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【私的】バリスタになるために大切なこと3選!


人々の生活の一部になれる素敵な職業、バリスタ。

手際の良い仕事ぶりや、フレンドリーな接客、ラテアートなどを見てわくわくした経験がみなさんにもあるんじゃないでしょうか。

わたしは、この先一生この仕事をしていきたいと思えるほどこの仕事が好きです。

今回の記事では、バリスタの仕事に足を踏み入れて7年。
まだまだ勉強中ですが…

アルバイト時代、店長時代、ワーホリ(NOW)
色々経験してきた今だからこそ言える😏
バリスタになるために大切なこと3選をお伝えします!

・バリスタに興味がある人
・飲食店で働いている人
・ワーキングホリデーに行きたい人
・日々の仕事にマンネリしてきた人
・キラキラした自分になりたい人

そんな方達へ贈る🎁
もうバリスタの仕事をしている方も、そうでない方も、バリスタってどんな人が向いてるのかな〜?みたいな気分で覗いてみてくださいね。

もしかしたら、色々な職業に通じている部分もあるかもしれません♪

ちなみによくある質問。

「バリスタの資格持ってるの?」

結論から言うと、私は持ってません。
資格を持っているのも自信に繋がりますが、持っていなくても安心してくださいね。
経験上、資格よりも経験や情熱、人柄を重視しているお店が多いように感じます。

この記事を読んだあと、明日からの仕事の見方がちょこっと変わる!!
楽しくなったり、わくわくした気持ちになっていただけたら嬉しいです。




①素直であること


なぜ素直さが大切なのかというと、コーヒーは嗜好品だから。

コーヒーの温度、ミルクの種類、フォームの量、砂糖ありかなし。
苦めが好き、酸味が好き、薄めが好き。
体調によって味覚も変わるし、その日の気分だってあります。

人の数だけ、飲み方があります💫
言ってしまえば正解はない!

だから自分の好きな味、意見、考えを素直に言える人が向いていると思います。

周りの評判や、値段、それまでの知識に惑わさたり、固定概念に囚われすぎると正しさにフォーカスしてしまうんですよね。

もちろん、知識は大事です。

でも「その知識を自分に落とし込んだ中で、自分がいいと思うものを選択できること」と「それしか知らない、それが正しい」と思っているのとはだいぶ違います。

あとは、わからないことを聞ける素直さ、好奇心という意味でも素直さは大切だと思います。
コーヒーは時代や文化と共に変化していくもの。
知ることを放棄してしまうと、そこで成長がストップしてしまう。

知識だけで仕事をしていると、腑に落ちない場面もたくさんあるので
オープンマインドな人はどんどん引き出しが増え、伸びていく気がします♪

そして特に今、私はニュージーランドでバリスタをしていますが
意見を求められることがとても多いです。
そこでお互いの考えを伝え合って、お店の方向性が決まったり、スタッフ同士の仲が深まったりしています。

完璧である必要はない、自分の意見を大事にしましょう♪



②人を喜ばせるのが好きなこと = 人をよく見ること

バリスタは接客業。
自分が淹れたコーヒーを目の前で飲む姿が見られる仕事です。

自分の仕事へのリアクションが見える仕事なので、それもこの仕事のいいところ。
だからお客さんが喜ぶ姿は、そのままあなたのエネルギーになるはず💫

喜ばせるっていう言葉を聞くと、あなたはどんなイメージをしますか?

美味しいコーヒーを出す、綺麗なラテアートをするとか
コーヒーそのもの以外にもできることは実はたくさんある。

自分ができること以上のことをしなくてもいいんです。
相手に必要以上に媚びることもしなくていい。

WOW🤩っていう大喜びじゃなくても、
なんか居心地いいなっていう気持ちになってくれたら大成功だと思います。

お客さんに喜んでもらうためには、その人を見ることが必要不可欠。
入ってきた時の雰囲気、1人なのか誰かと来ているのか、服装、オーダーの仕方、席はどこに座っているのか、色々な情報を一瞬で整理します。

それを踏まえて、コーヒーを提供するタイミングや、マグカップの向き、色んなことを考えます。

今の時代、コーヒーはどこでも手に入る。
コンビニでも飲めるし、全国各地に色んなお店が存在する。
ボタン1つで美味しいコーヒーが淹れられる時代になったからこそ、私ができることはなんだろうと考える。

10人に同じコーヒーを出すんじゃなくて、
エスプレッソの強さやミルクの温度、体調やペアリングに合わせてみたり。

お話したい気分、静かにゆっくりしたい気分のときもありますよね。
会話やBGM、空調なんかにも気を遣います。

退店するときに、お礼を言ってくれたり、目を合わせて帰っていってくれるお客さんがいればとっても嬉しい☺️

コーヒーのプロであるバリスタだからこそ、押し付けや独りよがりな接客よりも、相手に寄り添った仕事をしたいとわたしは思います。

そんなふうに飲む人のことを思って淹れたコーヒーは、魔法がかかったように美味しくなります。


③愉しむこと

愉しい と書いて たのしい と読みます。

この表現は、わたしも数年前に上司から教えてもらったんだけど
意味は「楽しい」と似ているけど少し違います。

楽しい
「仕事が面白いから、楽しい」
「音楽を楽しむ」
何か自分にとって良いこと、面白いことがあるから楽しい。
受け身なイメージです。

愉しい
「仕事を愉しむ」
「人生を愉しむ」
自分の心から、物事の中に先に楽しみや喜びを見つける。
能動的なイメージです。

バリスタの仕事は華やかなイメージだけど、
毎日同じことの繰り返し🔁が多い。

コーヒーを淹れる以外の仕事ももちろん沢山ある。
掃除や買い出し、力仕事、レジだったり。
面倒な仕事もたくさんあるし、一人前のバリスタになるまで、結構時間もかかる。

でも、1つ1つの仕事の先にはお客さんや一緒に働く仲間がいて
全ての仕事に意味があること
が分かったら、
そこに楽しみを見出せるんです。

例えば、新人の頃ってまだスキルが無いから
早くバリスタになることに価値があるように感じてしまうんですが
この時期を愉しむことができる人は、本当に強い。

掃除一つとってもそう。

外の景色が見えるように窓を綺麗にしよう🪟

このテーブルに座る人のことを考えて、椅子を配置しよう🪑

トイレさえもめっちゃ綺麗にして居心地よくしよう🚽


「やらなきゃいけない」という気持ちじゃなくて
誰にでもできる仕事に誇りを持って、愉んで取り組む人はその人の個性をどんどん確立していく。

愉しむ人は、毎日同じような日々や作業の中から
目標やテーマを見つけられるから成長が止まることがないんです。
そういう姿勢は、コーヒーとの向き合い方そのものにも反映されていく。


そんな人はきっと美味しいコーヒーを淹れられるし、それ以上にいいお店を作ります。
そしてバリスタという職業を長く続けていける人だと思います。



以上が私が思う、バリスタになるために大切なこと3選でした!

いかがでしたか?


この記事が誰かのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!!
スキ、コメントも大歓迎です★

ワーホリやバリスタについての質問や記事のリクエストなどあればお気軽に。


HARUKA

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