見出し画像

あれから

あれから結構な月日が経ったような気がする。

前にnote更新したのはいつだったっけかなー。

既に忘れてしまうくらいずっと前に、しかもうっすい時間 笑

大体が大したこと書いてないんだよね。単なる息抜き的なnote。

重要なことは実行するだけして、次にいっちゃうって性分。

でも、それだけでは面白く無いっていうか、極めるプロセスとして片手落ちというか、再現性にかけるから、記録はするように、ここ努力しています。

2022年の生姜の作付け圃場設計がそれに当たる。

私はここから不耕起・自然栽培で耕起栽培同等の収穫量を上げる取り組みを始めます。農業が目指す頂点はそれだと思うから。不耕起栽培について私が思うに、ビジネス的にダメダメな感じだと思う。その原因は、不耕起栽培に取り組む人々のマインドにあると思う。

ビジネスに対して日本人の多くはネガティブだ。その中でも特に不耕起栽培に取り組む人は群を抜いてネガティブ。でもそんなマインドでは地球は救えない。原始時代になんて戻れっこ無いんだからさ。そこんとこDNAに従おうぜって思う。

ビジネスとは何か?その意味を深く認識することはとても大事なことだ。

ビジネスとは、個人的な感情を交えずに利益の追求のみを目的として進める仕事。

利益とは「もうけ」とか「とく」のことだから、ビジネス無くして生命維持は有り得ないんだよ。個人的な感情を交えてばかりの人類は崩壊するんだよ===。

問題は、どう儲けるのか、その儲けを何に使うかってことで、結局は「何をどう使うか」を省エネでいく時代が今でしょ。

だとしたら、毎回作付けの度にトラクターで土をかき混ぜなくても、一定の生産量が保てればそれが一番いいに決まってるよね。だって愚かでしょ、自然の中には沢山の目に見える生き物から目に見えない生き物までいて、それらは生命活動をしていて代謝してる。その働きの一切をゼロにして土から植物を育てるなんて、どんだけ独裁的愚か者なんだよって。あらゆる生き物の有機的生命活動の上にヒトも生きた方が楽だと思うんだよね。

で、この「楽」に経費をかけているのが今の農業の主流。例えば、化学肥料とか農薬、ガソリンや軽油等。これらを必要としなければ、慣行栽培に比べて生産量が下がったとしても、必ずしも利益が減るわけではない。加えて、今の慣行農業を成り立たせるために、複数の下支えがあって、これに人件費やら燃料費、資源消費、処理経費なども多くかかるわけだから、この点から見ても不耕起栽培は圧倒的に経費を削減できるわけだ。緑の革命によって起きたその後を見れば、方向性変える必要がある事も明らかだしね。 

もちろん、結果を出してナンボってとこを忘れてはダメよ。結果を出すことに貪欲でない中途半端な行動は全体のポテンシャル落とすから。あっ、もちろん結果なんて直ぐに簡単には出ないからね、みんな歩みの速度は違う。置かれている環境も違うし。

あー、もう一つ念の為言っておくけど、不耕起栽培が成立するためには、作付け作物の選定や、栽培プランが必要で、しかも、実行成立するまでにかかる時間も圃場によって違う。加えて、作物と圃場の組み合わせによっては無理な場合もあるだろう。ここで私が見せたいのは次世代農業の青写真。そして、愛と平和と平等と豊かさの実現に向けて何処までも進化するマインド。

でね、私思ったんだよね。農業はね時間をクリエイトする仕事でもあるって事に気付いたんだよね。沢山の生き物の時間を実感して、その活動を理解して、それを活用する技術を獲得する。一次産業って人類史の中で最も革命的な産業でしょ。全ては一次産業から始ま流のだから、時代を変えるなら、ここからでしょーーーー。緑の革命に続く革命は、今この時代に起きるんだよ。

いやーしかし、一昨日、温床作りの為に、落ち葉と米ぬか合わせて水かけてアレコレしたところに行って、その後の様子を見つつ、全てを手でひっくり返して、アレコレしてきたんだけど、勉強になる。ほんと勉強になる。微生物の働きを実感できる温床作りはマジで勉強になる。以前、堆肥作りを二日ばかり学びに三重県に行ってきたんだけど、それが私の次なる入り口だったんだよね。

この歳になると大体の自分の癖は分かってたりするもんだ。先ずは興味ある世界に飛び込んでみて、次に自分が出来ることから手を付けてみて、一つ一つを確かに感じながらトライアンドエラーを繰り返しす中で、深く実感される学びが得られるの。それは農業では大きな強みになるんだ。実際、失敗からしか得ることの出来ない現実は確かにある。

まだまだ私自身学びの途中だけど、早くも次世代を育てる時にきているわけで、そんな私が思うことは、失敗が許される社会基盤が不可欠だってこと。その為の社会支援や社会保障を整えることが、上に立つ人の最も大事な仕事だよね。

あとね、おっさんやおばさんは、可能な限り若者と遊んだ方が良い  笑。。これ絶対にそう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?