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7インチ盤専門店雑記183「レベッカ・マーティン」
昨日のジェシー・ハリスのところでもご紹介したレベッカ・マーティンです。歌は上手いしギターのテクも相当のもの、特筆すべきはコンポーザーとしての才能でしょうか。第一印象は不思議なコードを使う人でした。でもしばらく聴き続けると慣れるのか、これでいいんだと思わせます。
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ジェシー・ハリスとやっていたワンス・ブルーのときはそれほど感じないのですが、かなり個性的なメロディ・センスをお持ちです。ジェシー・ハリスの万人受けするポップな部分とは相容れないでしょうね。彼女のほうがジャズ寄りですし、メロディは複雑です。しかもクセになるタイプです。時々無性に聴きたくなります。個人的には2004年の「People Behave Like Ballads」というアルバムがおススメですが、まあ全部聴く価値ありだと思います。
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アルバムが出れば買いますが、なかなか苦労しました。日本ではイマイチ人気があるとは言い難い立ち位置です。ベッカ・スティーヴンスとグレチェン・パーラトという、いずれ劣らぬ実力者3人でティレリーというユニットもやっておりましたが、この3人ならもっと売れてもよかった気がしますけどね。ジャズというわけでなし、中途半端に捉えられてしまうんですかね。コットンクラブで観たライヴでは、声のよさもさることながら、ギターのテクニックに驚かされました。アナログで聴きたいタイプのアーティストでありながら、なかなかアナログで聴けない代表です。
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