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7インチ盤専門店雑記290「チェイシン・ザ・トレーン」

ジョン・コルトレーンの「ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」です。1962年の大名盤です。A面がエリック・ドルフィをフィーチャーした「スピリチュアル」と「ソフトリー・アズ・イン・ザ・モーニング・サンライズ」の2曲、B面が「チェイシン・ザ・トレーン」1曲です。アルバムのトータルで36分半ですから、どうしても短く感じてしまいます。この盤を聴くとき、どうしても1回では済まされなくて、2回3回と繰り返し、聴いてしまいます。それも、どういうわけかトリオでやっている「チェイシン~」が気になってB面ばかり繰り返し聴くことも多かったりします。今日もB面を4回聴いてしまいました。

別に鉄オタの曲ではなくて、演奏中にうろつくコルトレーンを追いかけてしまう様からつけられたタイトルとか。ヴィデオで観るコルトレーンはじっと立って吹いているので、「うろつくんだ…」と気になってしまいましてね。うろついているのか確かめたくて繰り返し聴くわけではないものの、うろつきながら、こんなフレーズが吹けるんですかね…。

この盤、ちょいと困った代物で、中古盤あるあるなのかもしれませんが、ジャケットはMONOと書いてあるものの、中身の盤はSTEREOなんです。中身違いは結構あるような気もしますが、こういうのは珍しいというか、これしか遭遇したことがありません。しかもレーベルがあの赤と黒のインパルスらしいデザインのヤツじゃないんですよね…。

赤と黒ってわかりますよね…。↓

何というか、ステレオタイプというものでもないんですけど、インパルスのレーベルは赤と黒であって欲しかったりして…。ヘンなところでミーハー?実はカウント・ベイシーの盤も違っていて、あまり好きになれないんです…。

やっぱ、こうあって欲しい…。↓

何かどうでもいいことを書いておりますが、コルトレーンはいろいろ考えながら聴くのが好きなので、こんな感じになってしまうんですけどね。実は昨日が自分のイベント「追悼JEFF BECK」でベックを70曲以上聴いて、ちょいと脳みそが飽和状態でして、でも明日はラジオ番組の収録が2本ありまして、そちらのことも考えなければいけないんです。速攻でリセットしたいときに、自分はコルトレーンを聴くことが多いんです。…多いんですけど、こうやって遊び始めちゃうと明日の準備ができない…、困った性格でしてね。

ああ、ウッドストック・フェスティヴァルについて語らなきゃいけないんですけど、まだ考えが固まってないんですよ…。まあ、これからガッツリ行くわけですけどね。自分の番組の再放送OAを聴きながら、何しているんだかという気分で、少々凹んでいたりして…。


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