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【ジラーフ流仕事術】⑥交渉術(891 文字)

🦒交渉のポイント5項目
 ①自分の要望を明確に伝える
 ②妥協できる限界を決めておく
 ③交換条件や譲れる事を用意しておく
 ④とにかく粘り強く合意条件を詰める
 ⑤決裂した場合の対応を決めておく
大切なのは④です。粘り強く交渉すれば、①と②の間で決着できるでしょう

🦒交渉では要求を相手にしっかり伝えよう
 相手の立場を気遣って要求を控えめにしていませんか?そうすると相手が要求を全て受け入れても不満が残るという中途半端な状態となります。要求内容は遠慮なく伝えましょう。電気屋さんで値切り交渉して「あっさり値下げしてくれるならもっと安く言えば良かった…」と思うのと同じです。
 なお、下請け法などの法規制に抵触しないように注意しましょう。

🦒交渉では予め妥協案を用意する
 相手が要求を飲めない場合、一切妥協せず自分の要求を一方的にしてませんか?あるいは持ち帰って改めて再交渉と言う無駄な事はしてませんか?交渉とはお互いの妥協点をその場で見出す事です。予め要求事項の他に妥協案や譲れる事、交換条件を用意して交渉に臨み一回の交渉で結論を出せるように努めましょう。

🦒交渉と依頼は別物
 「〇〇をお願いできますか?」
 「ちょっと難しいですね」
 「分かりました。そう報告します」
 これは単なる「依頼」で「交渉」ではありません。伝言係とも言います。交渉は断られてからがスタートです。なぜ難しいのか、目的を達成するためにどうすればできるのかなどを確認して、お互いにできることを探しす事が交渉です。

🦒交渉はWIN=WINを目指す
 交渉は対決姿勢ではなく、どうすればこちらの要望を聞いてもらえるかを「相手と一緒に」考える事です。NOと言われたらどうすれば可能か聞きましょう。相手の話を良く聴いてお互いに交換条件を詰めていけば道は開けるでしょう。

🦒悪意ある者との交渉は一切妥協しない
 悪意がある相手は妥協する気が一切ない事が多いです。そのため、一度妥協するとドンドン押し込まれてしまいます。紳士的かつ丁寧にキッパリと話をしましょう。必要なければ打ち切っても構いません。メールなどならスルーしてもよいです。

続く…

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