宇凪うな

詩を書いたり、絵を描いたり、何かを作ることが大好きです。 誰かの心に響くものを作れるよ…

宇凪うな

詩を書いたり、絵を描いたり、何かを作ることが大好きです。 誰かの心に響くものを作れるよう頑張ります。 よろしくお願いします!

記事一覧

お菓子の時間

チョコレート、マシュマロ、ビスケット たくさんのお菓子と共に 話下手な僕ら一生懸命に 話し合おう 弱い心は甘さで溶かす 涙の味を上書きしていく 生きることが下手なふ…

宇凪うな
12時間前
1

寂しさ【詩】

飛び立てば見えなくなってしまうので 翼を折りたいと思うのだけど 君には足があるので どこまでも遠い国まで行けるだろう

宇凪うな
1日前
3

あなた【詩】

木々や花々が装いを変えるけど 私を絶えず追いかける影の背が伸びるけど 私は今を生きると同時に過去の存在でもある 私とあなたは遥かな直線上で重なっている

宇凪うな
2日前
1

思い出【詩】

忘れられると人は言う ひととせ過ぎ それでも心に残るのは 鮮やかな思い出 うつむく足元 根がはって、もう動けないと思うのに 私は木になれなかった 変わっていないはず…

宇凪うな
3日前
2

嵐【詩】

窓枠は額縁へ 私と外を厳しく分け 嵐のさなかでも どこかへ連れ出してくれないか

宇凪うな
4日前
3

得意【詩】

君の得意なことをしよう 手を叩けば僕は君のもの 側から見たら少しおかしいかも 人には言えない特異なことをしよう

宇凪うな
5日前
1

未来【詩】

立ち止まっていた、ずっと だから、未来の話をしなかった ってわかったから 次はきっと大丈夫 大切だって、大事だって 言われたい言葉を言おう 繋がらない電話の先へ 「…

宇凪うな
6日前
2

幸せを【詩】

僕を泳がせるその腕を 時々憎らしく思うよ 知らないままでいられたのに 知らない前に戻れない 君をもっと幸せに 僕と会うごとに幸せに 日々を諦めたふりして信じてた

宇凪うな
7日前
4

水【詩】

手のひらに注がれた水のよう 残るのは小さな水たまり これが努力した分の結果です 悲しくなんてならないで 足元にこぼれた水を糧に 小さな芽が出てくる あなたがふと気…

宇凪うな
8日前
1

軌道【詩】

小さな眠りを妨げないように 慎重に頬に触れてみる 君はここにいるんだよね 私には君がいて 君には私がいる きっともう現れないような不思議な縁 時々はみ出すけど、2つ…

宇凪うな
9日前
1

憎む【詩】

あなたは何もしらないまま 遠い国へ行く 私の気持ちは整理されない 複雑に絡む線 言葉にするのなら、きっと あなたを憎んでいる 憎んでいる、永遠に その感情で繋がって…

宇凪うな
10日前
2

金烏玉兎

誰もいない部屋はいつも 僕の楽しみを奪っていく 約束くらい果たしたらどうだ にんじんしか食べられなくなったりして 僕はどこにでもいるうさぎ 君もよくいるただのうさぎ…

宇凪うな
11日前
2

わがまま【詩】

大事に思う君は僕のものであるのだから 好きにしたってかまわないでしょ 僕は僕で君のためのものだから 何をされようとかまわないんだ

宇凪うな
12日前
3

夢【詩】

夢をみる 静かにそこへ沈んでいく 自分の意思に反した世界 その世界は私を責めている 後悔しているいくつものことが 私の前に現れる きっとうまくいくまで繰り返す

宇凪うな
13日前
3

味方【詩】

頑張る姿はかっこいい だけど、時々不安になるよ 大きく上下する心の波に 流されてしまいそう 沈んでいくそのときに 強く手を引いてあげるから 君は一人で戦っているん…

宇凪うな
2週間前
2

指輪【詩】

貝の指輪 君はいつでも僕のこと 都合が良いと思っている 私は私で手一杯なのって 寄する波を眺めている間 穏やかに前途夢見た けれど 帰らない舟にひらりと 君は乗った

