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銀座ダイソーに、中国のあの100均を見る

銀座が「100均銀𫝶」に

銀座のダイソーが話題になっていますが、来週は銀座5丁目交差点のイグジットメルサにセリアが、数寄屋橋交差点そばの西銀座デパートに3COINSがオープン予定とか。
銀座1丁目交差点のメルサに、銀座初の100円ショップとしてワッツが開店したのは昨年3月。
他社もこの様子を見ていたのか、ここに来て、銀座が「100均銀𫝶」にもなりました。

銀座のダイソーは、ユニクロ TOKYOの上、元々ニトリの実験店があった場所です。
初日は大盛況で買い物もできませんでしたが、翌日の夕方には落ち着いて買い物できました。
ワッツも品ぞろえは充実していましたが、銀座ダイソーが加わり、地域の利便性がさらに高まりそうです。

無印良品風ダイソー?

ダイソー以外に、派生ブランドの「Standard Products」「THREEPPY」の小さな店舗も併設してありました。
Standard Productsは無印良品風で、すぐ裏手の「本家」無印良品銀座とハシゴすると楽しそうです。
ですが、無印良品風ダイソーには、何か既視感がありました。

……そうか!Minisoだ!

かつては、(ダイソー+無印良品+ユニクロ)÷3の怪しい「日本」ブランドとして知られたものの、製品自体の魅力はダイソーを上回っており「日本にも店があれば良いのに」と思っていたものです。
一応日本にも出店していた時期がありますが、「日本」ブランドのアリバイ作りが目的だったようで、中国のMinisoとは品揃えが比較になりませんでした。

そのMinisoも、今やニューヨーク証券取引市場に上場し、ダイソーを凌ごうかという規模に成長しました。
当初は共同創業者として日本人の名前が出ていましたが、実際には経営にタッチしていなかったそうで、今や本来の創業者である叶国富(イェー・グオフー)氏の名前しか出てこないようです。

低価格商品の競争力を高めていこうとすれば、結局同じ方向性になるのかな、と興味深く思いました。

銀座フィルター

さて、銀座は保守的ではある一方、新陳代謝を促して生き残ってきた街と言われます。
この記事の内容には納得です。

大型連休を前に、セリアや3COINSでますます100均銀𫝶が盛り上がることに期待です。

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