー(´^ω^`)!

 つまり当時は原因が分からなくて『不治の病』と呼ばれたとしても、原因さえ分かれば対策できる。その方法を考えることができます。

 同じように”人権課題”だって原因さえ分かれば、未然に防ぐ方法や最も効果的な解決方法を考えることができます。
 より良い方法を話し合うこともできる。

 だから人間を『記録』しようということです。

 また「本当に問題の原因は個人差なの?」と考える人もいると思って、第二章では”個人差”について現在分かっている事実と、そこから分かったヤバすぎる現代の価値観について説明します(´^ω^`)

※人間を『記録』しよう まとめ

 今までの話をまとめると、全ての人権課題は
①人が起こしていて人が受けている
②発生する原因は分かっていない
そこから問題の根本原因は人間の”個人差”だと考えられる。

 そのために人間を『記録』して問題行動と因果関係のある”個人差”を統計的に見つけ出そう。

 そうすれば人類は、必ず解決できるから……(´,,・ω・,,`)
という話でした。(解決できる根拠は第二章でお伝えします!)

※補足①

 注意! 自分に自信がある人ほど傷付く話です。嫌な気分になりたくない人は次の補足②に進んでください。

 ここからは補足になります。
 みなさんはテレビや雑誌、デモ、SNSなどで情報発信する人を見た時に、不快感を持たれた人もいると思います。その感情を説明する話になります。

※注意 不快になりたくない人は補足②まで飛ばしてください。

 本編で伝えたのは『原因が分かれば問題は解決できる』ということ。
 これ逆に言えば『原因が分かっていない事柄』の解決方法なんて誰にも絶対に分からないし、そもそも人は話し合うことすらできないんです。

 それを無理に話し合った結果がこれです( ˘•ω•˘ )

  • 神に祈る

  • 権力や武力、道徳で抑え込む。(法律を違反した訳でもないのに”悪”として社会的責任を負わせる。または異常者として適当な罪を言い渡して刑務所に収監するなど)

  • 「悪いのは誰々(政治家とか大人達)や、何々(社会のルールと理解のなさ)だ」と責任を押し付ける

  • 誰かの「これで解決できる」という予想や思い込みに賭ける

  • 『人それぞれ』とか『多様性』ってことにする

 つまり原因が分からないことについて話し合うと、考えることをやめたり暴力だったり、ギャンブルくらいしかできないんすよね(´^ω^`)

 これで問題解決するんなら何千年も前に犯罪なんて起こらないようになってるよー。゚(゚´ω`゚)゜。!

 そんな感じで人間は『原因が分かっていない事柄』について根拠のない憶測で今日も話し合っています。

※原因が分かっていない事柄の一例
・全ての人権課題(いじめ、虐待、差別、犯罪、戦争、人身売買、誹謗中傷etc…)
・一部の学問(政治、経済、宗教、歴史、法学、哲学、芸術、文学、精神科学、環境倫理、動物倫理 など)
・価値観(容姿や能力差、恋愛、自然環境、性差、善悪、過去の罪、道徳、倫理、迷惑行為、ストレス解消法、健康法、人間とは、人生とは など)

 これらを”思い込み”と”憶測”だけで色々な方法で押し付けたりもしています。

※方法の一例
・マスメディアでの発表
・動画サイト、SNSなどWebでの情報発信
・ビラ配り、街頭演説、デモ活動
・本の出版
・学校教育 など

 しかし今は人の苦痛に関係することについて、どんな言葉を語ってもそれを”悪いこと”だとは誰も言えません。

 だって問題の”原因”が分かっていない今なら、誰も正しいことなんて分からない。
 誰が何を言っても絶対に”間違ってる”とは言えないし、言われないんです(´^ω^`)
 ってことはインフルエンサーになるなら今がチャンス‪(´・ω・`)‬!?

