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GincoのMVV体現化。チームビルディング、はじめました。

こんにちは!『経済のめぐりを変えていく』をミッションに掲げるGincoの人事担当です!今回は先日、オフラインで開催した社員総会で実施した「チームビルディング」についてご紹介します。

Gincoではオフィスに出社することも、リモートワークすることもどちらも可能です。そのためリモートワークする社員も多く、リモートワーク中によくいわれるマイナス面、例えば、非言語的なサインや微細なニュアンスを読み取ることへの難しさを感じたり、またオフィスでの雑談や共同作業が少なくなったことにより新しいアイディアが生まれる機会が少なくなったなどを感じる人も出てきています。

今回、社員総会というオフラインで社員全員が集まる機会を活用し実施したのは「価値観カードゲーム」です。共通の価値観の発見やゲームの過程でメンバー同士が意見交換を行うことで、ただコミュニケーションを促進させるだけではなく、考え方の違いを理解し、お互いを尊重する対話の促進を狙い、このゲームを行いました。
さらに、ゲームの進行役やファシリテーターとしてリーダーシップを発揮するメンバーが出てきたり、ひいてはゲームの中で価値観に基づいたディスカッションを行うことで、問題解決能力や批判的思考力が養われたり、実際の業務の進行や課題解決にも良い影響を与えることができたと思います。

この記事はこんな方におすすめです。

  • 社内で組織づくり、カルチャー醸成をされている方

  • 社内イベントの企画をされている方

  • リモートワーク環境でのチームづくりに興味がある方


チームビルディングを実施することになったきっかけ

①この2年でメンバーが約2倍に増加!

20名台から50名台へとじわじわとですがメンバーが増えてきました。人数の増加とセールス・事業企画の強化、開発部門は国内だけではなく、インドにも拠点を立ち上げました。

2年間の従業員数推移

②チームワークに対する課題意識

2024年2月〜3月に実施した人事面談で以下の声があがりました。

  • 多様なバックグラウンドがあるメンバーに対応できていない

  • 自分のことで精一杯でメンバーサポートまでできていない

  • マネージャーばかりに負担がかかっている

  • 他のチームのことがよくわからない

一気にメンバー数が増えたことにより、コミュニケーションをより密にとり、メンバー同志の理解が必要であると考えました。

初回の目的は立場の違うメンバーに共感する「エンパシー力」を高めること

Gincoではリモートワークをする社員も多く、対面と比較してお互いを知る機会が少ないため、メンバーが増えていく環境の中ではオフラインでのチームビルディングを開催して、以下を強化していくことが重要だと考えました。

  1. 立場の違うメンバーに共感する「エンパシー力」を高める

  2. 共通の目標を目指すためのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の浸透

全員が出社すれば強化されるわけではなく、コミュニケーションの内容や質をあげることが、まずは重要だと考えます。

「シンパシー」ではなく「エンパシー」としたのは、代表の森川さんが、「お互いが異なることを認め合い、相手を批判するのではなく、協調性を持って"盲点はないか?”と建設的な議論を行うことが重要。」とFounders’ Session(Ginco社内で月1回開催している、創業メンバーからのインプットの場。こちらについても、ぜひnote記事にしていきたいと思っています。)で、「エンパシー」の重要性を伝えました。

大盛り上がりの価値観カードゲーム

もしも自分が相手の立場に立ったらと、自分を相手の価値観に投影して考えるという作業が「エンパシー」です。
その作業にピッタリだったのが、今回のワークに活用した「価値観カードゲーム」です。また、ゲーム要素が強い企画を採用した理由は、楽しく遊びながら会話することで、リラックスしながらメンバーの理解を深められるからです。座学のようなかっちりしたスタイルだと、緊張してしまったり、よく見せようとしたりするなど本来の目的に繋がらないと感じました。最後にチームで成果物を作る場合も、プレッシャーがかかったり、また時間内に終わらせるために十分にコミュニケーションできずに急いで完結したりすることも考えられるため、選択肢から外しました。

