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7インチ盤専門店雑記144「ポップ・アートのある部屋」
ポップ・アートはお好きですか?私は大好きです。木場の現代美術館ができたばかりの頃、毎日のように通いました。リキテンスタインもウォーホルも大好きなもので、もう喜んだなんてものではありませんでした。職場から歩いて行ける距離にポップ・アートの専門美術館のようなものができたんですから。店であれ、自宅であれ、ポップアートのある空間が好みです。
入り口はノーマン・ロックウェルでした。アンティーク・ショップで売られている、雑誌の表紙をスティール・プレートにしたものを買ってきて、家の中に飾っておりました。
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レコード・ジャケットにも使われていることがわかり、いろいろ探してみたり、インターネットがない時代は、そういったことを調べるのもなかなか大変な労力でした。
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だんだん自分の好みが固まってきて、リトル・フィートのジャケットを多く手掛けるネオン・パークが大好きになりました。この何とも言えない、おバカな世界観、サイコーです。
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ヘッダー写真のドナルド・ローラー・ウイルソンも大好きです。中身の音楽は別として、完璧なジャケ買いです。もうこの手のジャケットが数千円で手に入るならお安いと思ってしまいます。レコード・ジャケットはやはりアートです。
店の壁面は展示イベントが入っていない限り、レコード・ジャケットをフレームに入れて飾っておりますが、時々入れ替えることで気分転換にもなりますし、見入っているお客様もいらっしゃいますから、お好きなのかもしれませんね。店の壁面は、古い映画のサントラ盤のイラスト・ジャケットが多いわけですが、あれはちょいと別物です。大好きなジャケットもいっぱいありますが、作者がどうのという視点では見ておりませんからね。不思議なものです。
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