 ……しかしここで忘れてはいけないこともあります。
 それは、なぜ人は無理にでも話し合ってきたのかということ。

 簡単なことです。
「誰かのためになりたい」って願ったからなんですよ。

 自分が楽しむためとか生活するための仕事、金儲け、売名、人に褒められたい、認められたい。そんな理由の人もいるかもしれない。
 けど、そうだとしても彼らは、今できる事を一生懸命やろうとした。

 それを称賛はできなくとも悪く言う必要はないし、ぼくは心から尊敬しています。

 ……だからみんな、もう頑張ってる人のことを色々言うのはやめて未来を明るくする楽しい話をしましょうよ(´;ω;`)!

😲⁉ → 😡

 というわけでここからはもう皮肉は言わないので、ご安心して見てってください(´,,・ω・,,`)♡

※補足② 問題は全部繋がってるよ

 もしかすると違和感を持っていた人もいたかもしれませんが、最初からナチュラルにいじめも虐待も犯罪も、”人権課題”として一緒くたにしてた理由を説明します。

 なんでかって人が人から受ける苦痛って、そもそも人権課題だけではないし、全部繋がっているんですよね。

 ※浮気、万引き、煽り煽られ運転、ビニール傘盗み、いやがらせ、謝ることができない、許す事ができない、解釈の違い、SNSで粘着される等

 もう本当に何でもありです。人の苦痛に関係することは全てが繋がっていて、個別に考えることはできません。

 なぜならどれも
①人が起こしていて人が受けている
また②発生する原因は分かっていない
 そしてやる人とやらん人がいる……そこに”個人差”があるということ。

 ってことはビニール傘を盗む人問題を解決するには犯罪を、犯罪を解決するには戦争を、戦争を解決するにはビニ傘問題を解決できなきゃ、どれも終わる事はないってことなんすよね……;(´◦ω◦`):

※法律や国連を作ったって未然に防ぐ効果があるかも分からない。今も戦争は起こってますし。
 少なくとも今ある方法では発生後に抑え込むことは出来ても、起こさないことは100%無理です。

 でもこれって実はそんな難しいことじゃないんですよ(´^ω^`)
 逆に考えてみてほしいんです。

だってビニ傘問題を解決できれば、
それは戦争さえ終わらせることが出来るってことだから────。

 そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか(´,,・ω・,,`)?
 やってみたくなりますよね『記録』( ‘ᾥ’ )?

 って訳で世界を救ってください(´,,・ω・,,`)! お願いします!

第二章 個人差について

はじめに

 ここからは問題の根本原因である人間の”個人差”について、いまある事実と自分の予想を分けて解説していきます。

※個人差の解説① 『新受刑者の約半数に知的ハンディキャップがある』

 まず1つ目の事実です。それは『新受刑者の約半数に知的ハンディキャップがある』ということ。

図1 日本人の人口に対する知能指数(IQ)の正規分布。下部にある数値がIQ値です。
簡単に言えばIQ〇〇くらいの人は人口に対して何%か統計から分かってるよーって感じの図です。
過去18年間の新受刑者における知能指数の割合。法務省HPの矯正統計より参照。https://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_kousei.html

 毎年刑務所に収監されるうちの5人に一人(約20%)が知的障害者で、3人に一人(概算で約33%)が境界知能だと、統計から分かっています。
 図1から見ると高い割合だと言えます。

※参考:法務省HPより、過去18年分(2002~2020年)の能力検査値データから算出。なおIQ値が1~10毎記載のため境界知能者数は概算となります。

 なおここでは境界知能が知的障害かどうかは論じません。
 現在”定義上”は健常者であり、場合によっては支援が必要とされていますが、それ以外のことは誰も調べた事がないから実態も分かっていないためです。

 またこの犯罪と知能指数から分かることは、
「パンを食べたい、でもお金がない。仕事してもバカにされて逃げたり殴っちゃうから働けない。でもパン食べたい……お金とらなきゃ……」
 これに近い形で犯罪しているということです。

「ずっと刑務所にいたい。出たらまた犯罪して帰りたいと思っている。障害者にとってここは天国だ」こう言う人もいます。
 刑務所に入る際の検査で自分の知能指数を知って、それまでずっと生きづらさを覚えていたこと。また刑務所ではバカにされない殴られることもないからだと。

 他にも罰金を支払えば済むのに「むずかしい話は分からないから、いうとおりにします」
 そんな風に罰金を支払う意思表示ができず実刑となっていることが分かりました。

 ちなみにみなさんはテレビを見ていてこんな供述を見た事がありませんか?
「遊ぶ金欲しさに」
「むしゃくしゃして」
「生活苦にやってしまいました」

 またその時、こうは思いませんでしたか?