■価値観カードゲームの進め方の説明(1回20分くらい)
①カードを切り、1人5枚ずつ配る
②残ったカードは全て伏せた状態で中央に置く
③カードを引く順番を決める
④順番になったら中央にあるカードの山から1枚ずつ引く
⑤引いたカードも含めて手元にあるカードの中から自分の価値観に一番遠いカードを1枚捨てる
捨てる際に「なぜ捨てるのか」、また他の参加者はその価値観についてどう思うかなどを話す
⑥次の人に進み、中央のカードの山がなくなるまで4〜5を繰り返す
⑦最後に残った5枚のカードを使い、自分の価値観を参加者に説明する
また5枚の中で一番大切な価値観などを選び、理由や背景などを伝える

ゲームの模様

捨てるカード選びに真剣に取り組む様子
笑顔が絶えず笑いが起こるチーム
引いたカードに悩む様子
みんなで楽しく取り組むチーム

参加してやってみた感想を聞いてみました

広報PRを担うAさんの感想

広報PRを担うAさんのカード

仕事に向き合う基本的な姿勢(奉仕・勤勉・謙虚)や、仕事における根源的なモチベーション(快楽)、そして信教上のスタンス(神仏の意思)など、「これは捨てられないな」というものだけが手元に残っていく感覚が心地よく、最終的にとてもしっくり来るものになりました。「え、それ捨てるの!?」というツッコミの応酬も楽しかったです。

エンジニアのBさんの感想

エンジニアのBさんのカード

「決まりごとに従わない」と「正義」を選んだのは、良い意味で空気を読まない姿勢や、常識を疑うことを大切にしているからです。
また、バリューカードを通じて、普段一緒に働いているメンバーの個性を再発見できたのも、とても良かったです。
さらに、残ったカードの写真の撮り方にもその人の性格が表れていて、思わずくすっとしました。例えば、カードの並べ方が独特だったり、枚数が少なかったり、何かの上にカードを置いている人(私含め)もいて、面白かったです。

営業のCさんの感想

営業のCさんのカード

カードを入れ替えていく中で、徐々に自分らしいカードが残っていく過程が楽しく新鮮でした。
また、普段業務で関わる皆さんが仕事で何を大切にしているのかを改めて知る良い機会となった気がします。

マーケのDさんの感想

マーケのDさんのカード

選んだカード、捨てるカードを基軸に、大切にされている価値観に紐づく経験談を聞け、チームの皆さんへの理解が深まる場になったと感じました。
自分自身についても振り返る良い機会になったと思います。

まとめ

過去に「価値観カードゲーム」をしたことのあるメンバーもいたようですが、ランダムな要素があるため手元に残るカードはその都度変わります。そのため何度行っても興味深い結果になるようです。
またカードを捨てる時、その価値観にまつわるエピソードを思い出しながらトークをしていくため、自己理解が深まるきっかけにもなったという声も聞こえてきました。

年齢や国籍、性別などという眼に見える違いだけではなく、今Gincoに集まっているメンバーには、様々な経験からくるバックグラウンドがあります。限られた時間の中で、自分の考えをどう発信し、メンバーの意見をどう受け止め、そこからチームとしてどう実践していくと良いかを考える機会に繋がったのではないかと思います。メンバーの日々の業務にも良い影響を与えてくれるものだと感じました。

引き続き私たちは、ミッション『経済のめぐりを変えていく』の元、社員一丸となってWeb3業界からより良い未来を創り上げていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。この記事を読んだ方に、少しでも当社の雰囲気が伝わりましたら幸いです。

Gincoが少しでも気になった方は、ぜひ、どんな職種で募集しているのかご覧ください。ご興味があればカジュアル面談でお話しましょう。お気軽にご応募ください👇お待ちしています!