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走り書きの借用書@金貸した-26

交際相手の男性が、友人のトラブルがあってお金に困っていたので、10万円貸しました。
交際相手といえども大人なので、ちゃんと紙を書いてね、とお願いしたら、貸したお金が入っていた銀行の袋の裏に、「私(名前)はあなた(名前)に10万円借りました」とその場でメモ書きをして、これでいいだろう、借りたことは証明できると言い切るので、そのメモを借用書としてもらいました。
1ヶ月後に、彼の浮気が発覚して、わたしから別れを切り出して、その時のメモを出して、今返して、と言ったところ、返済日が書いてないから、いつかお金ができたら返すよ、と逃げられてしまいました。

この話は本当に絶えません。

今日は期限を定めていなかった問題ではなくて、この問題についてご説明してみます。

銀行の袋の裏に、「私(名前)はあなた(名前)に10万円借りました」とその場でメモ書きをして、これでいいだろう、借りたことは証明できると言い切るので、そのメモを借用書としてもらいました。

これが証拠になるのか?というご質問をよくいただいています。

結論から言うと、なります。

確かに借用書のように、しっかり合意が成立していることを正面から立証できる性質の文書とは異なります。

しかし、彼の筆跡等と照合することで、その時点における彼の認識を表明していることを立証することはできます。

一点だけ、わがままを申し上げておくと、できれば日付だけは特定できるように、記載をした日付だけはいれておいてもらいたいと思っています。しっかり借用書を取得するのなら、これを使ってみてください。


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