 金欲しいなら働けよ笑
 むしゃくしゃしても人のこと傷付けないだろ笑
 生活苦しいなら仕事選べよ笑

 そう考えてしまうのは仕方ありません。ぼくもそうでしたし(´^ω^`)

 そこには「犯罪者は法律を守らない悪い人」という価値観(思い込み)が報道側にも受け取り側にもあったからです。

 でも、『知能指数と犯罪には因果関係がある』という事実を知ってしまえばもう「犯罪者は法律を守らない悪い人」なんて人は言えないんですよね(´^ω^`)

 だって犯罪は『故意』とか『悪意』なんていう価値観の話じゃないと分かってしまったから。

 ってことはいじめも虐待も差別も戦争も……(´・ω・`)!?

 というわけで刑務所に行く約半数が『どんな人』か、統計から”個人差”が分かっている。という話でした。

※個人差の解説② 認知機能の問題

著書『ケーキの切れない非行少年たち』から抜粋、再現
なおこれはぼくが書き写した4号戦車。かっこいい
(見本は基本無料で遊べるworld of tanks Blitzから。スマホやswich、スチームで配信中。
7vs7のオンライン戦車対戦ゲームで尖ったシステムが大人気。普通じゃないFPSをやってみたい人にマジでおすすめです)気になった方はぜひそーめんさんの動画を見てください!
https://www.youtube.com/watch?v=WGbDXirPmRE(無許可紹介)

 次はまだサンプル数が少ない中での統計ですが、犯罪をした知能指数が低い人には発達障害などの他に『認知機能の問題』があると分かってきました。(参考:ケーキの切れない非行少年たち/宮口幸治著)

 著書では見本の図形を紙に写せないこと。また、自分の書いたものは見本と同じだと認識していたと説明しています。

 これの何がヤベーって、目で見たものが歪んでいるということは、話を聞いたり、文章を読んだりしても正しく認識できない可能性があるということです。

 具体例を出せばこんな感じです。
(不快な表現に注意。迷惑行為や犯罪を例にしています。読める方だけどうぞ)


※『認知機能の問題』と思われる例
・電車内でタバコを吸っていたことを注意され暴行した事件があった。その動機は「人前で注意するのはバカにしてる。ナメられたからやり返した」というもの。
 これは自分の行動が人に苦痛を与えることが理解できないこと、また注意を受けた事で「攻撃された」「自分にとって不快だから敵だ」と歪んだ認知をしてしまうなど。

・『東京で友達と遊んできて楽しかった』という文章を読んで「今日は災害があった日なのに、不謹慎だ」「日本人以外への差別だ。それに友達いない人や遊ぶ時間も金もない人への配慮もない」という意見。
 これは書かれている文章を読めていない、また筆者が伝えたいことを正しく理解できないなど。

・強制わいせつ罪で逮捕された人は、涙ぐむ相手の様子を見ても恐怖や苦痛を感じていることが理解できないなど。(テレビでは「自分に好意があった」「同意の上だった」と報道されるような事件)

 ※これは実際にあった供述です(読み飛ばし推奨)
「人が少ないのに自分の目の前でスカートを履いて立ってた。誘っていると思った」
「触ってみたけど嫌がらなかった。やめてとも言わないし、潤んだ目でこっちを一度見た」
 またそういった報道を見て「被害者にも悪い所があった」「痴漢されるくらい自分に価値があると証明されて喜んでいるはずだ」といった主観的な解釈しかできないのも、認知機能の弱さが原因の可能性がある。

・特定の表現を見た時「いま自分は不快に感じた。つまり自分と同じ属性(性別や年代、国籍、価値観、人間など)の人は不快に感じている」
 これは五感で得た情報を脳が正しく認識できないという認知の歪みや、
自分の感情=社会の感情という強い思い込み(認知バイアス)がある。

