記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 爽快、壮大というお話。

長いタイトルですが、ミッション:インポッシブルの最新作を観てきました。

このシリーズは、たまたま第1作を映画館で観て、「かっこいい」と感動。
それ以来、公開初日に観に行くのが、私の慣例になっています。

当然今回も、昨日観に行ってきました。


いつにも増して魅力的な人たち

主役のイーサン・ハントの奇想天外っぷりは、健在です。
常に行動から始まり、刻々と変わる状況に応じて、考えを巡らせて行きます。

CMやトレイラーで有名な、バイクで崖から飛び立つシーン。
切羽詰まった状況で、

どうする?
飛ぶしかないか!

と瞬時に決断し、行動に移します。

ネジが抜けているのかと思いますが、
最良の一手を手繰り寄せているのは、
行動とそれに伴う考えなんだろうとお見ます。

いつメンも健在。
コンピュータの技術と知識なら誰にも負けないルーサー。
スパイ道具のスペシャリストで愛嬌のあるベンジー。
元MI6で高い能力を持つイルサ。

彼らがいるからこそ、イーサンが活躍できるし、いざという時に発揮される力の源になっているんですよね。
敵役からは、弱点として狙われてしまう原因にもなってしまい、その結果、苦悩することあるけど。

今回初めましてのグレース。
スリの技術が飛び抜けていて、手先が器用。
はったりをかます才覚もある。
でも秘密諜報員ではないから、荒事は苦手。

なんだかんだでアクションもこなすけれど、苦手っぽいところが出ています。
そこが見ていて、面白く、ハラハラします。

今回のラストでのグレースの覚悟と選択が、次回、どんな風にイーサンと絡んでいくのか楽しみ。

もうひとり、イーサンとグレースを狙う殺し屋のパリス。
彼女のぶっちぎれた行動に、とても惹かれました。

ローマでのカーチェイスでは、軍用車(ハマーみたいな感じの車)で駐車車両をバンバン弾き飛ばし、
並んだバイクは薙ぎ倒し踏みつけて走っていく。
軍用ブーツでアクセルを踏むシーンが、何度も映し出され、その度にイケイケと思いました。

イーサンとの格闘シーンでの、キレっぷりも最高。
目玉をギョロリとさせて、鉄パイプを振り回す姿は、鬼気迫ります。

亡くなったかと思ったけど、脈があるというラスト。
次回でまた登場してくれることを願っています。

舞台は世界各地

これも毎回といえば毎回ですが、世界各地が舞台になっています。

冒頭はベーリング海。
どこだっけ? と思いながらの潜水艦戦。

アブダビ。
砂漠の中での追跡劇。
自然の猛威、砂嵐の中での銃撃戦。
砂嵐が迫るのは、以前の作品でもあったと思うけど、何作目だったかなあ?

ローマ。
カーチェイスがメイン。
初っ端にBMWのドアを2枚ともぶっ壊す。
FIAT500でアルファロメオや軍用車から逃げ回るのは、コミカル。

ヴェニス。
昼も夜も街並みの美しさが印象できでした。
しかし街の灯りの影で行われる追跡、逃亡、格闘は悲劇でした。

ミッション:インポッシブルの全作品で聖地巡礼をしてみたいものです。

イーサンたちの優位性が消えていく

映画、特にミッション:インポッシブルでは実現しそうな少し未来が描かれています。

ベンジーが作る他人のなりすますためのマスクや小型ボイスチェンジャーは、いつの間にか当たり前の小道具です。
以前の作品では、ボイスサンプルを得るために、会話を引き延ばすようなシーンが描かれたりしました。

ルーサーは情報網を意のままに操り、監視カメラの映像を書き換えたり、センサーを誤魔化してイーサンの行動を助けていきます。

ここ数作はメイン車両がBMWで、今回は自動運転が実現しています。

そういった少し未来の技術を駆使して、イーサンたちは相手に対して優位になり、ミッションを達成してきました。

しかし、今回の敵、「それ」は違います。
情報網の中に潜み、どこにでもいるし、どこにもいない。
そして情報から未来を予測し、その予測を事実にする役目のガブリエル。

イーサンたち以上に情報を操り、窮地に追い込んでいきます。

今回は九死に一生を得て、物語の鍵をイーサンたちが確保したところでエンディング。
しかし PART TWO ではどうなるか想像もつきません。

ミッション未達成、シリーズ終焉。

なんてことになっても不思議じゃない。

trilogy にならないよね……?
そんな今日この頃。

#映画 #ネタバレ #ミッションインポッシブル

私の聖地巡礼といえば。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?