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さらまわしネタ帳102 - ライヴの記憶

次週3本収録する予定なのですが、1本は「B面の名曲米国他編」で、前回収録したものの続きのような内容です。準備は終わっております。結構ベタな選曲ですから、特別拘って音楽を聴いていらっしゃる方でなくとも楽しめる内容かと思います。

残る2本は特集回です。一つがアラン・パーソンズ・プロジェクト、もう一つがドナルド・フェイゲンです。どちらもアラン・パーソンズ特集にするか、スティーリー・ダン特集にするかという点で少し悩みましたが、アラン・パーソンズはソロもネタとしてありますが、やはり全盛期のアラン・パーソンズ・プロジェクトのクオリティと比較して見劣りしてしまうんです。「On Air」というソロ名義のアルバムは結構好きなんですけどね…。

ドナルド・フェイゲンの方は、どちらでもいいなという気持ちが今でもあるんですけど、やはりソロになってからの曲に好きなものが多いので、ソロを含めた特集にしたいなと思います。スティーリー・ダンで一時間というのもやってみたい気もするのですが、いつか機会があれば…。同じ音源は2度かけないというポリシーでいくと、今回主要なヒット曲をかけると、次はないような気もしますがね…。やはり少し悩ましい…。

この2人、お分かりでしょうが、スタジオワークに徹底的に拘る人たちです。英国代表、米国代表ということでもよろしいかと思いますが、まあ音質的にも楽曲的にもクオリティの高いものが多く、実に楽しみな回です。せっかくですから7インチ・シングルをできるだけ使って音圧高めでいきたいとは思いますが、拘り過ぎて選曲のクオリティを下げるのは好ましくないので、シングルカットされてない曲もかけられるよう、7インチ盤多めということで行きたいと思います。

さて、ただ曲をどんどんかけるだけではつまらないわけで、少しはしゃべりますが、しゃべりは少なめにしたいですね。本当にかけたい曲はいっぱいある人たちです。選曲は猛烈悩ましい…と言いたいところですが、そうでもありません。そもそも7インチ盤が超レアなお二人、やはりアルバムで聴くというイメージが強い人たちではあります。それでも主要なシングル盤は手元にあるわけで、あるものしかかけられませんから、おのずと絞られます。


加えてしゃべりの内容ですが、諸々文献にもあたりましたし、ライナーノーツを読み返したりもして、忙しいやら楽しいやら…。まあ最高の時間を過ごしております。一方で、ライヴの体験もあるお二人ですから、記憶を辿っておいて、少しは触れたいと思います。全盛期のアラン・パーソンズ・プロジェクトはメディア露出も少なければ、ライヴもやらないプロジェクト的バンドでしたから、1999年に観ることができるとなったときには胸躍りました。

一方のドナルド・フェイゲン、拘りが強すぎて人気曲をあまりやらなかった記憶が蘇ってきます。演奏や音質のクオリティは高くても曲がつまらなければ意味なしですからね…。

でもこの人に関してはデュークス・オブ・セプテンバーというものもあります。こちらはソウル・レヴュー的なステージ構成で、実に楽しい内容でしたから、その辺をご紹介するしかありませんね。ラジオ番組であまり愚痴っても、リスナーさんは楽しめませんからね。

デュークス・オブ・セプテンバー、実は1週間後にノラ・ジョーンズのライヴが同じ会場、日本武道館で予定されておりまして、あまり期待値は高くなかったんです。ところが3人ともかなりの集中力で、真剣にやっていて、ライヴとしてのクオリティがもの凄く高かったんです。予想外によかったというライヴの記憶としてご紹介することになるでしょう。

さあ、楽しみだ。体調を整えて、万全の態勢で収録に臨みたいものです。

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