 まとめると視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感に問題がある人や、五感で得た情報を脳が正しく処理できない人がいることが分かりました。

 それがいかに人間関係のトラブルを生み下手をすると犯罪に繋がるか。みなさんも簡単に想像できると思います。

 これが『認知機能の問題』です。

※個人差の解説② 認知機能の問題 ~予想~

 ここからは予想になりますが、認知機能という能力にも”個人差”があると考えています。

 つまり知能指数が低い人にだけ関係する話ではないと思ってほしいんです。
 というよりネットが発達した今、おそらく誰しも経験があるはず。

「あなたの考え方は正しいとは言えません」

 そう努力して論理的に伝えたはずが理解してもらえない。それどころか文章の一部分だけを切り取って感情的に反論される。
 ────意思疎通ができない。そんな不快な経験をしたことを。そこから「もう相手はバカだからバカにしてもいいや」と考えてしまうことも。

 しかし『認知機能の問題』を知ってしまえばそういう人をバカになんてもう出来ないんです。

 だって彼らは『誰かを不快にしたい』とか『人気が欲しい』とか『頭が悪い』のでもなくて、本当に”現実”がそう見えている可能性があるから。

 そんな人に”間違い”を伝えても意味がない。
 むしろ彼らが見ている現実からすれば、我々の意見こそが”間違っている”ということです。

ただ本当に伝えたいのはここからです。

 それはつまり、いかに論理的で正しい意見を言おうが、全ての人間が納得することは決してないということです。

 例えば、あらゆる人権課題は①人が起こしていて人が受けている。また②発生する原因は分かっていない。
 この二つの事実でさえ、”個人差”から正しい認識や理解ができない人がいるんです。それは確実に分かっています。

 ですのでここまで文章を読んで、優生思想とか差別、虐待、弱者への迫害という言葉で批判が起こることは『認知機能の問題』や『認知バイアス』から既に決まっていることです。
 これ預言とか予想じゃなくて、確率の話なんです。見る人が多くなればなるほどそういった人が増える。しかしまだそういった人の割合までは分かりません。個人差を調べれば分かるようになるかも(´・ω・`)!?

 しかしそれを放置しておくことがどんな悲劇を生むか、想像してみてほしいんです。

「いじめは許容すべきだ。被害側が苦しいかどうかはデータがないから事実確認はできない。またいじめを行う少数派への人権侵害であり差別だ」

 仮に認知機能の問題から、こんな意見が出たとしましょう。

 しかし現段階ではこの考え方も”間違っている”とは言えません。それどころか認めるべき『多様性』ですよね。

※注意:間違いとも言えないし”正しい”とも言えません。この意見については人は話し合うことができない原因の分かっていない事柄ですから。
 分かりやすく言えばこの意見は「飛び箱が明日と呼ばれた関西弁を探す」みたいな意味の無い言葉です。それを議論するのは無理ですよね(´^ω^`)? そんな感じー!

 ただはっきり言って、ぼくはそうは思いません。
 少なくとも自分が経験したいじめや虐待、家庭内暴力、ハラスメントは未来に生まれてくる誰にも経験させたくはないです。

 何が言いたいかって、人の苦痛に関係することを話し合う上で”多様性”とか”善悪”とか”道徳”という価値観を判断基準にするのはもう限界なんです。

 例えば「多様性を認めつつ、善悪を基準にやっていいことダメなことのルールを決めましょう」なんて無理すぎる話し合いが始まったらぼく泣いちゃう(´;ω;`)

 だってそれは「多数派による少数派(いじめ推進派)への迫害」という結果が生まれるかもしれないし、「いじめ推進派は論理的なので尊重されるべき意見です」なんて結論さえ出ちゃうかもしれない。

そもそも話し合うことができないことを話し合っている
現代の価値観はそれだけヤベーんです。

 だからこそ人の”個人差”を見つけましょう。そうすればそんな意見を尊重したり、することができない話し合いを無理にしなくても済む。だっていじめ問題そのものを解決できるから。

