ヤスは私がここに越してきた年に近所で生まれた猫だ。6月のある日わが家の脇の隙間からウーウーという呻き声?が聞こえたので見てみると、生い茂ったチカラシバに隠れて3匹の子猫がいた。 ヤス ヤスとの出会い 彼には同じく野良猫の母親がいる。我が家にも頻繁に訪れるミケヤンだ。 当時の私は野良猫の扱い方を知らず、ミケヤンの状態にも気づいておらず、生まれてからの発見となった。 その日は雨模様だったのでラグでテントを張ったものの翌朝にはいなくなり若干のモヤモヤを残したが、数日後にまた
メンテナンスといっても何も大掛かりな検査や修理ってわけではなく。 気づいたときにちまちま磨いたり補修したりする習性があるというそんな話。 部屋の掃除よりモノの掃除 モノを磨くのが好きだ。飽きたりくたびれたりしてそろそろ替え時かもと思っていたものでも、磨いたり手直ししたりするとまた愛着が沸いてきて、もうしばらく使おうという気分になる。これを私は「メンテナンス」と言っている。 たとえば掃除機で部屋を掃除しているとき、掃除機のヘッドの汚れを見た瞬間そっちが気になってしまい気が
チョコはマロンと同じく近所の公園で保護した野良猫だ。 常に一緒に行動していたのでおそらく姉か妹だろう。だがその性格はマロンとはだいぶ異なり、猫飼いのスキルを試されるものだった。 チョコ(次女) お迎えの経緯 チョコはベッタベタのマロンを保護する際に巻き添えとなった相方である。二人一緒に保護するのが今回の必須条件であった。 捕獲には専用機材がないため、自前のキャリーにご飯を設置し、入ったところで扉を閉めるという方法をとる。 1回目はなんとマロンが入ってしまった。一回し
マロンは近所の公園で保護した野良猫だ。 かつて銀が猫ライフの扉を開いたように、マロンはそれをもう一段階引き上げた。かくして多頭飼いライフの幕開けなのである。 マロン(次男) お迎えの経緯 夜になると相方のチョコと公園で遊ぶ姿が度々目撃されていたマロン。 不用心にジジイに絡みつくおかしな猫を、当時ペットロスに悩んでいた実家にどうかなと思ったのが保護のきっかけである。(結局わが家にいるが) 捕獲は素手で抱き上げて連れ帰るというあっけないものだったが、相方チョコをどうする
一人っ子の銀がさみしかろうと思い、2年後の春に譲り受けたのが小夏。お迎えでは2時間のロングドライブを耐え抜いたタフな女である。 小夏(長女) お迎えの経緯 銀を迎えた猫カフェにはこだわらずに、保護猫のHPで探したちょっと遠くにいた女の子。 保護猫は通常、1、2週間程度のトライアルを行うのが通例だが、車で片道2時間の距離では「はいダメでした」で戻ってくるのは難しい。なのでよっぽどでない限り帰らない覚悟で迎えに行ったのだ。 家ではケージに入った小夏に銀がしきりに話しかけ
うちには現在4匹の猫がおります。いずれも保護猫。 2017年の春、たまたま立ち寄った猫カフェで銀に出会ったのが私たちの猫ライフの始まりでした。 銀(長男) お迎えの経緯 何度目かの来店で、すでに譲渡の決まった活発なお兄さん2人にパシパシ叩かれている子猫を発見したツレの一言「この子どうかしら」でほぼ決定。 名前の由来 当時は女の子と言われていた銀。名前はすでに「銀色のサバトラだからお銀ちゃん」にしようと決めていたが、譲渡直前に男子であることが判明。「お銀」ではなくただ