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女性は客寄せパンダ

日本でもここ数年女性活躍やフェムテックなどが社会的に注目され熱を帯びていますね。
でもこれはブームとか流行は終わったとかそういう話じゃなくて
本質的な問題だと思います。

人口減少が急速に進んでいる日本で、今後も社会は基本的に男が働くところ、
なんてスタンスでは日本の未来が危惧されると考え、そういう背景もあり、
国が女性活躍を推進し始めたのだと仮説を持ち、
実際は何が背景なのだろうと調べてみました。

女性活躍って企業のため?

働く人口の減少を食い止めるため、というような記事も出てくる中、
「『女性の活躍』は企業イメージを向上させる!」という記事や、
「助成金が得られやすくなります」というページも出てきました。
「企業で女性が活躍するメリット」という項目には
「女性は購買に影響を与える」などもあり、
ポジティブな意味なのかもしれないですので、この真意は分かりませんが
これらのワードを見て、企業成長のため、企業の評価を高めるため、助成金を得るため、と企業が「女性」を利用している気持ちになり、ショックを受けました。

男女平等の本質

男女である前に同じ人間です。いろんなところで言われているように。
誰でも利益を作るために利用されるのは嬉しくないものだと思います。

女性を人として、ではなく「性」の対象としてしか見ていないのかな、と思う瞬間がたまにあります。
そのほかにも、「女性だから」と中身を見てもらえない時もありますね。
努力してきた人からすると「女性だからね(にっこり)」と言われて、
能力は関係ないよ、と言われることがどれだけ悔しいか。。。
もしかしたらそう言っている人よりも何十倍も努力しているかもしれないのに。

そう思うと男性・女性というのはまったくただの肩書きでしかないもので、
自分がどんな人間なのか味をつけていくのは自分自身で、
その時に「性別」を武器にすることもある、それでいいのかなとも思います

結局は人間力ってみんなわかっているはず

どんなに見た目が魅力的でも、どんなにいいポジションにいても、
どれだけお金を持っていても、それは付加価値にしかならないのではないかと思うのです。
個人的な見解ですが。
最近はフラットになってきたのかなと思う一方、2023年のジェンダーギャップ指数は過去最低順位だったり、
まだまだ性別格差が激しい日本ですが、男女で区切られず、活躍すべき人が活躍する、
そんな社会を作っていきたいと思いますし、強く願います。

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