 その根拠に今の時点でも認知機能の弱さについては改善できると分かっているんです。

「トレーニングで改善できる。その実績もある」

 ケーキの切れない非行少年たちの著者である宮口博士主導のコグトレ研究会様がそう発表しています。

 ぼくはそれを知ったときに目頭が熱くなりました。
 かつて『犯罪者』とか『無能』とか『迷惑な人』とつまはじきにされた人も、支援をすれば社会でまたやり直せる可能性があるということ。
 それは人間社会で仲間外れと感じたぼくらにとってどれだけの希望になるか……(´;ω;`)

 というわけで人間を『記録』しようよ(´,,・ω・,,`)!(ゴリ押し)

※個人差の解説③ 認知バイアス

次に人間の脳の機能である『認知バイアス』を紹介します。

 一口に認知バイアスと言っても色々あるんですが、”思い込み”のことだと思ってください。
 簡単に説明するとこんな感じです。

『リンゴを思い浮かべてください』

『それは赤くて丸い。そうですね?』

差別を許さない人「それは差別です」

 😲⁉

 あなたはりんごと言われて、赤くて丸い果実を想像したはずです。
……でもそれってりんごの果実ですよね? りんごは木であり花もつけます。

 そんな叙述トリックみたいな腑に落ちない感じが、人が無意識にやっているジャンル分けとか”思い込み”であり、それが『認知バイアス』の一つです。

他に例をあげますとこんな感じ。

・メガネをかけた人=真面目
・顔文字使う人=おぢさん(´・,,ω,,・`)
・黒人=運動能力が高い
・在日外国人=犯罪率が高い!?
・無職で精神病=犯罪者予備軍!?
(注意:これは認知バイアスを説明するための例です)


 こういった事実とは異なる”思い込み”こそ『認知バイアス』が関係していると言われています。

 またその思い込みは人間の脳が持つ機能なので、自分には思い込みがある(あった)と認識は出来ても、意識してやめたり消すことはできません。死にます(´^ω^`)

 一体なぜそんな機能があるかと言うと、そういった先入観を持ったりカテゴリー化することで脳を省力化してると現在考えられています。

 リアルな話をすると、本当に認知バイアス(先入観や思い込み)がない人というのはコミュニケーションを取るのは難しいと想像できます。
 だってりんごが食べたいという人に「……は? 木、実、種のどれだよ? ちゃんと人に伝わる日本語で意味が分かるように文章組み立ててくれないとわかんねーって笑笑」なんて返事をしていたら、言っていることは正しいとしても人間社会で生きていくのは相当に困難と考えられるから……(´;ω;`)

※個人差の解説③ 認知バイアス ~予想~

 そしてここからは認知バイアスにおける”個人差”の話をします。

 先ほどのりんご差別の話をした時に、
「何かずるいけど確かにリンゴ=果実だと思い込んでいたわwwwでもお前は〇す( ‘ᾥ’ )」 
 こういう風に自分には思い込みがあったことを”認知できる人”と、

「は? ”教養”とか”当たり前”……っていうか”世間一般”の”常識的”に考えてリンゴと言えば”普通”は果実のことでしょ😡怒怒」
 という感じで自分の思い込みを”認知できない人”がいます。

 後者にはデータや客観的な事実を見せても、自分に”思い込み”があると気付くことが難しくなると研究から分かってきました。(参考:認知バイアス 心に潜むふしぎな働き/鈴木宏昭著)

 みなさんも実際にSNSやニュースで見た事があるはずです。
 陰謀論にハマってしまったり、根拠のない主張をする団体や似非科学を信じ込んでしまう人を。

「でもそういうデータがあるし(ソースはインフルエンサー)」
「みんな言ってるよ(自分の周りのみなさん)」
「真実に気付いて、私たちは目覚めた────」

 こわいよぉっ。゚(゚´ω`゚)゜。!

 そういった自分の考えこそが正しいんだという”思い込み”は、自分が差別を受けているという"被害感"や迫害に繋がると考えられています。

 しかし自分の思い込みを『認知できる/できない』の違いは一体なんなのか、ぼくらは分かっていません。
 これも人間を『記録』して”個人差”を調べてみれば分かるかもしれませんね(´,,・ω・,,`)!

