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FM84.0MHz Radio City presents "Saramawashi.com -The Vinyl Paradise" 024:映画音楽特集

さらまわしどっとこむ -The Vinyl Paradise-
第24回(2022年3月11日(金)20時~
(再放送:3月13日(日)19時~)

清澄白河にあるカフェGINGER.TOKYOのオーナー高山聡(あきら)がお届けする音楽番組です。
全曲アナログ・レコードでお届けします。しかも可能な限り7インチ盤で、しかもフルレングスでかけます。
サーフェスノイズにまみれた1時間、ぜひご一緒に。

今週は廣田夫妻をゲストにお迎えして映画音楽談義に花を咲かせます。以前にGINGER.TOKYOで「廣田夫妻と語る映画音楽の夕べ」というイベントを開催していただいたこともあるご両人です。映画音楽の夕べ・ラジオ編といったところでしょうか。

通常はスタジオの空気に慣れていただく時間として1、2曲目は高山のセレクションで行きますが、スタートとエンディングも決め打ちで持ち込まれてきましたので、今回高山は中盤で好きな映画音楽を2曲ご紹介するのみにとどめております。

1曲目
「bellbottoms」the jon spencer blues explosion (2017)

まずは映画「ベイビードライバー」のサントラからです。映画の冒頭でもフルレングスでかかる曲です。実はGINGERでやったイベントでも冒頭に流しておりました。主演のアンセル・エルゴートがいい味出してます。

2曲目
「The Goonies ‘R’ Good Enough」Cyndi Lauper (1985)

お次は「グーニーズ」奥様が初めて映画館で観た洋画ということです。キラキラの80sサウンドです。

3曲目
「KANEDA」芸能山城組 (1988)

映画「AKIRA」から、旦那さんのおススメです。AKIRAの世界観がお好きということで。

「AKIRA」のサントラの写真を撮り忘れたようです。かわりにディレクター小松氏の後ろで待機している廣田夫妻のお写真を載せております…ゴメンナサイ

4曲目
「Children Of The Light」Rosemary Butler with Keith Emerson (1983)

大友克洋監督の「AKIRA」とくれば、これをかけないわけにはいかない。「幻魔大戦」からシングル・ヒットも大名曲です。これは高山のおススメ曲です。本放送OAの3月11日は東日本大震災のメモリアル・デーでもありますが、キース・エマーソンの命日でもあります。

5曲目
「Pinball Wizard」Elton John (1975)

もう一曲ということで、高山のおススメ2曲目は、高山が初めて自分のおカネを出して映画館で観た洋画が「トミー」なんです。そのサントラからのシングルヒット曲です。

6曲目
「tonight」ANDRE PREVIN (1961)

アンセル・エルゴート主演でスピルバーグ版「ウエストサイドストーリー」を公開中ですが、これはオリジナル版から。収録時点ではまだスピルバーグ版は公開になっておりませんでした。高山のミスで、アンドレ・プレヴィンではない方の音源をかけてしまったようなのですが、…よく分かりません。名曲がいっぱいの超名作です。

7曲目
「Jockey Full of Bourbon」Tom Waits (1986)

ジム・ジャームッシュの「ダウン・バイ・ロー」で使われた曲ですが、トム・ウェイツ盤からです。最高傑作は「ゴーストドッグ」ということです。

8曲目
「MISIRLOU」The Lively Ones (1994)

タランティーノ監督の「パルプフィクション」からということですが、サントラに収録され、使われたのはディック・デイル版でして、この「ライヴリー・ワンズ版の方がガレージパンクっぽくてカッコイイ」という高山のおススメでGINGERでお買い上げになった盤ということでご紹介しました。薬丸印の新名物です。

9曲目
「Drive It Like You Stole It」Sing Street (2016)

アイルランドの若者たちがバンドを組む青春物語「シング・ストリート」からの一曲です。設定が80年代のため、こちらもキラキラの80sサウンドです。いろいろな80sアーティストのフレーズを探す面白さもあります。

10曲目
「Helden」David Bowie (2019)

ラストは、映画「ジョジョ・ラビット」から「ヒーローズ」のドイツ語ヴァージョン「ヘルデン」です。タイカ・ワイティティ監督の話題等を織り交ぜながらのエンディングとなりました。


次回は「21世紀に聴くアナログ」特集です。お楽しみに。

番組へのご意見やお便りをください。

voice@fm840.jp

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