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ギリシャの春みたいな味がする大福もちを作りました

いつも読んで下くださってる皆さま、ありがとうございます。
この記事を偶然見つけてくださった皆さま、はじめまして。プロフィールにもちょこっと書いてますが、私はギリシャの首都アテネに住んでいて、かれこれ16年以上もギリシャ料理のレシピやギリシャの食について書き続けています。

私のレシピは伝統的なギリシャ料理やふだんギリシャ人が作っている家庭料理をメインに、旅先で出会ったり人から聞いたりした郷土料理、基本のギリシャ料理を理解した上で考案したモダンギリシャ料理など幅広くご紹介しています。
今回の記事で取り上げている大福もちは、言うまでもなく私が思いつきで作ったものなので、モダンギリシャ料理・フュージョン料理のカテゴリとなります。

最近は世界中でMochi(大福など甘いもの)が人気となっているようで、ギリシャでも特に日本やアジアの文化に興味のある人などの間で知名度が上がってきています。今はSNSや動画でレシピも多く紹介されているので、自作する人も多いようですね。


ギリシャのお菓子をイメージした大福


おもちの独特のテクスチャが苦手なギリシャ人も多いですが、求肥はそこまで粘らないし、考えてみたらああいうグニュッとしたお菓子ってギリシャにもあります。例を挙げると、トルコ菓子ロクムのギリシャ版であるルクミや地方バリエーション、コーンスターチや小麦粉のハルヴァ(プディングのようなお菓子)など。
それならギリシャの郷土菓子だよと言って出されても違和感がないような、ギリシャの味を取り入れた大福を作ってみようと思いつきました。

そして、できあがったのがこちら。

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見た目はふつうのフルーツ大福っぽいですが、一口食べるとギリシャ!なはず。
マスティハやウゾの香りがエキゾチックな大福。ごろんと入れたレモンピールが、きゅんと甘酸っぱいアクセントになっています。
フレーバーは日本人にはあまりなじみのない、ちょっと好き嫌いが分かれるクセモノをあえて入れてみたんですが、実はこれを中和してくれるのもレモンなんですよ。
クセモノ×レモンなどフルーツの組み合わせについてはまた別の機会にも書く予定なので、とりあえず置いておいて。

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イメージとしては、ギリシャの春です。

ギリシャでは桜って見ない気がしますが、アーモンドなど桜に似た感じの花はここアテネでも私たちの目を楽しませてくれます。お花見をしながら、こんなお菓子を食べたいなぁと考えながら作ってみました。
みんなに見てもらいたいけど、思い入れのあるレシピなので大事にしたい……そんな理由から続きのレシピ部分は有料とさせていただきます。
それでも読んでくださる方がもしどこかにいらしたら、お茶かコーヒーでも淹れて、ギリシャ大福をひとつ買うつもりでどうぞ。

【レシピについて】

・全工程写真つきです。
・求肥にはもち粉を使っています。
・レモンピールと白あんは自家製を使いましたが市販品でOK。ピールの味は仕上がりに影響しますので、酸味があり、それだけで食べておいしいものを。
・日本で入手がちょっと難しいかもしれない材料、ウゾとマスティハを使っています。ウゾは取り扱っているリカーショップがそこそこあるようです。そのまま飲む以外にカクテルにしたり、料理やお菓子にも使えます。マスティハは樹液を乾燥させた粒状のものを使っています。日本ではサプリとして売られていることもよくあるようですが、カプセルのは中身のパウダーをこのレシピにも使えそうです。ウゾやマスティハは持て余すこともあるかもしれませんので、その場合はご相談ください。

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