 また余談ですが、もし本当に差別は『認知バイアス』が一因だった時、世界中がひっくり返ることになるって気付きましたか(´^ω^`)?

 だって誰もが持つ脳の機能から『差別』をしているのなら、誰も悪意や故意でやっている訳ではないってことです。

 それなのに『差別』は「悪いことだ」「人として間違っている」と指摘することは、

生きることを
「悪いことだ」「人として間違っている」
と言っているのと同じなんですよね(´^ω^`)

※個人差について まとめ

 話をまとめると、人に苦痛や不利益を与える行動は全てが『悪意』とか『故意』ではなさそうだと、現在分かっている”個人差”から見えてきた。

 また加害側もそれについて叱責されてもそれがなぜ怒られているのか分からない。
 そういった事から「自分だけが嫌な気持ちにさせられる」「これはいじめであり差別だ」と認知していたことが分かり、彼らも自分の認知能力の限界に苦しんでいる可能性がある。

 という感じでした!

 今回分かったことを人権課題に当てはめて言ってしまえば、
「なんで犯罪(いじめ、虐待、差別、戦争etc…)なんてすんの?笑 ダメなことだって人間なら”普通”……分からんか?」
 なーーんて怖い顔で言っても意味がないんですよね(´^ω^`)

 だってそれって耳が聞こえない人に「話を聞け」と怒鳴ったり、知的障害の人に「努力して”普通”になろう」って言うのと変わらなくね(´・ω・`)?

 誰にだって出来る事の限界はあります。

 ボルト選手の世界記録を超えろとか、東大に入れとか、人の痛みが分かるようになってと言われても、それが出来る能力がある人じゃないと無理なんです。全ての人ができるはずが無いんです。

 だから人権課題だって、故意にやっている訳ではないと分かれば根拠のある支援・保護を考えればいい。誰にその福祉が必要なのか、把握しておけばいい。
 そうすることで被害を受ける人と加害をする人を同時に減らせる。

 そのためにコグトレ研究会さんや人権活動家、支援団体がいたり、みんなの税金で集めた福祉の予算が既にあるんだから(´,,・ω・,,`)!

 ……なんかこう考えると問題を解決する方法は分かっていないだけで、解決するための準備と手段は割と整ってるんすよね。
 やるじゃん人間(´^ω^`)! てな話でした!

第三章 『記録』の具体的なやり方と、なぜ今までやってこなかったのか

※はじめに

 ここからは今まで「記録、記録ゥー⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾!」ってとち狂ったように言っていた『記録』の具体的な方法について解説していきます。

※具体的なやり方について

 『記録』でやることはこれです。

① 家庭・社会環境の聞き取りと、脳・知能検査、認知機能テストの実施
② 上記①を行う理由の説明会
③ 上記①、②に不参加の人への面会による生活状況の把握

 これらを一年に一回「やるよー」って言って義務化すること!
 子どもなら身体測定、大人なら健康診断の項目を増やすだけ

 そう考えると割と現実的(´,,・ω・,,`)! ってなりますよね( ‘ᾥ’ )

 実際は人間を『記録』するだけなら①だけでいいです。ただ②と特に③が重要なので、その理由について順を追って解説します。

※①の解説

 ①の必要性については第一章と二章で理解して貰えたと信じています。
ただ検証のためには仮説が必要です。
それは「人権課題に関係する人間は生育環境や遺伝、または脳(形質・機能)に類似がある」というもの。

 簡単に言うと人権課題を起こす人には、生まれて育ってきた環境とか、知能指数とかの”個人差”に似ているところがあると思うよ。

 それに人権課題を受ける人にも似通う”個人差”はあると思うよ。

 もっと言うと加害側と被害側の関係性にも似てるところがあると思うよ。   
 って言ったと思ってください。

 つまり①で個人差が分かれば、『どんな人』が2人以上集まるとトラブルが起こるか事前にある程度分かるということです。

※②の解説

 ②は①をする理由の説明と差別対策です。おわり!

