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先週のコンプラ・ポリコレ事案

先日あったコンプラ・ポリコレ案件についてシェアします。

僕はお人好しすぎるのか、「友人だとや賢い人がそんな無神経で思い遣りのない発言をするはずがない」とか「普通に考えてそんな愚かな行動をとるはずがない」と思ってしまって、無神経で失礼なことを言われた時に咄嗟に反応できなかったりヘラヘラと流してしまって、後になって遅効性の怒りと悔しさを感じてしまうことがよくあります。

先日も職場の友人から「気にすると思って言わなかったんだけど、guiguiさんって話すのが遅すぎてイライラすることがよくある。それじゃ仕事でもこの人大丈夫かなって思われたりすることあると思う」とか「guiguiさんって女性性が強いよね、女友達ってすぐ傷つくから女の子みたいに傷つかないように気を遣って話してる、私は男友達だったらもっと荒っぽく扱ってる」という意味のことを言われて前述の状態になってしまいました。ちなみにその友人は私をゲイだと知っています。

前半については、コンプラもポリコレも関係なく、僕は元々話し方や声にコンプレックスがあったので(「もっと男性的な通る声で理路整然と堂々と話したい」など)、割とその言葉の直撃を喰らって半日ほど落ち込んでしまいました。しかしながら、思い返せば僕がゆっくり話すのは、特に仕事では、相手に伝わるように自分の中で整理して言葉を選んで話しているからだし、それゆえに「話しやすい、相談しやすい」と言ってくれる人もいることを思い出しました。もちろんせっかちな人にイライラされることもあるので期待に添えるように努力はするけど、「知らんがな、それぐらい落ち着いて聞けや」とも思ったし、そう考えることにしました。

後半の発言に関しては、完全にポリコレ、コンプラ的におしまいです。まあ、僕はもう年齢も年齢なので自分が「男らしくない」ことについて決着はついていて何も思わないし、それについて他人に何か言われる筋合いはないのですが、それを聞いたら傷つく人たちも大勢いるわけで。あと、以前にもうつで休職明けの自分に対して「うつとかになる人ってなんで原因を解決しようとしないのか全然わかんない、人として弱い」というようなことを言っていて仰天しました。(それを僕に言う?そんな人いる?2020年の東京に?)

友人は日頃から「自分は同性の友人がなかなかできないし、できても長続きしない」と言っていたのですが、その理由が単に「他人の事情を想像する力が欠けていて、常に他人をジャッジして思いやりを持って寄り添えない、本人は正直で裏表がないと思っているだけで無神経で失礼だから」だということ、そしてその人が自分の友人に相応しくないことに気がつくことができました。(今後は距離を置いて仕事以外ではフェードアウトする方向へ…)

以上、They don't deserve me, I deserve even better案件でした。


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