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さらまわしネタ帳082 - 小ネタ

どうも「トリヴィア」という言葉があまり好きではなくて、「小ネタ」などと言っております。無駄か否かは知ったこっちゃありませんが、どうでもいい知識とでも言うのでしょうか。クレジット情報というほどではないにしても、知っていると面白い情報ってやはりいろいろあると思います。

ボブ・ディランの「New Morning」の裏ジャケに写っている古写真ですが、ここでボブ・ディランが押さえるように持っているギター、ビッグ・ジョー・ウィリアムズのギターなんですって…。だからどうしたという程度の小ネタですが、ビッグ・ジョー・ウィリアムズといったら自作9弦ギターで有名ですよね。1903年10月16日生まれ、1982年12月17日没、若き日のボブ・ディランに多大なる影響を与えた流浪のブルースマンです。レコードのジャケットに書いてもないのにみんなよく知ってますよね…。

ま、そんなビッグ・ジョー・ウィリアムズのレコードが一枚出てきたので周辺情報を調べていただけなんですけどね。私的には、ロック系で多くカヴァーされた「Baby, Please Don't Go」の作者さんとしての認識なんですけどね。

「MAD THAD」、1957年リリース、ハードバップの有名盤ですよね。あまりちゃんと聴いたことありませんけど、タイトルはよく目にするというものでして、何故自分がこの盤を持っているのか、…おそらくセット・オークションの箱に入っていたんだとは思いますけど、…状態はまあまあです。

この盤、参加ミュージシャンがジャケット表面に並べて書いてありまして、上から、Thad Jones, Jimmy Jones, Eddie Jones, Elvin Jones, Jo Jones, Quincy Jones…とあります。Jonesファミリーですかと思いつつ、まてよ弟はエルヴィン・ジョーンズで兄貴はハンク・ジョーンズだったよね…となってまして、6人のJonesの名前を並べたのはただのお遊びなんですね…。素人をからかってますかね…。一応こういうのも調べないと気が済まない人間でして…。

ちなみに、アルバム・ジャケットの上の方には「LEONARD FEATHER presents」と書かれております。私的にはレナード・フェザーというと評論家なんですけどね。結構ジャズ本書いてますよね。でもプロデューサーもやるんですって。しかも作曲家としては、ダイナ・ワシントンやB.B.キングに曲を提供しているんですって。多才ですな。

ちなみに、今どうしてレナード・フェザーが気になっているかというと、あちこちで目にするお名前なんですけど、前回のネタ帳で書いた「CTI SUMMER JAZZ at the HOLLYWOOD BOWL」というライヴ録音のアルバムがあるんですけど、そのライヴでMCまで務めているんですよ。…いいなあ、こういうの。

この手の小ネタを書き始めたらキリがない気もするんですけど、…それこそネタ帳の存在価値そのものでしたね。…ただね、文章が長すぎるんだな。

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