7インチ盤専門店雑記773「貴重盤を小出しにする…」
諸般の事情から、妙にバタバタ忙しくしております。体調が悪いのも忘れて走り回っているといったところです。日曜日にカミサンは出勤ということで「それなら動くか…」となりまして、まずはauショップに行ってWi-Fiルータを更新してみたり、車検絡みの残作業をやったり、店のメンテナンス的なことをやってみたり、…まあいろいろです。普段ならレコ屋作業に勤しむところですが、昨日は流石に懸案事項が溜まり過ぎて脳ミソがフリーズしかかったもので、雑事を優先したというだけなんですけどね。
最近レコ屋的には余剰在庫ばかり出していたので、何だかクオリティが下がってきているような気がしてしまい、売れているあたりの高額盤も出そうと思い立ちまして、本日月曜日は20枚ほど新規に投入してみました。何はともあれ、DJさんたちがお探しなのは、ブリティッシュ・ロックではなくて、あまり目にしないアメリカン・ロックあたりということで、ちょいとハードなモントローズやらマウンテンなんぞを出してみました。
モントローズの「灼熱の大彗星」、まあ気持ち良い鳴りです。LPでもいかにもアナログ的な音の塊感が快感極まりない鳴りですが、7インチ盤は凄いです。しかもこれは秘蔵の一枚、マトは「1-A-3」ですが、ブリブリに低音も出ますし、イントロのギターなんぞ、かなりハリのあるいい音です。これぞハード・ロックという音ですね。もちろんサミー・ヘイガーのシャウトも若いですから元気です。…意外に丁寧に歌ってますけどね。
ヘッダー写真はマウンテンですが、この人たちの7インチ盤は、何と申しましょうか、ファン層の傾向なんでしょうか、とにかく状態のいい盤が少ないアーティストです。それでも、しまってあった在庫ボックスを見ると、「これはもったいないかな…」という状態の盤が出てきましたよ。…まあ存在を忘れていただけなんですけど、マウンテンの美盤って、それだけで希少価値があるように思います。…何でなんでしょうね。
ついでに出したのがナイトの「ラジオより愛をこめて Love On The Airwaves」ですが、ナイトと言えば「ホット・サマー・ナイト」ですよね。そして、ほとんどの方は他は見たことないのではないでしょうか。そもそもセカンド・アルバムが存在することを知りませんよね。まあクリス・トンプソンのソロ扱いになっているアレもありますけどね…。何はともあれ、ラジオ・フェチには堪らないタイトル…でもないか、でもいいでしょ「ラジオより愛をこめて」…。
もう一枚、マルティカの「Toy Soldiers」再入荷と申しましょうか、一枚売れてしまったのですが 実はもう一枚持っていた盤です。大ヒット曲ですが、1989年ですからフツーにはアナログ盤は手に入りません。…もちろん、猛烈良音です。アメリカ人ですが、イギリス盤です。89年にアメリカだイギリスだなんて言ってられません。…かなりお高めの値札が付いております。ご了承ください。…繰り返しますが、1989年です。
ま、何だかんだ言って、100円ボックスは回転しておりますから、今日もちょいと補充しておきました。ロバート・パーマー「恋におぼれて」は本来1000~2000円程度でよろしいかと思いますが、茶シミがありますので100円。カジャ・グーグー2枚もちょいと勿体ないかなと思いつつ入れときます。こちらは極上美盤です。…お早めに。
少しnoteをアップするペースを落とせということになっているのですが、まあこの辺の情報提供は、モロお仕事ですのでご了承くださいな。どうぞ読み飛ばしてください。
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