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やっぱり繰り返す

夏休みは良い感じで進んでいたはずなのに、やっぱり長男との揉め事が発生してしまった。発端は塾でのとある出来事であった。先生の発言にちょっとさすがにと思って父親が塾に連絡し、さらにもうここの塾を辞めようかという話にまでなった。

長男には転塾も勧めてみたのだが、授業は今の塾で受けたいのだという事で親は容認することになっている。

そしてこの長男の意向を尊重して退塾は思いとどまろうと家庭内で継続を働きかけたのは私だった。

それでなぜ親子間で揉めているかというと、長男は塾で理不尽なことがあると親に報告するのだが、それで親が憤慨すると、今度は親の先入観が強いと言い出す。先生もいつもいつも問題がある訳ではないんだと言うのが理由らしい。

挙句の果てには、「助けようとしてやってるかもしれないけど、それが俺にとって悪影響になってることもあるんだよ」「俺が板挟みになって困るんだよ」と抜かすのだ。

ではこちらも何もしないから、泣き言も言わないでくれ、先生がやいのやいの言わないように100%先生の言う通りやってくれと言うと、それは不可能だと言う。でも先生の求めていることは合格に必要なことであり、過剰であろうと何であろうと課すこと自体を悪いこととは言えないのだと持論を展開する。

辛い、大変だと言うくせに、どうしてほしいのだ?無視すればまた親が悪いと言うのだろう。それかそんな憶測でものを言うなか?

このような関係になっては、また親子関係が修復し、そして修復した時は長男の甘えが強烈に炸裂する。夏休みになって塾のストレスがかつてなく上がっていて、その反動と思うが幼児帰りしてしまった。それを私は受け止めつつも、あまりにしつこく何回も来るからと待ったをかけると、自分のことは嫌いなのかと言って来る。えっ、こんなにやってるじゃん?と言いたくなる。

喧嘩になった時、「お母さんって読解力ないね」と言ってきたことがあった。すかさず自分の説明が下手糞だからだと認識せよと迫った。「お母さんが誤解した」は「僕が誤解させたかもしれないけど」に変えてくれない?と言うと、「いや、そういう話をしてるんじゃなくて」と来る。「いや、そういう話をしてるんだよ。」である。

でも時々本当に子育てが嫌になることがある。何回もそんな気持ちになる中で、子育て相談先にオンラインや電話で相談したこともあった。最初に「大変でしたね。よくここまで頑張ってこられましたね。」と言ってもらった時はようやく理解してもらえたと思った。しかし今はこれが常套句にしか聞こえない。重症である。そこ飛ばしてもらってソリューションを!と思ってしまう。

親の人格も変わってしまった気がしている。もとからこうだったのだろうか。

長男は言う。「みんな問題があるよ。でもそれも含めてその人の価値観だから尊重するしかないよね。俺は相手を変えようとは思わないよ。だから俺のことも変わらないと思ってほしい。」よって、長男は泣き言も言えば不平不満も言うが、相手がよほどの悪意を持って侵害してこない限り、その状態で良いと思っているように見える。

しかしそうこうする内に、家庭と塾との間で信頼関係が無くなってしまった。先生は長男が登塾継続を希望したことを、100%正しい判断、この塾でしか絶対に長男は成長出来ないのだからと述べた。

そんな訳ないでしょうという事を熱を込めて言ってくる。

もうよくわからない。