 😲

 ちゃんと説明すると二章*で伝えたことからから、①で人の”個人差”が見えることによって『事実とは全く異なる”思い込み”』をしてしまう可能性があります。
 というより人間はそれを避けられません。

※例:知能指数が分かった時に「もうお前と遊べない。50%は犯罪者の血が流れる家の子どもとは遊ぶなって大人たちが言ってたから……。゚(゚´ω`゚)゜。」など

*=新受刑者の約半数に知的ハンディキャップがある、認知機能の問題、認知バイアスなど

 そのため②で人間の脳にはそうした”思い込み”、『認知バイアス』があると説明することで、根拠のないジャンル分けをしてしまうと全員が認知し、それでも自分には”思い込み”があると気付けない人を記録するスクリーニングテストにもなる。

 そんな差別対策として②が必要でした。

※③の解説

 ③については特に重要だと考えています。
 だって人間を『記録』するだけじゃ、いま何かに苦しんでいる人は救えないからです。
 またそういった人権課題や人間関係の問題に苦しむ人を、「助けて」を言えない人だと考えています。

 その「助けて」を言えない人について、いじめを例に説明します。
 人はいじめを受けた時、その苦痛から逃れるための選択肢があります。

・警察に通報する
・友達や親、教員に相談する
・転校する
・不登校
・加害者になぜいじめるのか原因を聞く
・やり返す
・自殺する など

 というより何かをしなくてはいじめは決して終わりません。しかし多くの人は『何もしない』ことを選択します。

 なぜなら誰かに助けを求めようとか、やり返そうなんて考えられない。自分がいじめを受けていることを認知すらしません。
 だって関わりたくないし、自分には関係ないと思いたいから。

「何でもいいから、早く時間が過ぎて欲しい」

 それしか考えられなくなっちゃうんです。※体験談(´;ω;`)
 これはハラスメントを受けた時も同様でした。

 自分から行動して解決できる人もいます。ただ全員がそうではない。そこにも個人差があるから。

 このことから、⓵や②に参加しなかったり、苦悩を人に打ち明けられない「助けて」を言えなくて一人で苦しむ人こそ、助けるべき重大事態なんです。

「助けてと言ってくれたら助けたのに」
 ぼくもそんなスタンスでいました。むしろすぐにでも助けたい! と思っていました。でも、そもそも苦しんでいる人って助けてなんて言えないんです。個人差とかの前に、それを考えられる余裕がなくなるから。

※「助けて」を言えない人の例
・強いストレスで考える力がなくなっている
・自身や親の知的ハンディキャップ等で、被害を認知できない など

・また自分が人に苦痛を与えていると認知できない人
 ↑そういった人がいることは知能指数や発達障害、認知機能の問題からすでに分かっています。
 彼らは叱責されても何で怒られているのか分からないために、
「周りは自分にだけ厳しい。差別された」
「自分はいじめられていた」と被害感を持つ可能性もある。

 こうした「助けて」を言えない被害側や加害側の人達は、人権課題が解決していない今、この瞬間にも間違いなく存在しています。
 そんな彼らを探し出して助けられる、即効性があって効果的な方法が③ということでした。

 だって苦しんでいる人や、その苦しみにすら気付いていない人を助けてあげられるんなら、それができるんなら……
 はやい方がいいじゃんね(´^ω^`)!

※『記録』のやり方 まとめ

① 家庭・社会環境の聞き取りと、脳・知能検査、認知機能テストの実施
② 上記①を行う理由の説明会
③ 上記①、②に不参加の人への面会による生活状況の把握

 まとめると、①をやるだけで人間は『記録』できる。ただそれだけでは、今まさに苦しんでいる人を救う事はできない。

 じゃあ②と③もやろうよ。それを実行する根拠はあるんだから。
 って話でした! 

