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〜創業を決意するまで〜|真珠買取専門店「銀座リパール」創業記vol.2

はじめに

ここまで読み進めていただきありがとうございます。
この記事で初めましての方は、ぜひvol.1から読んでください。
平凡な社畜リーマンの成長をご覧いただけます。

前回は幼少期からはじめて真珠に出会うまでを記した。

今回は元社畜が月間50本以上売買するほどの真珠沼にハマり、どのように『銀座リパール』を創業するに至ったのかを話していく。

真珠の販売を挫折〜販売を再開

🎄待ち構える挫折に気付かぬクリスマス🎄

2023年12月 脱サラ後半年以上が経過。真珠好きが高じて、彼女にあこや真珠のひと粒ネックレスをクリスマスにプレゼントする。
この頃、真珠の相場が最高値をつける。

2023年同月 平成生まれのリユース事業者が集まる「平成リユース会」に初めて参加。人付き合いが苦手な私は参加者に話しかけられず、隅っこでご飯を食べていた。
主催者である買取業を営む社長とフットサル仲間だったので、気にかけていただき「リユース関係で力なれることがあればなんでも言って!」と言葉をかけられる。

2024年1月下旬 NHKで真珠ブームが取り上げられているのを見て、今までは店舗の買い付けのみネットで真珠の買い付けを本腰入れて開始。
真珠の相場が下降しつつあることを知らず、良いと思ったらすぐ購入。
真珠に詳しすぎて周囲の人から「変態」と呼ばれる。

綺麗すぎて売るのを諦めた真珠たち

2024年1月下旬 真珠の出品者が大量に現れて相場が一気に下降気味に。雲行きが怪しくなる。

2024年2月 販売を試行錯誤するもなかなか利益がとれなくなり、真珠の売買から一時撤退する。
大量の在庫を抱える。

💍人生一大イベントへ向けてやるしかない💍

2024年3月 当時の彼女から「結婚をしよう」と言われる。
脱サラ後1つの節目と考えていた利益100万円を達成していなかったため、なかなか踏み切れず。3ヶ月以内に達成させると伝え、7月14日に結婚することを誓う。この辺りから真珠の相場が復調する。

2024年3月下旬 目標を達成させるために、ネットで真珠ネックレスの買い付けを再開。
今まで抱えていた在庫を捌こうとするもメルカリではなかなか売れず販路をヤフオクへ拡げる。
この戦略が奏功して、月の利益が100万円を超える。

当時の物販仲間たちに送ったLINE

真珠売買が好調!販路をヤフオクに1本化

2024年4月 その後もヤフオクでの販売が奏功し、メルカリで売れていた金額の1.2〜1.4倍くらいで売れる。


2024年5月 販路をヤフオクに1本化。真珠ネックレスの販売数は月間4〜50本超に及ぶ。

ヤフオクの売り上げは5月だけで1,245,854円に到達。

ネックレスとセットでついてくるピアスやイヤリングを換金するために近所の買取屋へ持ちこむ。

🦪銀座リパール創業のきっかけ〜決意するまで🦪

銀座リパール創業のきっかけとなるできごと

2024年6月 安定して販売数が増え、在庫が足りない状態に陥る。
ピアスやイヤリングを換金するために近所の買取屋へ再訪。仕事の話になり真珠を扱っていることを話すと「ウチから買い取らないか」と提案をいただく。

・真珠は値段がつかないため大量に廃棄している
・お客さんが真珠に価値がないと考えている
・売り先に困っている

という話だった。

2024年同月 他の出張買取屋も売り先に困っているのではないかと考え、
フットサル仲間であった全国にフランチャイズ展開する買取業の社長にすべての経緯を話した。

・おたからやなどの買取店では査定額が相場の3分の1程度と安かった
・そもそも値段がつかないというお店もあった
・真珠の知識に乏しいため品質のいい真珠か見分けられない。

時はきた!銀座リパールの創業を決意

2024年6月下旬 その後も買取業の社長に何度も相談を重ねるうちに

・適正な評価を行い適正価格で買い取ること
・美しい真珠の魅力を後世に伝えること
・次の世代へ真珠の文化を繋いでいきたい


という思いが芽生え始める。

【1点モノであり一生物】



真珠はアコヤ貝が命がけで産み出したものである。

本来、親から子へ想いと一緒に受け継がれるべき真珠がそのような扱いを受けていることに目を背けることはできなかった。 

ついに真珠買取専門店「銀座リパール」の創業を決意。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は「創業者の銀座リパールにかける想い」をお送りいたします。

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