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geek
2021年2月16日 21:37
富士山のことを考えていたら夏の思い出のひきだしが開いたのであった。＊ ＊ ＊悪い先輩とのツーリングはだいたいとんでもないことになる。悪い先輩から「金曜を定時であがり、神奈川から大垣まで走って一泊、その後めぼしい場所を走り倒す。よろしく(^-^)」という、思いつきとしか解釈できないメールが来た。しかし頭のねじがちょっとゆるい私は「へいへい。行きますか。」と返事をするのだ。金曜
2021年2月6日 04:47
あとから振り返ると方々を走り回ったのには理由がある。そういう後付けの理由だって、立派に話として成り立つ。ひとという生き物は、そうやって自分にとって都合のいい物語を仕立てて過去を正当化するのである。わたしが走ってきたのはなぜか。自分が今生きている場所がいいところだと確かめたかったのだ。美しいものに触れて、ただああ、そうだな、美しいな、と思いたい。季節が過ぎる少しの変化
2021年2月2日 00:08
タイトル画像の場所はたぶんここ。といって地図を貼ったけれど見えないのかもしれぬ。何をやっておるのだ。地図のリンクはこちらひとりになりたいとき、よくここまで来ていた。富士に悩みごとをきいてもらって、そうやっているうちに富士は雲に隠れてしまう。雲が晴れても富士はだまったままだった。富士は周りの都合になんか関係なく黙ってそこに在り続けて、そうして美しい姿のままであった。取りまく周りが
