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苦味

 苦味ってどうしてこんなに人を魅了するのか。


 週末に直売所で買ったゴーヤを炒めて食らい、考えてしまった。ゴーヤの苦味って本当に美味しい。みずみずしく、鋭く、キレが良いというか。

 苦い物は好きですか。

 苦味にも種類がある。フレッシュな植物の苦味は、爽やかささえ感じさせる。身の詰まった野菜の苦味はゴーヤやピーマンにある魅力。春の山菜の苦味、個性的で繊細。レモンの皮の苦味、強烈で目が覚める。それぞれに違った魅力。
コーヒーの世界に片足を突っ込んでいると、苦味と同時に感じる味の重要性もわかってくる。酸味が苦味を引き立て、苦味が酸味や甘みを引き締める。
ビールの世界にも様々ある。苦味が強烈なビールも、苦味がほとんどないビールもある。苦味に隠れたその先に繊細な味があると思えば、苦味はむしろ後ろに隠れているようなこともある。


 ということで味覚についての理解がもう少し欲しいなと思うようになり最近本屋さんで見けたこの本に興味があります。(買えていない…)
今積んでいる本が高さを増してきたので、もう少し、消化してからと思っている。

 以上、苦味に取り憑かれた者のひとりごとでした。

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