※なぜ今まで『記録』してこなかったのか

 今まで『記録』をしてこなかったことについては、世界中で「人は努力で解決できる」という”価値観(思い込み)”があったからだと考えています。

 例えば、誰もが努力すれば『身長170cm以上になれる』『ボルト選手より早く100mを走れる』と言われても「それは無理」だと人は理解できます。

 それは努力ではどうしようもない遺伝的要素が強いことが認知されてきたから。

 しかし誰もが努力すれば『善悪の判断ができるようになる』『プロみたいに上手になれる』『正しい方向で努力して行動さえすればお金持ちになる』と言われても「それは無理」とは中々理解できません。

 そこに”やってみなくては分からない”という価値観(思い込み)があるからです。

 もし本当にやってみなくては分からないというのなら、日本に約2%いる知的障害者や、約14%いる境界知能の人、またいじめや虐待を受けていて物事をうまく考えられなくなっている人達にも同じことが言えるのかって話です。
 というか今もう日本国民全員が東大に入学待ちしてる(´・ω・`)!?

 その”やってみなくては分からない”という考え方が、
「それ(虐待やいじめ、犯罪をしない)くらいは人間なら誰でも出来るだろう。できない人はおかしい。悪い人だ」という感情や、
「人間はみな同じであって能力に差はない。だからそれについて考えたり原因を見付けること自体が差別に繋がる。多様性を認めろ」
 こんな限界すぎる価値観に繋がっていると考えています。

※おわりに

 以上が人間を『記録』しようの解説でした。

 ちなみにぼくは150年以内に国内のいじめと虐待くらいは、根絶していることを願っています。
 しかし問題を解決するには、あなたの力が必要なんです。だから世界を救って欲しいと言いました。

 だって今はまだ数の多い方が正義の時代です。政治選挙から分かるように、人類はいまのところ多数決以上に表面上はみんなを納得させられる意思決定方法がありません。

 それは例え事実であっても論理的でも、過半数が「ダメだ」と言えば『ダメで悪いこと』になるということ。

 だったらもうより多くの人が人権課題を解決するために、人間を『記録』しようと意思表示する以外に方法がないってことなんです。

 だからこそこの動画を出しました。誰か一人でもいじめや虐待、差別、犯罪、戦争、誹謗中傷、迷惑行為なんでもいい。
 どれか一つでもこの世界に『なくてもいい』と思ってくれることに期待しているんです(´,,・ω・,,`)

 そうした人が、今はぼくとあなただけだとしても、100年後には日本人の過半数くらいになってくれると信じています。

「『晒し首』って知ってる? 当時はみんなの娯楽だったらしいぜwwwぜってーAPEXやったりキャンプしてた方が楽しいわ笑笑」

 これが現代です。だったら未来で、

「イジメって知ってる? 当時はみんなの娯楽だったらしいぜwwwぜってー宇宙サッカーしたりファイナルファンタジー183フルダイブしてた方が楽しいわ笑笑」

 こんな風に子ども達が笑える世界のほうが良いな。その方がきっと楽しい。
 これを理解してもらえたなら嬉しいです(´,,・ω・,,`)

 そうしていつの日か人類は『記録』を始めて、人権課題や人が受けた苦痛の”原因”を判明させる。
 それからどんな対策や解決方法が効果的なのかを、根拠をもって全人類で議論しあう。

 そんな本当の意味で『世界を救う』具体的な話し合いができる未来は、きっとめちゃくちゃ楽しいだろうなーと考えちゃうんです(´,,・ω・,,`)


 その顛末を見るために、
脳を電子化して永遠に生きたくなるほど…………ね(´・ω  ・`)?

 最後まで読んでくれてありがとうございました!
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森川守 - YouTube

 だって少しでも早く実現したほうが、未来でぼくと同じような境遇で生まれる人にぼくと同じ苦しみを味あわせないで済むから……。゚(゚´ω`゚)゜。

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 とにかく今は【人間を『記録』しよう】ということに知名度が欲しいです。ぜひツイートや引用リツイートしたり、反論でも何でもいいので話題にしてほしい。

 それと「良い感じのニュアンスで外国語に翻訳してもいいよー」という人がいればどうかご連絡ください!
 他にも漫画化、動画化、文章化したいという人がいればぜひ声をかけてください。むしろお願いします( ˶ ̇ ̵ ̇˶ )

 だって世界を救えるのは、人間を『記録』したいと思ってくれた”あなた”だけなんですから……(´,,・ω・,,`)♡

 ではまたお会いしましょう!

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