宇凪うな
2週間前
3
お菓子の時間

お菓子の時間

チョコレート、マシュマロ、ビスケット
たくさんのお菓子と共に
話下手な僕ら一生懸命に
話し合おう

弱い心は甘さで溶かす
涙の味を上書きしていく
生きることが下手なふたり
でも、めげないの

寂しさ【詩】

寂しさ【詩】

飛び立てば見えなくなってしまうので

翼を折りたいと思うのだけど

君には足があるので

どこまでも遠い国まで行けるだろう

あなた【詩】

あなた【詩】

木々や花々が装いを変えるけど

私を絶えず追いかける影の背が伸びるけど

私は今を生きると同時に過去の存在でもある

私とあなたは遥かな直線上で重なっている

思い出【詩】

思い出【詩】

忘れられると人は言う

ひととせ過ぎ
それでも心に残るのは
鮮やかな思い出

うつむく足元
根がはって、もう動けないと思うのに
私は木になれなかった

変わっていないはずなのに
静かに変わっていく

いつかは褪せる思い出と共に

嵐【詩】

嵐【詩】

窓枠は額縁へ

私と外を厳しく分け

嵐のさなかでも

どこかへ連れ出してくれないか

得意【詩】

得意【詩】

君の得意なことをしよう

手を叩けば僕は君のもの

側から見たら少しおかしいかも

人には言えない特異なことをしよう

未来【詩】

未来【詩】

立ち止まっていた、ずっと
だから、未来の話をしなかった

ってわかったから
次はきっと大丈夫

大切だって、大事だって
言われたい言葉を言おう

繋がらない電話の先へ
「ごめんね」が届けばいいな

幸せを【詩】

幸せを【詩】

僕を泳がせるその腕を
時々憎らしく思うよ
知らないままでいられたのに
知らない前に戻れない

君をもっと幸せに
僕と会うごとに幸せに

日々を諦めたふりして信じてた

水【詩】

水【詩】

手のひらに注がれた水のよう
残るのは小さな水たまり
これが努力した分の結果です

悲しくなんてならないで

足元にこぼれた水を糧に
小さな芽が出てくる

あなたがふと気づいたときに
それは凛と花を咲かせる

軌道【詩】

軌道【詩】

小さな眠りを妨げないように
慎重に頬に触れてみる

君はここにいるんだよね

私には君がいて
君には私がいる

きっともう現れないような不思議な縁
時々はみ出すけど、2つの線はそっくりな軌道を描く

憎む【詩】

憎む【詩】

あなたは何もしらないまま
遠い国へ行く

私の気持ちは整理されない
複雑に絡む線

言葉にするのなら、きっと
あなたを憎んでいる

憎んでいる、永遠に
その感情で繋がっている

金烏玉兎

金烏玉兎

誰もいない部屋はいつも
僕の楽しみを奪っていく
約束くらい果たしたらどうだ
にんじんしか食べられなくなったりして

僕はどこにでもいるうさぎ
君もよくいるただのうさぎ
近頃視界に入ってくる
小さなもふもふ、かわいいな

憧れるように憎むように
まん丸白い月を見る
跳ね回る子うさぎ達
僕のものにはならないの

僕の気持ちはどうなるの
月日をついばむ無垢な鳥
あとちょっとも時間がないなら
最後に僕も跳

もっとみる
わがまま【詩】

わがまま【詩】

大事に思う君は僕のものであるのだから
好きにしたってかまわないでしょ

僕は僕で君のためのものだから
何をされようとかまわないんだ

夢【詩】

夢【詩】

夢をみる
静かにそこへ沈んでいく

自分の意思に反した世界
その世界は私を責めている

後悔しているいくつものことが
私の前に現れる

きっとうまくいくまで繰り返す

味方【詩】

味方【詩】

頑張る姿はかっこいい
だけど、時々不安になるよ

大きく上下する心の波に
流されてしまいそう

沈んでいくそのときに
強く手を引いてあげるから

君は一人で戦っているんじゃない
君の味方を忘れないで

指輪【詩】

指輪【詩】

貝の指輪
君はいつでも僕のこと
都合が良いと思っている
私は私で手一杯なのって

寄する波を眺めている間
穏やかに前途夢見た

けれど
帰らない舟にひらりと
君は乗った