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7インチ盤専門店雑記165「ホイト・アクストン」

ホイト・アクストンのおっさんです。昔からおっさんくせぇヤツだなと思っておりました。この人、シンガー・ソングライターでもありますが、俳優としての方が活躍していますかね?一番よく憶えているのが「グレムリン」のあの一家のお父さんです。あのイメージが強すぎるのか、何だかしょーもねぇおっさんというイメージがついてしまいました。

さて、音楽活動の方はなかなか面白いです。まず、エルヴィス・プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」の共作者です。ですから随分昔の人です。1938年生まれということです。もう一つ、スリー・ドッグ・ナイトのカヴァーで有名な「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」も彼の曲です。スリー・ドッグ・ナイトの前座でツアーをしたことがあるようですから、そういったご縁で曲を提供したのでしょう。

この人も、昨日取り上げたマイケル・スタンレーと同様、カントリー寄りの音を聴かせる人ですから、日本での知名度は低いように感じます。ただ米国でも俳優としての認知が優先するのか、WikipediaのDiscographyも不完全なものです。個々のアルバムのリンクもちょっとしかありません。まあ、「こんなん誰が聴くねん」などと言いながら「案外エエなぁ」となっているわけで、カントリー・ロックあたりの音がやっぱり好きなんだなと認識を新たにしております。

ああ、でも、カントリーっておっさんの居場所がある音楽なんだよなぁ…。






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