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「ながら執筆」というスタイル

 何事も、集中すればする程はかどり、効率があがる。
 これは多くの人、多くのことに対して言えることだと思うが、私にとって、ある一つの事だけは、集中すればする程、かえって進まなくなる。

 それはーー

ブログのネタ構想

なのだ。

 働きながらブログ運営をしている私は、普段、中々ブログの為だけのまとまった時間が取れない。
 ただありがたいことに、仕事や勉強、家事しながらも、記事のネタはどんどん思い浮かぶ。
 「今執筆出来たらなぁ!」とよく考えながら作業したものだ。
 そして、いつも「早く終わらせて、落ち着いたら思いっきり書こう」と、ブログ執筆を楽しみにしていた。

 しかし不思議なことに、いざ手が空いてブログを開くと、


なぜか何も思い浮かばなくなる。

 

 ガッツリ集中しようとすればする程、上手くいかない。
 あんなにアイデアがポンポン出ていたのに、いざ執筆を始めると、頭が働かないのだ。

 あまりまとまっていなくても、そこそこ考えがチラホラ出ている時は、比較的書ける。
 手当たり次第思ったことを箇条書きにすれば、そこから文章が生まれるからだ。
 けど、その前の段階ーーネタの構想時は、脳内がほぼ真っ白だ。
 そんなヒントのかけらもない状態だから、考えても考えても何も出てくることはない。
 執筆時にフリーズしてしまうのも、無理はない。

 「別のことをしながらの時の方が、アイデアが出るのか……」

 ということで、思い切って


「ながら執筆」


というスタイルを取り入れてみた。

 例えば散歩しながら執筆。
 お気に入りのガジェットーーポメラ(ポケット・メモ・ライター)を持って、とにかく公園をぶらぶらするのだ。

 景色を眺め、人間観察をし、ふと何かひらめいたのならば、ベンチに座ってささっとポメラに書き込む。
 書いていくうちにまた進まなくなってしまったら、散歩再開。
 そうやって歩いては書き、書いては歩く。
 徐々にまとまってきたら、近くのカフェに駆け込み、最後まで一気に仕上げる。
 ネタ構想に詰んだ時に、結構使える方法だ。

 

 電車の移動時間でも、「ながら執筆」が出来る。
 窓の外の流れゆく景色をぼんやり見つめ、思いついたことがあれば書く、といった具合だ。

 

 どちらにしろ、半分無心状態にしておくことが大事。
 面白いことに、こういった状態の時の方が、脳が活発になる。


 後は、普段からメモを怠らないようすること。
 仕事の合間や、家事の途中でも、ひらめいたら簡単に記録を残すのだ。
 そして、まとまった時間にそのメモに基づいて肉付けをしていく。
 時間をおいてしまったネタは後々冷めてしまうことが多いが、それでも忘れるよりはマシだろう。


 一見風変わりなやり方だが、それが私のネタ構想スタイルなのだ。
 皆さんは、どのような方法を使っているのだろう?

(はてなブログ同時掲載:https://www.gifteddecoboko.com/entry/2019/05/16/080000

(画像素材元:https://ja.pngtree.com/)

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