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銀河スープ 未発表album「kita」2023/12/23 release

[2024.1.3追記版]

銀河スープの2013年にレコーディングされた未発表のアルバム「kita」を2023/12/23にリリースしました。

今回のアルバムには故、坂本龍一氏のラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」でもノミネート、
ON AIRされた楽曲がアルバムに3曲収録されています。

※2011/3/6 J-WAVE RADIO SAKAMOTO ノミネート on air 銀河スープ「ふりこのゆき」
(掲載URL)https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/songlist/110306.htm

※2011/11/6 J-WAVE RADIO SAKAMOTO ノミネート on air 銀河スープ「waitless」
(掲載URL)https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/songlist/111106.htm

※2014/3/2 J-WAVE RADIO SAKAMOTO ノミネート on air 銀河スープ「太陽の琴線」
(掲載URL)https://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/songlist/140302.htm

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■2013年  銀河スープメンバー
「kita」レコーディング、ライブ参加
Vo,Gt/中村英哲
Gt/朝倉伸治
Bass/佐伯孝徳
Drmus/東大志
Drmus/岡田拓
Drmus/吉田幸生
live support menber
Bass/田中あや
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今、銀河スープはvocal/中村英哲のバンドユニット、として活動しています。

さかのぼる事、東京での結成は2003年に始まり沢山のバンドメンバー、サポートメンバー、
関係者に支えられてインディーズとして全国のCDショップに並んだCDアルバムを3枚リリースしてきました。

当時はまだメジャーデビューとういものが眩しく煌びやかな時代でありその後の
ストリーミング時代の過渡期に僕たちはCDデビューに野心を持っていました。

だから沢山のレコード会社や事務所にデモ音源を送ったり、少しでも脈のあったメジャーのレコード会社にしがみついては、
CD一枚でもいいから自分たちの人生の爪痕を音楽という形で残したかったのだと思います。

そんな希望と焦燥感が入り混じる日々でした。

でも結果はCD一枚すら音楽をレコード会社からリリースすることが叶いませんでした。

CDデビューに執着していたので勝手にレコード会社に振られたダメージを受けて、
僕もメンバーもテンションも落ちていました。

本来、音楽の本質はCDデビューとは関係のないにも関わらず。


坂本龍一さんが2023年3月28日に亡くなりました。

2007年にデモをJ-WAVEの坂本龍一さんの番組「RADIO SAKAMOTO」に応募してから
教授が闘病で少しずつ番組に出なくなる最後の方までラジオで銀河スープのデモ音源を紹介してくれてました。

坂本教授の主催のイベントにもスタッフの方も銀河スープを出演選抜してくれてライブを聴いてくれて会場で握手をしてくれました。


2016.4.9 恵比寿ガーデンプレイス
commmons'10 健康音楽 「J-WAVE RADIO SAKAMOTO」公開オーディション photo by うごさん

教授は僕らのような小さな規模のアーティストも番組では関係無く、ただ本質的に音楽として評価するところを聴いて評価してました。

2021年に事実上、ようやく4枚目にあたる銀河スープの配信アルバム「Bed」をリリースしました。

音源は前作から10年間リリースしていませんでした。

というより出来ませんでした。

理由は先に書いたCDやデビューへの執着が強過ぎてその反動のダメージで意気消沈して、再出発への後遺症が思いの他、難しかったからだと思います。

つまり当時、かなり疲れました。
そこに全てを注ぎ込んできたから。

でも当時の僕に問いたいのは、本当は夢見ていたCDデビューの前になんのために、

なぜ音楽をやっているのか?

そもそも、どんな音楽が好きで音楽を初めたのか?

その回答を自己にアンサーし治癒し思い出す時間が必要だったからだと思います。

2021年、10年振りのアルバム「Bed」に続き今年に新曲シングル「Cicle」をリリースしました。

その時くらいに昔の音源である未発表のアルバム「Kita」の楽曲データを作業中にふと聞きました。

そしたら当時録音したバンドの音がエネルギーに満ち溢れていた。

まるで閉じ込められた獣がまだギラギラと生きているようで、恥ずかしながら滅茶苦茶良く感じた。

当時の録音してくれたバンドメンバー達の気迫や熱度があり単純に曲そのものがキャッチーで聴きやすかった。

さらに最近、昔のファンの人から今でもkitaに収録する予定の楽曲のデモを気に入っていて、
推しソングとして仕事中に聴いてくれていると嬉しいコメントを頂いたりもした。

そうなると、これはもう当時の自分達にアンサーが出来るタイミングだと思いました。

今リリースするしかないと、ようやく冬眠から目を覚ました気分でした。

そして当時録音された一つ一つの音に向き合い、
新たにミキシングをここ1年半くらいかけて集中して行いました。

作業を終えて作品が完結して気づいた事は、
これまで僕、僕達が取り組んできた大好きな音楽の周りには色んな辛いことや嫌なこともあったかも知れない。

でも音楽には罪は無く、ただ音楽は音楽として存在しているということだな。と今、俯瞰して思う事が出来ました。

そしてそれは昔も今も周りの素晴らしい仲間達に支えてもらっているから、そんな気持ちになれたのだと感じました。

お待たせ過ぎましたが、
ようやくそれをリリース(解放)します。

音楽は自由。

12/23からこのアルバム「kita」を自由に聴いて下さい。

※後日、追記
今回のリリースの報告を約10年振りに思い切って連絡したメンバーが激励の返信をくれました。
ありがとう。最高のクリスマスプレゼントでした。

銀河スープ album「kita」2023リマスター
kita (2023 Remaster) 9曲 • 43分

<収録曲>
・salt
・青恋イーゼル
・ふりこのゆき
・早朝の天使
・sayonara say say girl
・waitless
・Rain or shine
・Y&I

■2013年 銀河スープメンバー
「kita」レコーディング、ライブ参加
Gt/朝倉伸治
Bass/佐伯孝徳
Drmus/東大志
Drmus/吉田幸雄
Drmus/岡田拓
・ライブサポートメンバー
Bass/田中あや

◾️銀河スープ album kita  トレイラー

映像撮影・加藤大輝
照明/erina imai
モデル:tomoko taki(mocco/accessories designer)

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