旅と自己肯定感

自己肯定感を高めるために何かアクションを起こすのは大切なこと。
でも周りを巻き込むのはちょっと違うんだと思う。

俗に「マウントをとる」と呼ばれる行為が代表的かな。

「そんなことよりさー」が口癖の人物が身近にいる。
結論を語る前に話題が変えられてしまう。ズバ抜けて面白い話に変わるのならよいのだけど…とちょっと消化不良を起こしてしまう。
話が違うのに較べてくださるなよと。
と、親族に対する愚痴はここまで。

SNSで記念写真や良い景色をアップしたり、旅の思い出話をしたときに「もっと凄い所に行った」みたいな話やコメントをされると違和感をおぼえる。
行く先がどこであろうと、「個人が何かを感じた体験はその人オリジナルなものであり、他の誰かのそれと比較できるものではない」はずなのに、なぜ人はマウント行為をとりたがるのだろう。
ひょっとしたら無意識的にやっているのかもしれないね。

私もいきましたー!みたいな「同調ばかり」もなんだか寒々しいけど、今回の話題の「マウント取り」もいよいよバカバカしい。
人がそうしてしまうのは見逃して、自分はそういうことをしないように気をつけなくちゃなって感じた。

繰り返しになるけど、自己肯定感を高めるために旅をするのはアリだと思う。
この旅を成功させるために「稼いだ」とか「調べた」とか「計画した」とか「根回しした」なんて、全部良いファクター。
そして新しい経験や良い学習があって満足感が得られる。
これだけで満足なはずなのにね。
他人と比較して優位に立つことで得られる満足感ってそれほどまでに脳内物質でるのだろうか。
試してみようにも煙たがられるのイヤだから今まで通りにしていよっと。

思い通りに旅にいけないもんだから、ボヤキみたいな記事がここのところ多いな。


GIO.

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