UDATSU BITO 〜第3回@美濃市〜
今年度受講しているUDATSU BITOですが、第3回目の現地視察に行ってきました。
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ここ数ヶ月はオンラインを中心に提供価値や仮説検証を行なっていました。そこで、今回は「地域資源の満喫とアイデア創出」から一歩進み、「地域調査と事業の具体化」を狙いとした視察でした。
満喫フェーズ延長戦
午後からはみんなで集まって稲刈り体験から始まりました。
先週に引き続きの稲刈りです。
地域調査と事業化に向けた議論
残り時間と2日目は、チームごとに事業化に向けた準備段階として事業構造の具体化と地域調査を行いました。
私たちのチームでは「場」に関心がある方が多かったので、「中心市街地の空き家や空き地を活用することによる、地域内外の交流や寄り合い」を中心に構想を考えてきます。
美濃には農家もたくさんいて、美味しいものがたくさんあります。
食が大きなコンテンツとなるのではないかという仮説のもとヒアリングに行きました。
ヒアリングは地域おこし協力隊として今年赴任した外山さんと、美濃市道の駅 駅長の 三輪さんにお話を伺いました。とても熱量がある方々で、あっという間の3時間でした。
そして2日目の朝が始まりました。
本来ならリサーチに出るべきところですが、ここまでの整理をした方が良いということになり、WASITA MINOのシェアオフィスでのディスカッション中心に1日過ごしました。
・前日のヒアリングの振り返り
・ポジショニングマップの作成
・事業内容の深掘り
・ペルソナの再設定
・仮説検証の内容更新
・今後の進め方の確認
などなど考えつつも、考えられていないことが大量にあるなと感じました。
「今週は頭使うね〜💦」と言い合いながら2日間が終わりました。
悩み苦しみ前進する
今回は3ヶ月ぶりの美濃市。参加者の方々と会うのは2回目ですし、これまでのオンラインの打ち合わせでも度々議論していたこともあり、グッと縮まって深い議論ができました。オンライン上での打ち合わせが続いていたのですが、直接会って話をすることで、費やした時間以上にお互いの事業案の具体化が進んだ気がします。
また、現地に行くこと・現地で会って話をすること、この両方の大切さを改めて感じました。地域ビジネスを考える上では現地の空気感など表面化しにくいものを捉えること・捉えるためのスキルも必要だと思うので、美濃に限らずともそういった機会は大切にしたいなと。
地域での新規事業モデルや既存業務のイメージが仮にできたとしても、人が動かすからこその問題点がある上で、問題意識を持ちにくい側面があることも感じました。その意味でも仕事の観察や体験など、地域の中だからこその観察する目や方法論も吸収していきたいなと。
そして今は事業を考えることの難しさにぶつかっています。やりたいことがふわふわしているからこそ、何か軸を決めて進めていかなければいけない。そんなもどかしさもあります。
しかし、大谷さんと橋本さんをはじめ、心強いサポーターの方々に背中を押してもらいながらやるべきこととやりたいことがやっと具体的になってきた気がします。もちろん今やるべきことも。
1人で悩んで気づかないことが、みんなで悩んで気づく。だから楽しい。数日経ち頭を整理していたら、そんな気分になりました。
UDATSU BITOの期間中にも、仕事における課題や仕事以外でのやりたいことが具体的になってきました。悩み苦しむ日々ですが、少しずつ前進している気がします、、、!
とても密度の濃い2日間でした。次直接会うときには乾杯の盃を交わせるように頑張ります!