見出し画像

【都知事選2020】戦いすんで日が暮れて 都知事選が終わった今思うこと

このnoteを執筆しているのは2020/7/5 22:40です。(得票数などは後から追記しています)

投票締め切り20時になるやいなや小池氏の当確が出て、宇都宮けんじ先生の記者会見が終わったところです。

今の心境と今後のことについて書いていきます。

また正確な得票数やら何やらが出たら、加筆するか別にnoteを書く可能性がありますことをご了承ください。

☆選挙結果の分析

このような結果でございました。最終版です。

投票率は55.00%、前回より4.73ポイント下がりました。

画像1

✅小池百合子氏が前回から約75万票も増加。

✅維新の小野氏が約61万票を獲得。

✅ヘイト・レイシスト桜井誠が約6.4万票も増加。

投票率自体も下がり、それでいて全体的に差別主義者が躍進しています。あらゆる人の人権を尊重し他者に優しくしようとする宇都宮けんじ先生の政策とは真逆です。日本人の民度の低さはかなり危機的な状況にある、と言わざるを得ないでしょう。

しかし、とある出口調査では、十代や二十代の支持率は、小池知事は低く宇都宮けんじ先生が高かった、という希望の持てるデータもあります。

☆選挙は「ゴール」ではなく「スタート」です

「選挙は勝てなきゃ意味がない」という趣旨のツイートをされる方が散見されます。

しかし私は必ずしもそうは考えません。

宇都宮けんじ先生は、「何のために都政があるんですか!」の名言が生まれた6/20吉祥寺駅の街頭演説で、「日本のサンダースと言われることがある」と冗談っぽく仰ったあとで、サンダースさんの伝記の内容を披露しています(53分くらいから)。

曰く、選挙も運動であると。

一度の選挙で勝つことは難しくても、選挙のたびに組織を作り、有権者に教育を施し、徐々に得票率を伸ばしていくことが重要である、ということです。

サンダース議員も、最初に出た地方議員選挙の得票率はわずか1%でした。

それが、国会議員になり、敗れたとはいえ大統領選挙に出馬するまでになったのです。

☆宇都宮けんじ先生を応援して良かったこと

私も、宇都宮けんじ先生に「教育」された一人だと思います。

政治への関心が強まったのは、「コロナ禍で政治に無関心でいたら殺されてしまう」という危機感からですが、宇都宮けんじ先生を応援する過程で、都政にあるたくさんの問題点に気づくことができました。恥ずかしながら、保健所が激減していることや都立病院の独立行政法人化のことなどまったく知らなかったです。とても勉強になりました。保健所の方や医師・看護師、豊洲市場の方に性的マイノリティー当事者など、たくさんの「現場」を視察し声を聴くという選挙戦は、宇都宮けんじ先生ならではのすばらしい取り組みでした。山本太郎氏との論争を通して、都政の財源問題についてみんなが真剣に考える機会を得られたことも、とても良かったと思います。

また、現在の「自己責任や自粛・自衛だけが声高に叫ばれる新自由主義に基づくギスギスした社会」は決して当たり前でも正しいものでもないのだということを再認識できました。

宇都宮けんじ先生は、「社会的連帯を重視する、未来に希望の持てる社会」という明確な対立軸を打ち出してくれました。ともすれば自分を責めがちな現代にあって、自分だけが悪いのではないと、生きる希望を持つことができました。

さらに、都知事選や宇都宮けんじ先生のことをたくさんツイートして、フォロワーの方も激増し、かなり深いお話をする方もできました。あの笛美さんともリプでやり取りができました!

山本太郎氏が立候補したことについて批判や恨みがましいことを一切口にせず、野党の方や選対、有権者から花束を贈呈されると、「花束を渡さないといけないのは私のほう」と最後まで名言を仰る宇都宮けんじ先生。このような聡明な人格者を都知事にできない事実に、改めて悔しく思いますが、宇都宮けんじ先生が立候補してくれてその応援ができて、東京都民で良かったとも改めて思いました。

☆マスコミに騙されるな!

今回の都知事選では、マスメディアの抱える深い闇が図らずも露見しました。都知事選のテレビ討論会をオファー自体一度もしなかったことが明らかになっています。全体的に、明らかに都知事選を話題にすることをメディアは避けていました。そのくせ、小池氏は現職であることやコロナ禍を実に巧妙に利用して毎日テレビで記者会見をやり続けました。

完全に一線を越えてしまっています。マスメディアの自浄作用にはまったく期待できないということです。

日本の民主主義は深刻な機能不全に陥っています。はっきり言えば腐りきっています。マスメディア、公職選挙法、教育の内容や仕組みなど日本には大改革されなければいけないことがたくさんあります。

宇都宮けんじ先生は、「投票率は民主主義の成熟度を表す」「投票率が80%になれば日本の政治はガラッと変わる」と仰います。ちなみにスウェーデンの投票率はいつも85%前後です。半数程度が棄権してしまう日本とは雲泥の差です。まずは投票率を上げるための方策を真剣に考える必要があると思います。

宇都宮けんじ先生の仰るとおり、市民運動と地方自治に関心を持ってアクセスするところから始めたいと思います。

私の場合は、ジェンダーやフェミニズムといった観点が中心になると思います。

皆さんも、まずは興味のある話題から入っていくのがよいのではないでしょうか。

☆まとめ 諦めたらそこで試合終了だよ

宇都宮けんじ先生は、「戦後75年経ってまだこの状況なのだから、日本の政治を変えるためにはあと75年くらいはかかる」と仰います(遠い目)。

宇都宮けんじ先生がサラ金の法改正を実現するのに30年かかりました。

ワンイシューですら30年です。日本の政治を全部根底から変えるには、75年ではむしろ短いのかもしれません。

私が生きている間に日本を変えることは、残念ながら難しいかもしれません。

しかし、抗い続けることが大切だと思います。

せめて抗い続けた事実を子や孫、将来世代に遺したいと強く思います。

宇都宮けんじ先生は、市民活動を強化していって、そこから生まれたリーダーがどんどん地方自治の世界、政治の世界に進出することの重要性を説いておられます。私もまずは市民活動について調べて、積極的にアクセスして発信していくことから始めてみようと決意しました。

拙いnoteではありますが、今後ともご支援ご鞭撻を何卒よろしくお願い致します。

最後までお読みいただき真にありがとうございました。

#宇都宮けんじ先生ありがとう

画像2

*このnoteが役に立った、誰かにオススメしたいと思ってくれた方へ

✅このnoteのスキ💓ボタンをおす

✅このnoteについて、以下をつけてツイート

・ @Girls_Study_com
・ このnoteのリンク

この2つをしてもらえるとめちゃくちゃうれしいです😂

たくさんの人に読んでもらいたいので
ぜひ拡散・応援よろしくお願いしますm(*_ _)m💕

✅コペルくんwithアヤ先生は、コロナ禍で苦しむ皆様に思いを馳せ、

当分の間、すべてのnoteを無料で公開します。

(余裕のある方はぜひサポート&オススメしてください…m(*_ _)m💕)





この記事が参加している募集

スキしてみて

あなたのスキ・コメント・サポート&おススメが励みになっています!本当にありがとうございます🙇‍♀️いただいたサポートは 🍎noteを書くための書籍購入、資格検定の受験料 🍰アヤ先生の胃袋へスイーツ補給 に主に遣わせていただきます😋私と一緒にハートフル社会を築きましょう💕