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今日のツボ養生

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一年のはじまりにオススメ! 湧泉のツボ

一年のはじまりにオススメ! 湧泉のツボ

『指圧の心は母心、押せば生命の泉湧く』とは、浪越徳治郎先生の有名な言葉。泉がコンコンと湧くように、元気が出てくるツボ「湧泉(ゆうせん)」は、足の裏にあるツボでWHOが認定している唯一のツボ、腎経の1番目のツボです。
東洋医学では、腎臓の気/エネルギーがなくなると死んでしまうと言われています。西洋医学でも腎臓が機能しなくなくると、透析をしたり、腎移植をしなければなりませんね。

新年早々、元気を出し

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一年のはじまりに気を巡らせましょう! その2:百会(ひゃくえ)のツボ。

一年のはじまりに気を巡らせましょう! その2:百会(ひゃくえ)のツボ。

元旦に引き続き、一年のはじまりに気を巡らせるツボをご紹介。

百会(ひゃくえ)は、ストレスや鬱など精神疾患、痔、胃下垂など下がったものを上げるなどに効果が期待されるツボ。

指圧でゆっくりと刺激するのがおすすめ。
お灸もオススメですが、自分でするのはなかなか難しい💧
そんな時は、ホットパックや白湯を入れたペットボトルなどで温めてもよいです。

合わせて、百会の周辺も指でタッピングしておきましょう

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一年のはじまりに気を巡らせましょう!  膻中(だんちゅう)のツボ。

一年のはじまりに気を巡らせましょう!  膻中(だんちゅう)のツボ。

元旦、一年のはじまりはスッキリとした気持ちでスタートを切りたいですね。
胸のモヤモヤ、なんとなく鬱々とするなど気の病に用いる特別なツボがあります。
八会穴の一つ、”気会(きえ)”である「膻中(だんちゅう)」。
しっかり刺激してスッキリと爽やかな気持ちでスタートさせましょう。
今年もよい一年でありますように!!

会穴(えけつ)/八会穴(はちえけつ):
各組織の気血の集まるところで八つに分かれている

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冬季うつに手のひら・足のうらのツボ

冬季うつに手のひら・足のうらのツボ

冬になると悲しく憂鬱な気持ちになり気分が落ち込む、怠い、やる気がおきない、イライラする、楽しめない、朝起き上がれないなど「冬季うつ」傾向の方もちらほら来院されます。
主な原因は、北欧などは、冬に日照時間が極端に短くなるため光が足りない影響と言われており、日本でも北国に多く発症すると言われています。
一昨年から、コロナで家にこもりがちな日々が続いて、人との関わりも減ってしまい、このコロナ禍の生活が不

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指先、趾先、末梢の冷えに_八風八邪と井穴のツボ

指先、趾先、末梢の冷えに_八風八邪と井穴のツボ

季節は『大雪(12/7-121)』、本格的に冬が到来。雪国では山は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もり、九州でも寒さ対策が必要になります。

てゆび、あしゆびが冷たくて眠れない、”しもやけ”になるなど、冷えに悩まされるという人も少なくありません。
そんな時にオススメのツボをご紹介。

その1:井穴(せいけつ)・・・爪の生え際のツボ
その2:八風/八邪穴(はちふう/はちじゃけつ)・・・手足の水かき辺り

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気象病_耳を揉みましょう!

気象病_耳を揉みましょう!

学生の頃、低気圧が近づくと酷い頭痛に見舞われ、時には起き上がれない程に辛いことが度々あった。

幼少期から、頸が安定しない/おさまりが悪い気がして頻繁に頸を動かすことが多く、母に注意されることが多かった。ちょうど”オレたちひょうきん族”で、ビートたけし氏が同じような動きを繰り返していたことを覚えている。「たけしのマネはやめなさい!」そう言われていた。
その原因が4歳の頃の交通事故の影響、跳ねられた

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