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7インチ盤専門店雑記702「松下里美」
松下里美さんの「いろんな涙」、大好きな曲でした。歌の上手さも折り紙つきですが、バックの演奏が非常にタイトで洋楽中心の自分でもとりあえず彼女の2nd CD「くもりのち晴れ」は買いましたよ。調べてみたら1990年12月リリースだそうです。もう少し前から名前は目にするようになっておりました。
1988年デビューとか書かれておりますが、事務所が渡辺美里さんと同じところなのに、初ステージはプリプリのオープ
7インチ盤専門店雑記701「キャット・フード」
先般「Starless And Bible Black」について書いたとき、「嗚呼、いかん、いかん。今クリムゾンやらジョン・ウェットンを聴き込んでいる暇はありませんでした。…いかんですよ、いかん。」などと書いておりましたが、しっかりキング・クリムゾンを聴いております。まあ流しっ放しにできる範囲でということですけどね。
でもやっぱり、いっぱい聴いてきたバンドの一つではあります。聴けば次から次へと記
7インチ盤専門店雑記700「マデリン・ペルーのレアなところ」
大好きなマデリン・ペルーですが、アナログで聴きたい代表ですよね。でもさすがに7インチ・シングルはありません。LPで聴くことが多いわけですが、やはりトップレベルで好きな人なので、CDも買いました。…ボーナス・トラック目当てといったところです。加えて実はCDシングルまで手を出したりしました。大好きな「Dance Me To The End Of Love」の別テイクとかはやはり欲しいもので…。
レナ
7インチ盤専門店雑記699「I Advance Masked」
来月のトークイベントが「The Police vs. U2」ということになりますから、いろいろ周辺の音源をほじくり返しております。ポリスのソロということに関しては、スティング多めではつまらないというか、ウチでなければかけないであろうものを優先するかと考えております。つまりアンディ・サマーズであれば、ロバート・フリップとのコラボ辺りが妥当かと思うわけでして、1982年のアルバム「I Advance
もっとみる7インチ盤専門店雑記697「Outrider」
ジミー・ペイジのソロ・アルバム「アウトライダー」です。1988年6月リリースですから、アナログ盤は結構レアかと思われます。それでもオークションなどではよく見かけます。お安く買えるのであれば、入手しておくべき盤でしょう。レッド・ツェッペリン関連全般、かなり値上がりしているようで、私はもう手が出ませんね。
このアルバムからのシングル・カットはアルバム冒頭の曲「ウェスティング・マイ・タイム」です。B面
7インチ盤専門店雑記696「LUX」
アンビエントの祖、ブライアン・イーノの「LUX」というアルバムがあります。2012年11月リリースですが、その発売の4日前から、羽田空港でお試しで流されたという音源です。1978年にリリースされた「Ambient 1 : Music For Airports」の続編とでも考えれはよろしいのでしょうか。ギャラリーやエアポートで流すことを目的としたアルバムということです。
羽田の一件があったこともあ
7インチ盤専門店雑記695「Starless」
先般、またまたお客様が「オーナーさんならわかるかなぁ」と言いながら突然歌い出して、「コレ何?」とおっしゃいます。…ウチ、鼻歌シャザム的な店と思われているのでしょうか。突然歌い出して「これ何?」と訊いてくるお客様が結構いらっしゃるんですけど。あいつなら判るのでは…、とウェブのどこかに書いてあったりするんですかね?フツー、初対面の人間の前でやらないと思うのですが、何か切羽詰まっているような事情でもおあ
もっとみる7インチ盤専門店雑記694「ロキシー・ミュージック」
ロキシー・ミュージック、どうも苦手です。先般、よっしーさんがロキシーについて書いていらっしゃいまして、やはり手放しでは褒めていないのですが、いろいろ考えさせられる文章で、何度か繰り返し読んでしまいました。
よっしーさん曰く、「何だか得体のしれないバンドというイメージ」「捉え所がなく取っ付きづらい印象」「ブライアン・フェリーがダンディだとは一度も思ったことはない」「ブライアン・フェリーって気の抜け
7インチ盤専門店雑記693「ティラミ・ス」
アル・ディメオラ・プロジェクトの1987年のアルバム「幻想都市」です。リアルタイムではCDで買ったものでしたが、最近ひょんなことからアナログ盤が手に入ってしまいました。
どうしてもウチで買いたいという有り難いお客様のご要望で、新たに仕入れた盤がありまして、送料がもったいないので合わせ買いのブツを物色したところ、これを見つけてしまいまして、しかも格安で入手してしまいました。まいばすけっとで買うアイ
7インチ盤専門店雑記692「Time Is Tight」
たまたま店で流しっ放にしていた動画でBooker T. & The MG'sの「Time Is Tight」がかかり、映像のなかでCCRの連中がステージの脇から見入っているようなシーンが映ります。1970年のCCRのライヴの前座でBooker T.たちがやったときの映像ということですから、「やばい、前座に食われる」と思ってビビッているところなんですかね。そんな顔に見えます。
とにかく、こちらも認
7インチ盤専門店雑記691「芸術こそ我が命」
10ccの「芸術こそ我が命 Art For Art's Sake」、大好きな曲です。このタイトルを見ると大学受験の英語を思い出しますね。for one's sake…~のためにという意味でしたね。「芸術のための芸術」といったところでしょうか。エリック・スチュワートとグレアム・グールドマンが書く、こういったポップロック的な曲が好きでしたねぇ。
1975年に「Original Soundtrack」
7インチ盤専門店雑記690「良い鳴りのおバカ盤」
ジョーディGeordieはご存知でしょうか。New Castle Upon Tyneという英国北部のいわゆるニュー・カッスル出身のバンドです。100万都市と言いますが、本当は30万人程度の人口で、周辺都市を含めると100万人規模の人口を誇る都市圏を形成するというヤツです。工業都市です。出身者ではアニマルズが有名で、ジョーディも「朝日のあたる家」をカヴァーしていたりします。
他にもスティングやブラ
7インチ盤専門店雑記689「在庫あり」
自分が好きな曲か否かは別として、7インチ盤専門店的にどうしても常に在庫がないと許せない盤がいくつかあります。おそらく何十曲か…、100曲程度だと思います。オープン当初からその感覚は維持しておりますが、全部が全部好きな曲というわけではありません。もちろん大半は好きな曲ですけどね。7インチ盤専門店の基本線というべきものですかねぇ…。常に数枚の余剰在庫がないといけません。
まあ絶対的な基本線、ビートル