備忘録的サブカル近現代史考 008:音楽喫茶の歴史は面白い
ちくま文庫「喫茶店の時代」林哲夫著、濃いーです。滅茶苦茶濃いーんです。濃すぎて読み難いのなんの。喫茶店の歴史をかいつまんで紹介するだけでも大変な労力を要することは、普段自分がやっている作業にも重なりますので、十分に理解できます。この本の有り難いところは、出典が猛烈に細かいということでして、本文は意外に少ないかもしれません。出典参照が本文以上に多いのではと思いたくなる充実度です。まあ歴史語りのこういった本にありがちな、「ホンマかいな…」よりはいいのですが、如何せん読み難いです。