三日坊主とか言う雑魚を克服

やろうとしたけど続かない。
「運動しよう。」「勉強しよう。」
そう言って自分に言い聞かせる。
しかし3日経つとしなくなる。
自分との約束を破るのだ。
更にこれはチームでもあり得る話で、
「レポートを出そう。」「1週間前には資料を完成させておこう。」
そう言ったものは、基本的に記憶から消えていく。

続けるのが苦手な人はたくさんいる。
だからこそ、続けたやつは勝つのだ。
では、続けるにはどうすればいいのか?
それにはまず、三日坊主の仕組みをお伝えする。


三日坊主の特徴


三日坊主の特徴は二つある。


1.目標への意識が薄れる
2.目標への意欲が薄れる


特徴1 目標への意識が薄れる

◉顕在意識と潜在意識
◉人間は忘れる生き物


◉顕在意識と潜在意識

顕在意識・・・自覚してる意識→「痩せなきゃ」って思うこと
潜在意識・・・自覚できてない意識→食べたいという欲求

顕在意識と潜在意識も比率は1:9の割合で潜在意識が勝る。
大事なことはわかってる。頭ではわかってる。
しかし
・休みたい
・だるい
などの潜在意識が勝る。

自分がやりたいと思ってることを、実は心の底では本当はやりたくないと思っている。
本当の意味で納得できてないのだ。


ここで重要なのは、人は潜在意識にフタをしやすいのだ。
「自分は決めたことができる!!」と思い込みやすいと言うことだ。
だからこそ、潜在意識を顕在化する必要がある。
要は、自覚のないことを自覚するのだ。

ダイエットなら、
「本当は自分は食べたい。」というのを自覚し、
食べないことするのではなく、「糖分だけを避け、お肉は食べる」など、別の習慣で補うのだ。

潜在意識に負けないような”仕組み”を作るのが大切。


◉人間は忘れる生き物


記憶に関する実験では、「1時間で50%忘れる 1週間で75%忘れる」と言う結果が出た。
つまり、決めた熱い想いは「冷める」ものじゃなく、「忘れる」ものなのだ。 

これを認識しておかないと、
自分の意思が弱いことを責めてしまい、そこに対するマイナスの感情に埋め尽くされてしまう。なので、「意思ではなく忘れてしまうだけ」と言うのを覚えておいて欲しい。


特徴2 目標への意欲が薄れる

◉はずみ車の考え方
◉減点主義と加点主義


◉はずみ車の考え方

ビジュアルカンパニーの本で出てくる、はずみ車を参考にする。


物事の改善は、大きな鉄の車輪を回転させるようなもの。
押しても押しても動かない。
そこで大半は諦めてしまう。
そしてやっと動いたと思っても1センチしか動かない。
またそこで諦めてしまう。
しかし続けるものは、やっと2センチ、3センチと動いてやがて一回転する。
そうすると、勝手に動き続けるようになるのだ。

つまり、何かをすることの初期ハードルはとても高いのだ。
物事は回り始めて何周もした時に、初めて成果を感じられる。

スポーツも同じ。
野球もゴルフもバスケもなんでも。
続けるとわかるものがある。


◉減点主義と加点主義

「減点主義」 10のはずが2しか進まない
       マイナス8に目を向ける

「加点主義」 0だったものが2になった
       0だったものが2まで進んだと考える

実際どっちがいいのか。

結論は
活動初期は減点主義ではいけない。
加点主義でポジティブに意欲を高めていくのだ。
「今回2ならじゃあ次は4プラスさせよう。」
そして6、8と増えていかせればいい。
しかし減点主義では、目標への意識が薄れる分、目標に対する意欲がなくなる。心のどこかでやめたくなってしまう。次のゴールに向かいづらくなる。
なので足すことを考えるのが大切。

そしてマイナスを考えるのは、はずみ車が回った時でいい。
更にプラスになるには、どこがマイナスになってるの?を追求する。




まとめると、必要になってくるのは以下のことだと考える。

◉目標の描き方

・潜在意識を顕在化
・別の習慣で乗り越える

◉目標の明示

・紙に書き出し貼り出す
・周囲に表明
・常に振り返る

常に忘れないように工夫するのだ。
そして、欲求の裏にある真の欲求は何か?
それをする本質を見抜くということ。
本当にしたいことは何?
何故それをしたいの?
ってものを探ると、別の物で置き換えることも叶うかもしれない。
それをすると、根性見せずとも可能性の強い方法が見つかるかもしれない。


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