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「私は幸せです」とスタッフの存在に感謝する。(コンビニ店長仕事術)

とてつもなく辛かった
賃貸不動産の営業時代に心が救われたエピソードのお話をします。



とあるお客様をご案内しました。

英語圏の方に日本語を教える先生でした。

ご結婚されるという事で
夫婦で住める新居を
という事でした。

色々物件を回り
お二人が気に入るお部屋が決まりました。
築年数は経っているけど白い壁を基調とした
凛とした感じのお部屋。

申し込みやご契約も滞りなく終わり
引っ越しも完了したある日
そのお客様から電話がありました。


「ステキな部屋をご紹介して下さってありがとうございました。」
そして話の最後に一言


「私は幸せです。」


と言われました。


私はこの「私は幸せです。」という言葉に
嬉しいと同時にとてつもない衝撃を受けました。


私は日常で感謝を伝える、伝えられた時に
「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」
という言葉はよく使い、よく聞きましたが

ここまで日本語でストレートに
「私は幸せです。」と伝えられたことは
ありませんでした。


おそらく英語を話せるので
使う言葉も
「I am happy.」
という言葉をシンプルに日本語で
そのまま伝えてくれただけかもしれません。


しかし当時の私にとっては
社長からのプレッシャーやパワハラがとてつもなく
心が半分以上死んでいるような
過酷な職場でしたが
胸のあたりからから体全体が
じわじわと暖かくなる感覚がありました。

当時を思い出すとあれは私の心に火を灯してもらえたんですね。



人が仕事を選ぶのではなく
仕事が人を選ぶ


という言葉をご存じですか?


想えばあの言葉に出会う為だけに
私は営業という仕事に導かれたのかなぁとも
思うことがあります。

今でもそのエピソードを思い出すとその暖かくなる感覚が蘇ります。


そして自分は今とても幸せとは思えない
辛い日々を過ごしているけど
いつか必ずこの人のように
素直に
「私は幸せです。」
と言える人間になろうと思ったのでした。


とはいえど
実際に職場で「私は幸せです」と言うのは
ハードルが高いと感じませんか?


大丈夫です。必ず言えるようになる方法があります。

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