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2月も終わり

梅花の候、早いもので2月も終わりですね

2月生まれの子供心に月の花が『梅』なのは
”梅干しばばあ”のインパクトが強かったり
明子という名も地味だし
(もれなく”子”がついていたS世代)
あまり自分を肯定的に受け入れてなかった子でした

でも、大人になるにつれ
この寒さも極まる2月の早々に開花し
春を告げる逞しさには、毎年、希望を感じたし
ほのかな香りには癒されてきた
そして、よく見ると小花にびっしり
つけまつげのようなおしべが可愛らしい
初夏の実りは梅干しや梅シロップと豊かさをもたらす
梅、いいではないか!

名も明っかるい子かと思っていたら
”明治から数えて100年”と世間が盛り上がっていたので
その明を取ったのだとか(でも、”めいこ”じゃない)

ちなみに、第一子の時は姓名判断を調べ、字画も吟味
2人目からは余裕がなくなったのか
3人目は万博の年生まれだから...とか
流行り?からサクッと一字もらうことにしたようだ


何はともあれ、キラキラネームがない時代でも...
ひみつのアッコちゃんという響きもあったけど
ソウルフルな歌声の大御所のインパクトに引っ張られたか

そんな印象を抱いていても大人になるってこういうことか?
明には、日と月が入っている中庸の名前だと気付いたり
『明るい道を歩む』と言われると
てへっ、そっかなぁ~とくすぐったく感じながらも
いつの間にか自分の名前が好きになっていた

2月上旬には咲き誇っていた庭の梅を思い出し
季節は巡るし、人の心も変わるとしんみり
人間万事塞翁が馬

明るい方へ...

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