続・下町音楽夜話 0329「映画は時代を映す」
(文化センターの講座で)映画音楽を語るとき、作曲家で分類し人物を紹介しながら代表曲をかけるという手法が考えられる。そうしたとき、エンニオ・モリコーネやジョン・ウィリアムスあたりは選曲に苦しむことになるのが明白なので避けたい。やはり作品を中心において語りたいし、人物を語ったところであまり面白くないという気がする。そもそも音楽というもの、作られた時点で作者から独立してしまうように感じている。作者が好きでその曲が好きになるということはあまりない。
自分の場合、どうしても時代背景に