《不定期活動報告⑩》第7回・銀竹定例句会を開催しました!
銀竹編集長のゆんゆです。
だいぶ時間が経っておりますが、今回は12月15日に開催された第8回銀竹定例句会の報告となります。それではさっそく参りましょう。
「心音の深さ」とは「心」の臓までの肉の厚みである。やはり動物の季語が生きるだろう。「冬の鹿」の「心音のふかさをおもふ」もよし、「冬の鹿」が私の「心音の深さをおもふ」と読むのもよし。
いわゆるサブカルというものたちは逞しいほどに西洋の偉人や神々を擬人化させてきた。「戦場」に「をとめ」がいることを受け入れられるのも、彼女を見て「御御足が寒さう」という感想に納得できるのも、そういった下地があることが大きい。俳句以外の文化が俳句の読みに影響してくることは否定できない。
「ゆきだるま」が「回復」アイテムであることの妙な納得。「アンダーテール」というゲームにまさしく「ゆきだるまのかけら」が回復アイテムとして登場するが、それだけではなくアンパンマンの顔も回復アイテムと捉えられよう。親しみのある球体は「回復」をさせてくれるという謎の信頼がある。
文責:日比谷虚俊
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